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グリーンコープの平和活動

 

平和と不戦は、「生命(いのち)」を何より大切に考えるグリーンコープの原点です。
平和の尊さを実感し次の世代に引き継いでいくため、さまざまな活動に取り組んでいます。

「不戦決議」はグリーンコープの平和論

「不戦決議」は1995年グリーンコープ連合第三期通常総会で、「グリーンコープの平和論」として採択されました。戦後50年という節目の年に、日本がかつて戦争を発動したという事実を踏まえて、初代グリーンコープ連合会長・故武田桂二郎が書き残したものがグリーンコープの平和論として確認され、まとめられました。

不戦決議

不戦はグリーンコープの原点です。

  1. 戦争は最大の暴力である。兵器と軍隊は最大の暴力装置である。私たちはこれを否定する。
  2. 私たちは、平和と生命そのものには価値がない、平和と生命を賭して何を守るかに価値がある、という考えに、平和と生命そのものに価値がある、だから私たちは平和と生命を賭してでも平和と生命を守ろうとするだろう、しかし、むしろそれ以上に、私たちが平和と生命を賭してでも平和と生命を守らなければならない状況そのものを否定する、守る行為さえ肯定しない、という考えを対置する。
  3. 私たちは、平和は部分的に腐る、という現実には耐える。
  4. 私たちは、法が暴力から人間を守る、しかし次の次元では法そのものが人間に対する暴力に転化する、悪循環である、という現実は見すえる。
  5. 私たちは暴力の根源を人間の本性に還元しない。
  6. 私たちは、暴力の根源は、完全な情報公開、徹底的な話し合い、機敏で責任ある対応、この三つの構造的な欠落にあると考える。
  7. 私たちは今、平和と生命は生協運動にこそ不可欠であると思う。生協運動の自立性も地域性も戦争という最大の国家性と職業性に消される。

最後に私たちは、戦争と暴力を日常的に無化していくために、私たち自身の中にある「人としての自己表現、特にその自己中心性(これが何時でも支配、圧政、侵略、特に正義に化ける)」ーその意味で戦争と暴力の本質的な原因ーと日常的に、根気よく格闘していかなくてはならないことを、私たちの判断として理解しておきたいと思います。何故なら、こうした判断と格闘が多重で頑丈で信頼に値する分だけ、戦争と暴力の可能性は確実に私たちから遠ざかるはずだからです。

不戦はグリーンコープの原点です。

 

共生・平和長崎自転車隊

毎年8月8日・9日の真夏の厳しい暑さの中、銀輪隊・自転車隊・応援隊・スタッフが福岡県柳川市から長崎県長崎市の爆心地公園まで「平和」と「生命」の大切さを胸に自転車で走ります。

 

ピョンファ・エ・ダリ(平和の橋)韓国への旅

グリーンコープは、平和の取り組みの一環として、日韓の過去を認識し未来へ向けて市民が連帯することを目的に、組合員が韓国を訪問しています。

2024年度 第24回ピョンファ・エ・ダリ(平和の橋)韓国への旅(活動報告)

平和学習会

毎年グリーンコープの「平和」について学ぶ「平和学習会」を行っています。

2023年度 平和学習会(活動報告)

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