みんな心のケアを必要としています。トラウマを抱えてここに住んでいる人間も、日本全体が原発の問題も含め、ここだけの問題ではないのではないかと思っています。支援の位置付けをどう考えるか。外部から見るのではなく、我々みんな当事者意識の中で互いを思いながら、「どうするんだ」、「どう生きていくんだ」と問題意識を共有する中で、どう関われるかと考えなくてはいけない。支援でやれることは変わりません。そういう話をみんなで勉強したいと思っています。
支援というと助けなきゃという発想が多いです。でも災害はそれぞれの地域で起きています。
それをお互い分かり合って、できることを進め合う。それが共生社会の基本なのではないかということです。