「不戦決議」は1995年グリーンコープ連合第三期通常総会で、「グリーンコープの平和論」として採択されました。戦後50年という節目の年に、日本がかつて戦争を発動したという事実を踏まえて、初代グリーンコープ連合会長・故武田桂二郎が書き残したものがグリーンコープの平和論として確認され、まとめられました。
最後に私たちは、戦争と暴力を日常的に無化していくために、私たち自身の中にある「人としての自己表現、特にその自己中心性(これが何時でも支配、圧政、侵略、特に正義に化ける)」ーその意味で戦争と暴力の本質的な原因ーと日常的に、根気よく格闘していかなくてはならないことを、私たちの判断として理解しておきたいと思います。何故なら、こうした判断と格闘が多重で頑丈で信頼に値する分だけ、戦争と暴力の可能性は確実に私たちから遠ざかるはずだからです。
不戦はグリーンコープの原点です。
毎年8月8日・9日の真夏の厳しい暑さの中、銀輪隊・自転車隊・応援隊・スタッフが福岡県柳川市から長崎の原爆爆心地(松山公園)までの125kmを「平和」と「生命」の大切さを胸に自転車で走ります。
1.過去の日本の侵略の歴史を正しく知る機会とする。
2.「日本軍『慰安婦』歴史館」・「ナヌムの家」を訪問し、慰安婦問題を通して「平和」について考える。
3.ハンサリム連合とドゥレ生協連合会との交流を通して、アジアの中の「日本―韓国」の現在を共有する。
4.未来に向かって、連帯を確認する。
以上の4点を目的として毎年7月に実施しています。
毎年グリーンコープの「平和」について学ぶ「平和学習会」を行っています。
※下記の項目をクリックすると内容をご覧いただけます。