家族の健康と未来を守っていきたいと願う母親の想いから出発し、
平和な社会と安心・安全な環境づくりのために知恵を寄せ合い、
商品の一つひとつを、そしてさまざまな運動を創りだしています。
グリーンコープが最も大切にしていることは「組合員主権」です。
この「組合員主権」を守るために、様々な仕組みと実践をすすめています。
組合員とは「ひとりの母親」「ひとりの女性」「ひとりの人間」と考えています。
その感性のままに、大切にして、様々な課題を自分たちに引き寄せ、知恵を出し合い、取り組んでいます。
「地域組合員総会」を開催し、地域組合員の選挙によって「総代」を選出しています。
組合員数が多くなる(300人を超える)と全ての組合員が集まる「総会」は開催することが困難になるので、
組合員は「総代」を選挙で選出し、「総代」が集まって「総代会」を開催し、
「総代会」が最高議決機関とすることができるようになっています。
それぞれに生かし生かされ、支え合って共に生きる「四つの共生」。
この理念がいつもグリーンコープのバックグラウンドにあります。
人間は自然の一部として存在します。自然の中で生かされ、自然と共存しながら生きる道を模索します。
一人ひとりが尊重され、生き生きと関係し合う、人間同士の連帯・共生をめざしています。
女だから、男だからと区別されずに、互いに尊重され、共に支え合う社会をめざします。
「南」(途上国)の人々と連帯することで真の豊かさを知り、民衆交易によって「南と北」が共に支え合う関係をつくります。
グリーンコープは組合員が主人公。
利用するだけでなく、出資・運営して、組合員自らの手で願いをカタチにしています。
組合員の出資金により事業が成り立ちます。
一人ひとりが自ら出資して組合員になります。商品の配送やお店の運営や商品開発も、出資金があるから実現します。
組合員皆で利用するから、安心・安全な食べものが食べられます。
皆で利用することで生産者・メーカーもつくり続けることができ、新たな商品を生み出すことにもつながります。
運営のすべても組合員の手で行っています。
組合員の思いで生協を運営するために、組合員総会・組合員のつどいなどに参加して意見を出し合います。
加入した組合員の生活を守り、組合員の願いを実現していくために支えあい、共同していく組織です。
グリーンコープは1988年に設立しました。そしてこれまでの20年の歩みを踏まえた上で未来においても生き生きと存在できる生協となるために、2007年9月に「グリーンコープ共同体」として新たにスタートしました。グリーンコープ共同体は西日本を中心に16の生協で構成されています。その各生協が相互に関係しながら、それぞれの地域を大切にして、グリーンコープとしての一つに連帯していくことをめざしています。
代表理事:日高 容子
住 所:〒812-8561
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号 博多大博通ビルディング3階
TEL:092-481-4800/FAX:092-481-7611
2022年度動態
・供給高計:635.4億円(共同購入:596.1億円/店舗:39.3億円)
・組合員数:432,767世帯
・出資金総額:290.7億円