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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(2月10日)

【2月10日(木)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
①芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。本日は17名の方が買い物に来られました。
芦北町白石地区では、炊き出しや移動販売で場所を提供してくださっている女性、「孫が美味しかー、って言うもんだから切干大根を作っていたの。ほうれん草のおひたしも好きだから。」とほうれん草を2束買われました。また地区の区長さんが出て来られ、「近くの小さな小学校でコロナが出た。学校閉鎖になっているから、何処にも出れない。」と不安そうでした。
②芦北町女島仮設団地では、足の不自由なおばあちゃん、「コロナでなかなか来れないけど、娘たちは2日に一回電話をくれる。その中で、グリーンコープさんが来てくれるから安心できると言っています。私の欲しい物を持ってきてもらえて助かっています。ありがとう。」と感謝されていました。
③球磨村神瀬地区日当では、現在水道工事を行なっていて、工事が完了し、3月末までに自宅が被害に遭っていない方の仮設団地からの強制退去が始まるので戻ってくるが、工事の進み具合では遅れるかも知れない、と言われていました。
永椎では、常連の男性の方、「家の中は陽が入らなくて寒いから。」と車の中で元気カーが来るのを待っていました。
また、「目の前の支流の工事が完了し、仮事務所が撤去されたので、話し相手が全く居なくなった。一日中誰とも話す事がない。」と寂しそうでした。
上原では、お一人しか見えなかったので、常連の女性の方の家を訪ねてみたところ、「オリンピックに夢中になっていて気がつかなかった。」と、フィギュアスケートの話題で盛り上がりました。
蔀では、いつものおばあちゃんが2人座って待ってくれていました。地元のお店の豆腐もお刺身もここで完売となりました。

④球磨村の道路や水道のインフラ整備に伴い、地域に住民が帰ってくる事は良い事ですが、これまで多少は便利だった仮設住宅での生活から一変する事になります。車を持たない高齢者にとって移動販売の地域での需要は更に高まってくるのではないかと思いました。

     

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2022年2月14日

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