グリーンコープの放射能検査の取り組み

2011年3月11日の東日本大震災での東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能漏れをうけて、グリーンコープでは、供給する取り扱い商品の放射能汚染について、自主検査を行い、その情報を公開しています。2011年10月からグリーンコープ内に「放射能測定室」を設置し、放射能測定の体制を強化しています。この公開情報は、グリーンコープの組合員に安心して利用いただくためのものです。

検査体制について

2011年10月からグリーンコープの「放射能測定室」で検査をスタートしました。 検査機器は、2011年10月にキャンベラジャパン(株)社製のシンチレーション放射能測定器を導入し検査を開始しました。 その後、2012年2月に検査レベル、検査時間に優れるキャンベラジャパン(株)社製ゲルマニウム半導体検出器を導入し検査を行ってきています。 現在は、ゲルマニウム半導体検出器のみで検査を行っています。測定可能な核種は放射性ヨウ素、セシウム134、セシウム137の3種です。


放射線検査の手順



放射性セシウムの基準値について

グリーンコープは全ての食品において10ベクレルを自主基準に放射能測定を実施しています。
ただし、10ベクレルを超えた場合でも、直ちに取り扱いを中止するのではなく、その事実と現実を受け止めた上で供給するかどうかを理事会検討することにしています。

※2012年4月からの国の基準は、一般食品100ベクレル/kg、乳児用食品・牛乳50ベクレル/kg、飲料水10ベクレル/kg以下です。

グリーンコープでの放射能検査内容と報告について

〈検査対象エリア〉

グリーンコープでは、商品や原料について放射能汚染が心配される地域は関東から東北地方が中心であるものの、必ずしもエリアを限定して考えるべきではないという判断で、また利用される組合員の心配に対応するためにも、検査対象を全国に広げています。また外国産の食品も検査対象にしています。

〈検査対象〉

2011年3月11日以降に、生産・製造・保管されていた商品及び原料を順次検査しています。 定期的なサイクルで検査を行えるよう年間の計画を立ててすすめます。

〈検査機関〉

2011年10月よりグリーンコープ放射能測定室(福岡市)で検査を開始しました。 ただし、グリーンコープ放射能測定室で検査可能な品目数を超えた場合などは、これまでと同様に外部機関に検査を委託することもあります。

〈検査日〉

検体を測定した日を記入しています。

〈検査結果の表記〉

ヨウ素とセシウム134、セシウム137の3種類について結果をお知らせします。

※これまで、ヨウ素については半減期が8日と短く、事故の発生地点から離れた場所では影響が少ないことから検査対象から外していました。しかし、厚生労働省からの指導を受けている自治体の公開情報では、ヨウ素もセシウム134、セシウム137と同様に検査と報告の対象となっていることから、グリーンコープでも検査の対象とすることにしました。

検出限界値未満の結果については「検出せず(検出限界値未満)」と表記します。「検出限界値」とは、測定において検出できる最小値のことをいいます。放射能の特性として、同じ機器で測定しても検体ごとに検出限界値は変動します。

※検出限界値未満とは、放射能は0ではなく、放射能は存在する可能性があるということです。厚生労働省からも2011年9月29日付けで、検出限界値未満の結果については、測定によって得られた検出限界値を表示するよう通知が出されており、国や自治体から公表される検査結果には、「不検出」や「検出せず」ではなく、検出限界値が表示されるようになりました。

〈報告について〉

検査結果については、ホームページでは週に一度のペースでお知らせします。機関紙「共生の時代」でも、2011年12月号より別紙でお知らせしています。

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