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令和2年7月豪雨の災害支援活動の報告です(7月10日~13日)

 

令和2年7月豪雨災害で被害を受けられた皆様に

謹んでお見舞いを申し上げます。

グリーンコープでは、今回の「令和2年7月豪雨」の被災地支援活動を7月4日から開始しました。
そのようすを報告します。

 

【7月10日(金)】

●熊本県
(1)芦北エリア
グリーンコープ生協ふくおか八幡西支部からの情報で対応した県立芦北高校への引き続きの支援として、パンやジュース・タオルをお届けしました。
芦北高校の近くの区長さんとお話しし、パン・飲み物・タオル・土嚢袋・着替え用のシャツの要望がありましたので、明日以降対応していきます。
芦北町役場には、日用品の要請を受けていたので、お椀と割りばしをお届けしました。トイレットペーパーは明日お届します。
郵便局からも支援物資の要請を受けており、後日お届けする予定です。

(2)人吉エリア
キープ&ショップ人吉の部屋の壁を剥がし、柱を高圧洗浄機で洗浄しました。

とりあえず店の前に置いていた備品関係の整理と処分を行ったことですっきりとした印象となりました。
相良村の避難情報をもとに役場へ向かいました。作業着が一番欲しいとの要望があったので、お届け準備をします。
トラックで浸水によって使えなくなった物の回収をしました。しかし、渋滞もありゴミ処理場に行くことができず、キープ&ショップ裏に仮置きしている状態です。
 

(3)ワーカーズによる支援活動
ワーカーズの配送コースエリアで被害の大きかった八代市坂本村へワーカー5人が支援に行きました。
30世帯ほどの集落の中の7軒(他は避難所にいかれているそうです)にパン・ノンカップ麺・水・タオルをお届けし、無人の避難所となっているところに、水・タオルをお届けしました。
 

 

●大分県
(1)由布市役所への訪問
防災安全課の課長、総合政策課の課長補佐が対応されました。
「市の方でも災害備蓄はしていたが、不足しそうになっており大変助かる。」
「自衛隊の災害派遣隊も支援いただいていて人手は今の所足りている。」
また、「二次災害の恐れもあるためボランティアについては今後立ち上げる予定」とのことでした。
避難所の様子等を確認しましたが、詳細は把握されていませんでした。必要な物資について聴き取りをしました。
■冷感マスク…×100ヶ(無ければ使い捨てでも構わない)
■土嚢…大量に必要
■消毒液…×100本
■缶詰め…避難者用におかずになるようなものが助かる
■即席味噌汁
■体温計…20本
■お米(小袋)アルファ米等
土嚢と消毒液は急ぐので、いくつでも良いから協力してほしいと言われました。

(2)由布市内避難所訪問
・庄内公民館  「7~8名の避難者がいたが今は家族が迎えにこられたのでいない」とのことで、受付けの方から総合政策課を訪ねるように言われ、後ほど訪問する事を伝えて頂きました。
・大竜公民館  担当者不在で詳細は不明ですが、日中は避難者は片付けに帰られていて高齢者のみでした。区長さんを訪ねましたが不在でしたので、ご家族へ主旨をお伝えし何かあればご連絡いただくようにしました。
・阿南公民館  通行止めがあり迂回路が不明なため訪問できませんでした。

(3)共同購入の配達の状況
基本的に通常配達に戻っています。
各地で土砂災害による通行止めがあり、日田センターで4軒、県北センターで3軒、大分西センターで3軒に配達できませんでした。
それぞれ、週明け、夕方以降別便で、再配達の手配をしました。

 

【7月11日(土)】

●熊本県
(1)人吉エリア
新馬場地区の家屋の片付け、災害ゴミの撤去を行いました。下新町区の衣類の仕分けなどを手伝いました。避難所となっている人吉東小学校に高齢者の方40人が避難されています。支援物資、枕、長靴、雨ガッパ他をお届けしました。
 
 

●大分県
(1)由布市
聞き取った物資について、大分でそろうものをお届けしました。
■不織布マスク…350枚(新型コロナウィルス対策用の在庫から)
■土嚢…4箱(津久見の災害用の在庫から)
■消毒液…アルコール一斗缶 1缶(コロナウィルス対策用の在庫から)、スプレー容器20本(購入)
■缶詰め・即席味噌汁(その他フリーズドライスープ)・お米(小袋) (店舗の在庫から)
■体温計…2本(購入)
■中古タオル…4箱(津久見の災害用の在庫から)
■トイレットペーパー(バラ)…1箱(津久見の災害用の在庫から)
安全防災課の皆さんが受け取りをされ、感謝されました。
中古タオルが入った箱を見て、「これは助かる」と言われていました。

(2)日田市
筑後川の氾濫した地域で連絡がついていなかった組合員より、本日連絡がありました。配達時は所在不明で商品を持ち帰っていました。
床上浸水で家の中の物はほとんど流されてしまっているようです。靴も避難の時に履いていた1足しかないと言われていました。
商品は後からでも良いので届けてほしいこと、レンタル活水器が流されたがどうすればよいか、との問い合わせでしたが、「まずは連絡いただいてよかった、その他のことは片づけが終わってから相談しましょう。」と応答しました。
午後から訪問し、商品をお届けして、小型の冷蔵庫や調理器具・生活用品などが必要であれば用意したいと思います。
あわせて、キープ&ショップよつ葉のゆう*あいの衣類を持ち出し、使えるものは活用いただける様にします。
ご近所の方も同様の状況と思われますので、ゆう*あいからの衣類の提供や、必要物資の支援を行います。

 

【7月12日(日)】

●熊本県
(1)人吉エリア
新馬場地区上新町の災害ゴミの撤去、床下の土砂かきを行いました。キープ&ショップ人吉を物資供給センターとして開放しました。昼食は支援者全員、上新町の炊き出しにお世話になりました。
グリーンネットワーク(※建築事業も行うグリーンコープの部署)が16日、17日に被災地に入り、家屋復旧の工事見積もり(無料)相談を行うことになり、しんばばニュース(地元の広報紙)等で予約を受け付ける事になりました。
  
 
 
 

【7月13日(月)】

●熊本県

(1)芦北エリア
NPO法人美里(水・パン・ジュース・カレー・肉じゃが)、乙地屋地区の区長さん宅(水・カレー・肉じゃが)、芦北高校(パン・ジュース)、津奈木地区福浜のコミュニティセンター(水・パン・ジュース・カレー・肉じゃが)に支援物資をお届けしました。

社会福祉法人グリーンコープのスタッフの妹さん宅の床下の土砂かきをしましたが、床下の梁が多く土砂をかき出すのに苦労しました。次回は、週末の人数が多い時に改めて伺うことにしました。
 

(2)人吉エリア
新馬場地区の上新町自治会から依頼があった2軒の家財の搬出と、キープ&ショップ人吉の周りの土砂の処理を行いました。

産直青果生産者の糸島BM農法研究会さん、丸忠園芸組合さん、鳥越ネットワークさんに、支援活動にご協力いただきました。
重機で土砂をどんどん集めて、ダンプカーで指定場所に搬入しました。人力で行っていたら最低でも半年はかかるのではないかと思う位の量を皆さんのおかげで数日間で移動させることが出来ました。ダンプの往復回数は延べ40回近くになったのではないかと思います。


2軒の家財の搬出については「ありがとう、本当にありがとう」と感謝の言葉をたくさんいただきました。
内1軒の方はガレージに家財が山積し、それ以上家財を家の中から出せずにおられました。家財を運びだし、だんだんスペースが出来てきたら、笑顔になってこられました。その笑顔で私たちも元気になりました。
  
大人用のズボンと子ども服の要望があり、子ども服はグリーンコープのファイバーリサイクルセンターに要請しました。

被災地の皆さんもだんだんと疲れが見えてきました。少しでも皆さんが笑顔になれるようにまた明日も頑張ります。


※現地での災害支援のようすをインスタグラムでご報告しています。
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2020年7月16日

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