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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(9月3日)

 【9月3日(金)】

(1)稼働人数
合計10名でした。

(2)本日の片付け支援
人吉市五日町の「お茶の五木園」の公費解体前の準備で畳を36枚廃棄しました。昔の畳でとても重く、2人で1枚を引きずりながら移動させました。また、2階から下ろさなければいけなかったので、物凄く大変でした。2階の窓から下ろし、軽トラ3台で廃棄しに行きました。人数も多く、効率良く作業が進んだため、社長夫婦もたいへん喜んでおられました。150キロほどある金庫も、依頼者の方が仮住まいされている、みなし仮設住宅へ移動しました。4人でも持ち上げる事はできず、台車やコンパネ等を使って何とか軽トラに乗せ、みなし仮設まで運び入れました。「この機会を逃すと重い金庫を移動できてなかったかも。」と、ずっと気になっておられた金庫の移動までできて大変うれしそうでした。お茶の製造で使われていた大きくて重い機械もどうにかしたいとのことだったので、ネジを外しバラしたり、切断したりして運びました。それでも、大人4人でやっと軽トラに乗せました。水害後そのままだったようで、下の方が錆びていました。水害前日まで動いていた機械が止まったまま1年以上どうにもできずにここにあったと思うと、胸が苦しくなりました。営業しながらの復旧作業、お店の再建にはやはり、まだまだ時間がかかるのだなと思いました。発災直後からユースが支援に入り、グリーンコープも途中からお手伝いに入っている「お茶の五木園」ですが、今日でお手伝いは終わりのようです。畳が無くなり、「もうここに住むことはないんだな。」とさみしそうでした。「またちょっと何か頼むことが出てくるかもしれません。その時はお願いします。」と言われたので、「いつでもお声かけ下さい。」とお伝えしました。

  

(3)その他
球磨村一勝地3地区(友尻、宮園、池下)、大瀬地区、人吉市内の3つの仮設団地(下原田第一、下原田第二、下原田第三)で移動販売を行いました。
本日は15名の方が買い物に来られました。
球磨村一勝地地区友尻では、本日6人が買い物されました。先週いただいた編みぐるみのことが、よく買い物される方と話題になりました。また、次週カキフライやプリンの予約をいただきました。
宮園では、元気者だった高齢女性の方が急に亡くなり、まだみんなさびしそうでした。
球磨村大瀬地区では、常連の方が、「来週はワクチン接種でいないかも。」と知らせてくださいました。わざわざ遠くまで来ているということに対する気遣いを感じました。
人吉市下原田第三仮設団地では、常連の利用者が今日はみえませんでした。お家の様子をうかがうとお留守のようでした。
下原田第二仮設団地では、はじめのころは利用者がまったくいなかったのですが、このところ定着してきたようで、買い物される方が増えてきました。みなさん笑顔で買い物を楽しまれていて、嬉しくなりました。「黒糖のあられがあれば。」とリクエストをいただきました。
下原田第一仮設団地では、「先週買ったお菓子がおいしかったー!」との声があり、つなっこあられやごぼうチップなどお菓子の注文をたくさんいただきました。

今日は、惣菜スタッフの知り合いの方からのご予約もあり、下原田第二仮設で商品をお渡しすると、大変喜ばれました。下原田第二仮設は移動販売を始めた時期が遅く、はじめのころはなかなか出てきてもらえませんでしたが、最近はかなり定着してきて利用が増えています。元気カーで回り続けてよかったと感じています。

 

 

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2021年9月7日

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