連合会 商品おすすめ委員会の「2020年度 酪農生産者交流会 タオルとメッセージを贈る取り組み」の報告です
2020年度 酪農生産者交流会 タオルとメッセージを贈る取り組み
日 時:2020年11月4日(水)
場 所:ZOOMを使ったWeb会議方式による開催
主 催:連合会商品おすすめ委員会
参加者:組合員 35名
non-GMO牛乳生産者会 8名
菊池地域農業協同組合 1名
熊本県酪農業協同組合連合会 2名
雪印メグミルク(株) 3名
連合会職員事務局 2名
共同体組合員事務局 3名
コミュニケーションWco.連 2名
合計 56名
グリーンコープ連合会商品おすすめ委員会では、年間を通して産直びん牛乳の利用普及をすすめています。
毎年開催しているこの11月の交流会は、年に一度、女性部会の生産者とメーカー、消費者である私たち組合員が出会い、日頃の感謝の気持ちを直接伝えて交流ができる、大切な場となっています。今年度は5月の酪農生産者交流会が中止となったため参加枠を拡げて開催し、オンラインで14単協が参加しました。生産者も女性部会の方に限定せず、参加できる方(8名)に参加いただきました。
産直びん牛乳の原料となる生乳の生産者に向けて、良質な生乳を生産いただいていることへの感謝の気持ちを伝え、良質な生乳生産のために、酪農作業で欠く事のできない「タオル」と、組合員一人ひとりの感謝の気持ちを込めた「メッセージ」をお届けしました。
<オンライン交流会の様子>
<タオル目録贈呈>
昨年を大きく上回る22,812枚のタオルを届けました。
<せっけん目録贈呈>
せっけん66kgを贈りました。
<組合員からのメッセージ>
組合員からのメッセージを59冊届けました。
<グリーンコープの各単協から利用普及活動を報告しました>
単協で配布したチラシを紹介したり
産直びん牛乳を使ったレシピを紹介したり
動画でエールを送ったりしました。
<酪農生産者からのアピール>
(有)エバーランドの永田さんにスマホでライブ中継していただきました。
牛舎
くつろいでいますね。
組合員から贈られたタオルを使って乳房を拭いている様子です。
<感想>
若い生産者に、酪農を継ぐということに迷いはなかったかと質問しました。
だんだんとやりがいを感じるようになってきたと答えていただき、とても頼もしく思ったと共に、若い世代の生産者の方たちのためにも、この産直びん牛乳を絶やすわけにはいかないなと感じました。
産直びん牛乳で乾杯をして始めたグループ交流では、搾乳ロボットが搾乳している様子を見せていただいたり、おすすめのレシピの話題で盛り上がったりしました。また、女性の生産者が仔牛に名前をつけていると聞き、本当に愛情を持って育てているのだと実感できました。酪農は休める日がないと聞くので、質問したところ、休んでいる方が体に悪いと言われ、生産者の頑張っている様子に元気をもらいました。
ライブ映像で牛舎の様子を見ることができました。
乳牛にとってストレスがないようなエサの与えかたや、気温調節に気を配り飼育されています。乳牛のストレスを減らし飼育すると搾乳の量や質に良い変化が見られ、その変化は生産者の方の励みになっていることもわかりました。
産直びん牛乳に欠かせない良質な生乳を生産していただいていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
<まとめ>
組合員から届くタオルやメッセージが酪農生産者の生乳づくりの励みへとつながっていると聞くことができ、組合員と生産者は「産直」で深くつながっていることを実感しました。タオルとメッセージを贈る取り組みを、これからも続けていこうと改めて強く思った交流会となりました。
連合会商品おすすめ委員会
2021年1月28日