令和2年7月豪雨（くまもと）の災害支援活動の報告です（4月16日）

【４月１６日（金）】

(1)稼働人数
合計５名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性とそのご両親の夕食分のお弁当３個をお届けしました。

(３)その他
球磨村一勝地３地区(友尻、宮園、池下)、大瀬地区で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。先週より金曜日コースを新設して運行開始しています。
本日は１１名の方が買物に来られました。心配された雨もポツポツ程度に収まり、昼前からは曇り空になりました。気温も暖かく過ごしやすい一日でした。
球磨村友尻地区では今回も区長と奥様がお二人で来られました。区長さんは明日開催予定の炊き出しについて大変感謝されておりました。それから手とテとて主催で毎月開催予定の朝市での青果持込み販売に関しても、前向きに検討して頂いている様子でした。５月のくまりば朝市から一勝地の畑で作られた野菜の販売が実現できそうです。
一勝地は先週より曜日変更となりましたが、慣れてきた様子で、いつも来られる方がお買い物をされました。
宮園地区では今週も留守が多く、今回は２名のご利用でしたが、相変わらず生乳たっぷりヨーグルトが人気で、お一人で毎週１０個予約して購入される方もおられます。また先週購入された食パンが「とても美味しかった」と本日も食パンを購入されました。
先週より新規で訪問を開始することにした大瀬地区では、今回は音楽を鳴らしながらマイクでアナウンスして地区内を巡回しました。地区内を一巡して公民館前に停車すると、お二人の女性の方が、こちらに歩いて来られました。お一人の方が、「先週から何か音楽が聴こえてくるから、今日はなんだろうかと来てみた。」とおっしゃいました。移動販売の事を説明したところ、興味深く商品を見ながらお買い物をされました。白石で仕入れた豆腐を説明したところ、「これそうなの？私はたった今、道の駅大野まで白石の豆腐を買いに行ってきたばかりなのよ。生の豆腐は白石のでないとって決めているから。ここに販売に来てくれるのなら、凄く助かります。」と嬉しそうに話されました。大瀬地区は河川からずいぶんと高い場所にあるため家は被災していませんが、周りの店が昨年の水害で流されてしまい、とても困っておられる様子でした。先週初めて訪問した時にお会いした高齢の方はご不在のようでした。少しずつ広がっていくことを楽しみに来週も元気に訪問したいと思いました。

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2021年4月20日