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2019年8月九州北部大雨災害支援報告です(5月25日~28日)

<見守り訪問活動>
5月25日

大町町1世帯の見守り訪問活動を行いました。
高齢者の夫婦世帯で、発災後、昼食・夕食の配食支援を行っていました。配食支援が終了してからは、ご親類の協力などで買い物にも行かれ、本日訪問した際には、体を動かすために畑作業をされ、元気に生活されていました。長い期間、避難生活や自宅でも窮屈な生活を強いられ、足腰を悪くされた経過もあったので、「無理のない範囲でしましょうね」とお話ししてきました。

武雄市1世帯の訪問活動を行いました。
先週の木曜日から他の被災者からの情報で支援している方ですが、発災後から一軒家の僅かなスペースで過ごされ、台所も無い環境で生活をされていました。ほとんどの部屋の床板も剥がされている状態だったので、生活環境を整える支援を行うことを判断し、コンパネ施工の工事を始めました。明日には台所のシンクの設営が終わり、これまでよりも生活環境が整う予定です。
 

5月26日
大町町1世帯の見守り訪問活動を行いました。
高齢者のご夫婦世帯で、発災後は親族が所有する社宅にて避難生活をされています。被災したご自宅については、現在修繕に向け進んでいるようですが、新型コロナウイルスの影響により工事が計画通り進まず、悩んでおられました。

武雄市1世帯の見守り訪問活動を行いました。
高齢者の一人暮らし世帯で、自家用車を持っておられず、買い物などの外出に不自由をされています。お米はご自身で炊き準備されますが、炊事ができる環境が整っておらず、おかずの準備が困難なため、ノンカップ麺やなめらか豆腐などの食料をお届けしました。

5月27日
大町町1世帯の見守り訪問活動を行いました。
水害、油被害により自宅を解体され、現在は家族3人で倉庫2階にて生活をされています。炊事ができる環境も整っていないため、冷凍食品などの食料をお届けしました。新居については、大幅に遅れたものの工事は始まっていましたが、新型コロナウイルスの影響により業者の休業や資材不足などで今は基礎だけ出来た状態でストップしており、工事再開は6月に入ってからになるとのことでした。

武雄市1世帯の訪問活動を行いました。
先週、武雄市でこれまで支援していた方より情報があり、訪問した一人暮らしの世帯です。発災後約9ヵ月間、自宅のほとんどの部屋の床板を剥がした状態で過ごされ、ご自身は3畳ほどの僅かなスペースで生活されていました。おもやいボランティアセンターからコンパネの支援があり、床のコンパネ施工と、台所のシンクや冷蔵庫も無い状態だったのでシンクの取り付けと冷蔵庫、家具の支援を行いました。また、これまで炊事ができる環境では無く炊事をされていなかったので、これからの生活に必要な調味料や洗剤などを詰め合わせた「生活応援セット」をお届けしました。「こんなにいろいろしてもらって、ありがとうございます!」と喜ばれていました。
 

5月28日
大町町2世帯の見守り訪問活動を行いました。
1世帯目は、借家だった自宅は水害、油被害により大家の判断で解体され、現在は大町町が準備した公営官舎に高齢のお母さんと息子さんの2人で生活をされています。今後の生活についてお話をし、町内で物件を見つけたそうで、今度、その物件を内見するとのことでした。
2世帯目は、高齢のお母さんと障がいがある娘さんの2人で生活をされています。水害、油被害により自家用車を廃車にされ、通院や買い物などの外出に不自由をされています。大町町との協議にて8月末まで使用出来るタクシー券を以前お届けしていましたが、今後自家用車の購入も見通しが立っていないため、節約しながら大事に大事に使っているとのことでした。

<その他>
5月27日
大町町や関係団体(SPF、一般社団法人おもやい)との定期協議に参加しました。
前回の定期協議にて、これからの雨季に向けた防災に関するDVDを作成し、被災者に配布することを確認しました。本日は各団体が災害時に出来ることを出し合い、それをもとにDVD作成を進めるとのことで、関係団体との意見交換を行いました。


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2020年6月16日

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