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2019年8月九州北部大雨災害支援報告です(8月10日~27日)

<見守り訪問活動>
8月10日
大町町2世帯の見守り訪問活動を行いました。
1世帯目は高齢者の一人暮らし世帯で、ご家族は町内にある病院で入院生活を続けられており、見なし仮設におひとりで生活をされています。先日、4ヵ月ぶりに面会が出来て喜ばれていましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、再び面会が出来なくなったとのことです。体調も不安定になられている様子だったので、レトルトの煮魚など簡単に食べられるものをお届けしました。
2世帯目は高齢者夫婦の世帯で、現在は町内にある親族が所有する社宅にて避難生活をされています。本日で訪問活動は終了することを事前にお伝えしていたので、「ありがとうございました」と感謝されました。

8月11日
大町町1世帯の見守り訪問活動を行いました。
高齢者夫婦で生活をされており、発災後しばらくは昼食、夕食の配食支援を行っていた世帯です。発災後は、自宅の修繕が終わるまで、自宅の僅かなスペースで生活をされて、ご夫婦ともに足腰を悪くされていました。今でもリハビリには通われているようですが、体調が良いときには、畑仕事をされているとのことでした。

武雄市2世帯の見守り訪問活動を行いました。
1世帯目は高齢者の一人暮らし世帯で、自家用車を持っておられず、買い物などの外出に不自由をされています。炊事環境が整っていないため、レトルトの魚類やノンカップ麺などをお届けしました。
2世帯目はご家族4人の世帯です。水害により自宅は解体され、発災後に見なし仮設として入居されていた市営団地で生活をされています。元々住んでいたエリアとは違う場所での生活でしたが、こちらでの生活も落ち着き、ほぼ元に戻られている様子でした。

8月12日
大町町1世帯の見守り訪問活動を行いました。
水害、油被害により自宅を解体され、現在は倉庫2階にご家族3人で避難生活を続けられています。炊事環境も整っていないため、冷凍食品やノンカップ麺などをお届けしました。事前に、本日で支援物資のお届けが終わることをお伝えしていましたので、「これまでありがとうございました」と感謝されました。

8月13日
大町町1世帯の見守り訪問活動を行いました。
高齢のお母さんと障がいをお持ちの娘さんの2人で生活をされています。水害、油被害により自家用車を廃車され、買い物などの外出に不自由をされています。今でも近くのコンビニに徒歩で時々買い物に行かれているとのことでした。本日で物資支援が終了となるため、挨拶を行い「今後イベントなど違う形での支援活動を続けるので、そのときはぜひ遊びに来てください」とお伝えしました。

<その他>
8月13日
今年の1月29日より、大町町・武雄市北方町を中心に災害支援スタッフとして活動していた方が、本日で支援活動を終了されます。ご自身も大町町在住で、昨年の水害にて被災されています。これまで約6ヶ月半の長い期間、活動していただきました。同じ被災者としての目線で、毎回訪問する度に1時間ぐらい会話をするなど、被災者の方に寄り添った活動を続けて来られました。支援活動スタッフとしては終了しますが、これからも続く支援活動で引き続き繋がっていければと思います。

8月19日
大町町や関係団体(大町町社会福祉協議会、SPF、(一社)おもやい)との被災者支援会議に出席しました。昨年の発災後に、見なし仮設に入居された方の状況について大町町から報告があり、グリーンコープからも把握している情報を報告し、関係団体との共有を行いました。前回の報告から、新居の建設に進んだ方やすでに着工となった世帯など着実に前に進まれている世帯が増えている様子です。また先日、被災した地区に配布した防災に関するDVDについて、地元のケーブルテレビでも期限付きで放映されているとの報告もありました。

 

8月27日
大町町と災害支援協定を交わしました。大町町の水川町長より、昨年発災後からこれまでの支援について、感謝の言葉をいただき、グリーンコープ生協さがの柳川理事長からも、引き続き被災された方達に寄り添った支援が出来るよう進めていくことをお伝えしました。明日で発災後、1年が経過します。未だに自宅ではなく、見なし仮設などで生活をされている世帯が16世帯あります。被災者の多くが元の生活に戻りつつありますが、地域住民の繋がりが更に活発になるよう、引き続き支援活動を行っていきます。


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2020年10月13日

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