熊本県菊池地域の約20戸の酪農家から
届けられる生乳でつくられます。
母牛の飼料はすべてnon-GMO。さらに主飼料のトウモロコシはポストハーベストフリー(収穫後の農薬不使用)です。一般的な飼料はGMO(遺伝子組み換え)の可能性があります。
これまで考えられなかった新しい作物が、知らないうちに私たちの食卓や家畜の飼料として登場しています。
外見はこれまでと何ら変わりませんが、元々は持っていない遺伝子を組み入れる事によって、本来なかった特質を持つようになった作物が作り出されています。それが遺伝子組み換え作物(GMO)で、大豆やとうもろこしが飼料用として輸入されています。遺伝子組み換えは、ここ20年ほどで急速に開発された技術です。安全性への疑問、環境生態系への影響が心配されています。
グリーンコープの牛乳は、「繁殖・搾乳」期の段階で、遺伝子組み換え飼料を与えない母牛から生産された生乳のみを原料としています。
一般に流通が認められているGMOは、ナタネ、綿実、とうもろこし、ばれいしょ、大豆、アルファルファ、てん菜、パパイヤの8つです。牛の飼料として、よく使われるものに、とうもろこし、大豆、綿実、コーングルテンがあります。グリーンコープでは、とうもろこしと大豆は遺伝子組み換えでないものを分別して使用し、分別が困難なコーングルデンは使用せずに、かわりにnon-GMOの加熱大豆やきな粉を加えて飼料にしています。
穀物 | non-GMOのとうもろこし、マイロ、大麦、小麦粉、non-GMOのきな粉、non-GMOの加熱大豆 |
油粕類 | non-GMOの大豆粕、non-GMOのなたね油粕 |
糟糠類 | ふすま |
その他 | 糖蜜、ビートパルプ、ヘイキューブ、ビタミン類、ミネラル類 |