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九州北部豪雨災害支援の報告です(12月4日~22日)

 

【12月4日(金)】

<朝倉被災者をみまもり隊役員会>
・本日の役員会では、12月7日・8日に予定しているボランティアカットの準備や役割分担についてと、年末の餅つきについての検討を行いました。今年の餅つきはコロナ禍の対策のため、会場で食べることをせずに持ち帰り用として準備することにしました。また、半分程度は、杵でつかずに、餅つき機を併用することを確認しました。その他、準備段取についての検討を行い、役割分担を確認しました。

 

<本日の支援者>
・ふくおか本部:1名

 

【12月5日(土)】

<乙女の大根・バレイショの除草・追肥作業>
・本日、天候にも恵まれ公営住宅の女性4名とグリーンコープ生協ふくおかの組合員で収穫作業を実施しました。大根は大きく育ち317本、バレイショは不調でしたが9kgを南地域の店舗・キープ&ショップで販売します。
・この支援は、2017年7月の九州北部豪雨災害によって被災され、その後、仮設住宅から災害復興支援住宅(公営住宅)に移られた高齢者の孤立防止とコミュニティづくり、支え合えるしくみづくりの一環として、昨年の春から始めています。
・女性たちは昔取った杵柄で手際よく作業をこなされ、組合員に教えている様子も見られました。
また、今日は昼食交流会を兼ねての歓談もあり、みなさん良い汗をかきながら楽しい一日を過ごすことが出来ました。次は年明けて3月くらいに播種作業を予定しています。
・そして今日はサプライズで、圃場をお借りしている日野農園グループの日野さんが様子を見に来てくれました。本当に有り難かったです。日野さんには草刈のご協力を含めて助けられています。本当にありがとうございます。

      

<本日の支援者>
・ふくおか本部:3名、南地域本部:2名
・筑紫支部:1名(子1名)
・久留米支部:7名(子5名)
・筑後支部:3名(子3名)
・大牟田支部:2名

 

【12月9日(水)】

<見守り訪問>
今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から長居せず短時間での訪問にしました。お土産として、丸餅、きなこ、つぶあん、しめ縄飾りと支援でいただいたお米を持参しています。

①朝倉市杷木下池田にお住まいの方を訪問しました。
コロナ禍の影響でどこにもお出かけ出来ず、私たちの訪問を本当に楽しみにされていた様子でした。「コロナ感染が落ち着いたら手ぶらで是非、また来て!」と声をかけて下さいました。ストレス発散のため家周辺の散歩や花壇の手入れをして過ごしているとのことでした。久しぶりの訪問ですが元気そうで何よりでした。

②朝倉市杷木池田にお住まいの方を訪問しました。
こちらもコロナ禍の影響でどこにも行けず、膝がこれ以上悪くならないように、毎日、押し車で歩きながら20分かけて畑に行っているとのことでした。
畑で栽培された生花を玄関一杯に綺麗に飾られており「花が一番よか。癒してくれる」と仰っていました。この方も元気そうで何よりでした。

③朝倉市杷木池田にお住まいの方を訪問しました。
仮設住宅から自宅に戻られた方です。先回3月の訪問時は腰や膝を痛められ杖をつかれていましが、今日は何とか杖をつかずに散歩から戻られていました。「しばらくグリーンコープさんの顔を見れていなかったので寂しかった、グリーンコープの車両とすれ違うときに手を振ってくれるだけでもよか。元気になれる」と仰ってくださいました。公営住宅の餅つきにも参加されるとのことで楽しみにされていました。

④朝倉市杷木池田にお住まいの方を訪問しました。
昨年は、圧迫骨折をされ入院されていました。歩くことがだいぶ不自由になられてきていますが、寝たきりにならないように毎日、被災された自宅まで散歩しているそうです。「3年経ってもこのように気遣ってくださり、本当に有難い」と仰ってくださいました。今では「ババ友がちょこちょこ集まって楽しく過ごしている」とのことでした。

<本日の支援者>
・大牟田支部:1名

 

【12月12日(土)】

<土砂のかき出し作業支援>
・グリーンコープの生産者の圃場修復作業をグリーンコープ生協ふくおか(2名)とHAGEMASU隊(8名)で行いました。
・崩落した土砂を土嚢袋に入れて、のり面の中腹あたりに積み上げる作業を終えました。次回からは他の場所から土砂を運搬し、上から流しながら固めていく作業を行う予定です。年内の作業(支援)は、HAGEMASU隊で実施する予定です。本当にHAGEMASU隊(任意団体)には助けられています。HAGEMASU隊の皆さん、ありがとうございます。

<本日の支援者>
・HAGEMASU隊8名

 

【12月15日(火)】

<見守り訪問>
今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から長居せず短時間での訪問にしました。お土産として、丸餅、きなこ、つぶあん、しめ縄飾り、祝い箸を持参しています。

①朝倉市須川にお住まいの方を訪問しました。
今日は柿畑で柿の剪定作業をされており、お変わりなくお元気な様子でした。
新型コロナウイルスの感染の影響で、どこにも行くことがなくなったとお話しされていました。楽しみにされていたフラダンスのサークルも暫く開かれていないとのことでした。
先日10日に長安寺区に桜の木と紫陽花の苗を寄贈したことをお伝えすると感謝をされ「花が咲くのを楽しみにしています」と言われました。

②朝倉市杷木古賀にお住まいの方を訪問しました。
ご本人はお元気な様子で、昨日は老人会の企画でバスツアーに行かれたとのことでした。
現在のご自宅は来年の3月に立ち退きされるということで、2月に引っ越しをされる予定です。
趣味の手芸も盛んに行われているようで新築の家に飾る予定の作成中の壁掛けを見せてくれました。

③朝倉市杷木寒水にお住まいの方を訪問しました。
ご本人はお元気な様子でした。
最近は新型コロナウイルス感染が怖いので家にいることが多いとのことでした。
現在も道の駅(バサロ)に惣菜などを出されていますが、納品が終わると直ぐに帰っているなど今回も新型コロナウイルスの話題で終始しました。

④朝倉市宮野にお住まいの方を訪問しました。
今日も偶然に娘さん達が実家におられたので話をお伺いしたところ、ご本人は先日急に具合が悪くなられ、救急車で運ばれ現在は入院をされているとのことでした。
「いつも気に掛けていただいき、母も楽しみにしている様子です」と感謝されました。これから病院に行かれるとのことで手土産をお預けしました。「母も喜ぶと思います」と言われました。

⑤朝倉市上秋月にお住まいの方を訪問しました。
ご本人はお元気な様子で、新しい家族(ワンちゃん)が増えていました。
「毎日世話が大変よ」と言っておられましたが、それも何か元気の素になっているように感じました。
趣味の魚釣りや知人の方と糸島に牡蠣を食べに行った話もされていました。

⑥朝倉市柿添団地に移られた方を訪問しました。
今日はピーポート甘木で開催されている「いきいき健康クラブ」に行かれていました。
近所でお友達になられた方との野菜作りは試行錯誤されている様子で、冬場はお花を植えられたとのことでした。
先日は朝倉被災者をみまもり隊主催の日帰りバス旅行に参加され、凄く良かったと感謝されていました。
19日(土)の餅つきの案内をしました。

「今は周りの皆さんのおかげで幸せに過ごせています」と言っておられました。

<本日の支援者>
・ふくおか本部:1名、筑紫支部:1名

 

【12月18日(金)】

<見守り訪問>
今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から長居せず短時間での訪問にしました。お土産として、丸餅、きなこ、つぶあん、しめ縄飾り、祝い箸を持参しています。

①朝倉市杷木林田にお住まいの方を訪問しました。
ご本人は、お変わりなくお元気な様子でした。奥様は現在も入院されているとのことで、ご主人が一人で家事や炊事をされているようでした。最近になってやっと自宅近くの河川工事が始まったようで、昼間はうるさくてゆっくりできない様子でした。

②朝倉市黒川にお住まいの方を訪問しました。
こちらも奥様が一年半以上入院されているとのことで、ご主人がお一人で住まわれている方でした。息子さんが定期的に奥様の着替えを取りに来ておられるようでした。
ご本人はお元気な様子ですが、最近胃の調子が悪く病院で処方されている多数のお薬を見せて話をしてくれました。
新型コロナウイルス感染が怖いのであまり外には出られていないようでした。お正月はお孫さん達が来られるのを楽しみにされているそうです。

<本日の支援者>
・久留米支部:1名

 

【12月19日(土)】

<餅つきイベント>
・本日、元頓田仮設住宅に入居されていた方々を対象に、柿添(復興支援)公営住宅にて、朝倉被災者をみまもり隊とグリーンコープ生協ふくおかで餅つきイベントを開催しました。
・今年はコロナ禍の対策として、受付を設け、検温、参加者名簿の作成を行い、また、会場でついた餅を食することは止め、持ち帰りのみとして開催しました。
約20世帯(うち公営住宅以外から4名)の方が参加され、久しぶりのイベントを楽しんでおられました。皆さん、昔取った杵柄で手際よく餅を丸めておられました。
丸めた餅は、公営住宅の代表者に29世帯分をお預けして来場されていない方にも配付していただくようにしました。
・また、本日の支援には、つき手として抱樸館福岡から3名とJA筑前あさくらから2名の方々がかけつけてくださいました。本当にありがとうございました。感謝です。

   

<本日の支援者>
・ふくおか本部:2名
・南地域本部:2名
・筑紫支部:大人2名・子ども1名
・久留米支部:大人2名・子ども3名
・筑後支部:大人2名・子ども1名
・抱樸館福岡:3名
・JA筑前あさくら:2名
・朝倉被災者をみまもり隊:3名

 

【12月22日(火)】

<見守り訪問>
今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から長居せず短時間での訪問にしました。お土産として、丸餅、きなこ、つぶあん、しめ縄飾り、祝い箸を持参しています。

①朝倉市佐田にお住まいの方を訪問しました。
ご本人は、お変わりなくお元気な様子でした。最近は近所の方と一緒に近くの高木コミュティセンターで開催されている「お花教室」や「健康教室」に参加されているとのことでした。
ご自宅は前の川は載り面の工事などは終わっていましたが今年7月の大雨で再び土石が溜まった状態になっていました。今年も何度か避難をすることがあったとのことでした。
こちらは3年以上前に起こった災害が今も続いているように感じました。ご本人は「だけど住み慣れているところがいい」と言っておられました。
ご自宅には福岡・佐賀に住んでいる3人の子どもさん達が交代で時々来ているようでした。お正月は皆さん帰ってこられるとのことで楽しみにされているようでした。



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2021年1月6日

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