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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(11月10日)

 【11月10日(水)】

(1)稼働人数
合計13名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地7箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、人吉城跡、梢山)で移動販売を行いました。
本日は21名の方が買い物に来られました。
村山あやめ公園仮設団地では、雨がかなり強く降っていたため、誰も出てみえませんでした。
村山公園仮設団地では、ちょうど雨が止んだからか、いつもよりたくさんの利用者がみえました。いつもたくさん惣菜を買われる方のところにヘルパーさんがいらしていて、「冷蔵庫に入れておいて何回かに分けて食べられるのでたくさん買われるのよ」と教えてくださいました。
立山商店では、「前から気になってたのよー」と言われて、初めてご利用された方が、惣菜を購入されました。
西間第一仮設団地では、今まではヨーグルトを欠かさず買われていた方が「寒くなったけんヨーグルトあんまり食べんとよねー」とのこと。ここの仮設では空き巣が出たため、カーテンを閉める、少しの外出でも鍵をかけるなど気をつけるようにしているとのことでした。
西間第二仮設団地では、常連の方が「初めてめかぶを食べてみる!」と言って購入されました。豚みそ、鶏もも肉などのご予約もありました。
石野公園仮設団地では、以前購入されてとても気に入っていただいていた冷凍エビフライをお持ちすると、「これ美味しかったのよー!うれしい!」と、とても喜ばれました。
梢山仮設団地では、「お客さんがきてるから」と、買い物に出てこられた方が漬け物、豆腐、お菓子など購入されました。
今日は、一瞬の晴れ間がありましたがほぼ雨で、家から出てくる方が少なかったように感じました。ただ、あちこちで「雨の中、来てくれてありがとう」と労いの言葉をいただき、温かい気持ちになりました。

  

(2)その他
 第33回工業高校生徒発表会に参加される球磨工業高校の生徒6名、教員2名の引率ドライバーとして昨日より参加しています。本日は10校の工業高校生による発表会の本番です。10時からの開会式の後、午前中に6校の研究発表があり、球磨工業高校生の発表は午後からの4校の一番最初の順番でした。私は会場内には入れず、待合ロビーのモニターでの観覧となりました。

この研究発表会は工業高校の様々な学科による研究発表なのですが、今年はコロナ禍におけるこれからの社会に役立てる内容やSDGs等、今の世の中に求められている事への研究が多かったようでした。どの工業高校も、限られた時間制限の中で、伝えたい事を伝えるためにしっかりと練習を重ねてこられた様子が伝わってきました。球磨工業高校の発表になると、担当の先生は我が子の発表かのように緊張してしまい、会場内で見る事ができずモニターでの観覧を選択されました。球磨工業の生徒達は、被災地で何が必要とされ、自分たちに何が出来るかを考え、形にしてきた事を自信を持って発表され、ほぼ制限時間通りに終了しました。その後の質疑応答でも、生徒の代表が質問に対して的確に応えていました。
昨年獲得した最優秀賞は天草工業高校でしたが、「熊本県工業連合会会長賞」という2番目の賞を獲得する事が出来ました。
工業高校生が自らも被災しながら、この被災地で何をすべきかを自分たちで考え、行動してきた事は、素晴らしい事であり、自信にも繋がると思いました。

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2021年11月12日

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