令和2年7月豪雨（くまもと）の災害支援活動の報告です（8月17日）

 【8月17日（火）】

(1)稼働人数
合計7名でした。

(2)その他
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グランド仮設団地)と、渡地区1箇所(水篠)で移動販売を行いました。
本日は17名の方が買い物に来られました。
雨足が時折強くなったりと、断続的に降り続く雨の影響により、運行予定を変更せざるを得ない状況となりました。
球磨村多目的広場仮設団地では、「これだけ降っているから来ないかと思っとった。まだまだ降るから用心してね。」とお声掛けいただきました。また「昨日買い物に行ったけど、牛乳はここのが美味しいからね。たまごも食べてみようかな。」と牛乳２本、たまご、ヨーグルトなど購入されました。お気に入りの商品だけでもあてにしてくださっている事を大変嬉しく思います。
さくらドーム仮設団地では、いつも魚屋さんから仕入れる「海鮮丼」を購入される男性が、「週に一度の楽しみです。」と今日も海鮮丼を3つも購入されました。
グランド仮設団地では、いつもご夫婦で来られる高齢の方が、今日もお二人で仲良く、雨が降る中、手を振りながら笑顔で来られました。以前奥様より、「元気カーが来てくれないと、買い物に行く手段がない私達は困ります。」と言われていたので、酷い雨の中でも来た事が嬉しかったようです。また、いつも手押し車で来られていた高齢女性が来られていなかったので、部屋を訪問してみると、「今日も足が痛くて歩いて行けない。」との事でしたので、部屋の前に元気カーをつけて、欲しい物をお聞きしながら販売しました。ななめお向かいに住む、お孫さん、ひ孫さんがいるお宅にもと、豆腐、惣菜、お刺身等沢山購入されました。
午後になると、更に雨足が強くなったので、渡地区は土砂災害の危険性がある事から、運行を取り止める事にしました。ただ比較的手前にある水篠には、買い物に行くことが難しい一人暮らしの足の不自由な高齢女性がおられるので、その方がいつも購入される商品を揃えて、旧元気カー1台に積み込んで、お宅まで持って行きました。カフェミルク、食パン、惣菜、野菜などいくつか購入されました。お届けする事が出来て良かったです。

　　　　

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