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2018年度「第21回青少年ネグロス体験ツアー」

日  程:2018年7月21日(土)~28日(土)
主  催:グリーンコープ共同体

グリーンコープではネグロスとの共生・連帯する取り組みの一環として、組合員の子どもたちによる青少年ネグロス体験ツアーを実施しています。
2018年度はグリーンコープ生協ふくおか(北九州地域:小倉北、小倉南、京築、八幡西、折尾若松、中部地域:中遠、筑豊、宗像)、グリーンコープ生協さが、グリーンコープ生協(長崎)、グリーンコープ生協おおいたの青少年11名が参加しました。
以下、一週間の報告をします。

 

 7月21日(土)

           
結団式を行ないました。 
期待と緊張、不安の中、ネグロスへ向けて出発!待ち時間にしたトランプで、すぐに仲良くなりました!
この日は、マニラで一泊しました。

 

 7月22日(日)

早朝、マニラ空港からバコロド空港へ。バコロドは大雨でした。
ジープニーに乗り、カネシゲファーム・ルーラルキャンパスへ。
笑顔で待っててくれたネグロスユースと対面!お互いに相手の国の言葉で、自己紹介をしました。

 

さっそく、お昼ご飯。
豚のケチャップ煮、チキンと通心菜のスープ、デザートはランブータンとマンゴーでした。

ランブータン。皮をむいたら、ライチのようです。
到着した日は、雨がやむことはなく、兼重さんのお墓参りと農場見学は断念。午後は、いろいろなワークショップやネグロスユースたちがネグロスの歴史を創作劇で披露してくれました!

 

7月23日(月)

昨日からの大雨がやみ、兼重さんのお墓参りへ。
グリーンコープ共同体顧問の大橋さんより、兼重さんについて、ネグロスバナナの歴史などについて話を聞きました

 豚舎を見学しましたが、BM活性水が使われているので、匂いも少なく子豚も快適に元気に育っていました。
ネグロスユースとジャパンユースで、同じジープニーに乗り、パンダノン村へ。
ジープニーは、窓もドアもありませんので、風を感じることができます
パンダノン村に到着。バランゴンバナナ生産者のドリーさん宅で民泊します。
ウェルカムドリンクのココナッツジュースで、のどを潤しました。

 

畑に移動してバナナの植樹を行ないました。慣れない手つきのジャパンユースをネグロスユースたちが手伝ってくれました。
畑では、バナナの手入れ作業、袋かけ作業、増えすぎた苗を間引きするサッカーコントロール作業を体験しました。どれも、バナナを大きく健康に育てるための大切な作業です。
バナナ畑で、花と実が一緒になっている珍しい状態のバナナがあり、APLAの寺田さんより説明を聞きました。

 

畑から戻ると、バナナのお菓子作りやマスコバド糖や通心菜、バナナの花、オーガニックせっけんを使った有機肥料作りと、せっけんと唐辛子を使って作る除虫剤作りの実演を見ました。

 

7月24日(火)

朝食後、歩いて15分ほどの川へ行きました。
朝の冷たい川遊びで、気分もリフレッシュ!

お世話になった村の方やドリーさんにお別れをして、ラ・サール大学・グラナダキャンパスのセミナーハウスへ移動。
シャワーからお湯がでないこと以外は、とても快適な宿泊施設でした。
到着して少し休憩したら、さっそくワークショップが始まりました。
「人生の木(Tree Of Life)」と題したワークショップでは、生まれてから現在に至るまでの自分を振り返り、将来についても考える機会となりました。
セミナーハウスでは、配膳、後片付け、皿洗いなどを3グループに分かれて担当しました。
協力しあうことで参加者同士の絆も深まりました。
食事の前には、毎回、感謝の言葉と祈りを捧げました。

 

7月25日(水)

26日にラ・サール大学で発表する劇のために、1日中ゲームを兼ねてダンスや歌、表現力を育む練習を重ねました。

セミナーハウスでは、たくさんのワークショップを行ないました。
一つのアクティビティが終わるごとに感じたこと、学んだことなどを全員が発表します。この日は夜遅くまで練習が続きました。
お楽しみのおやつ♪
バナナを春巻きの皮で巻いて、揚げたもの。
とても甘いですが、とってもおいしかったと好評でした。
 

 

7月26日(木)

ラ・サール大学内のラ・サール高校で劇の発表です。緊張しましたが、お揃いのTシャツで、堂々と発表することができました!

 

大成功の劇発表の後は、リフレッシュタイム!
セミナーハウスの中にあるプールで遊びました。体調のすぐれない子は部屋で休むなど、それぞれに過ごしました。
最後の夜は仮装パーティ♪
ネグロスユースと2人1組で、お互いの顔をペイントし合い、仮装しました。
子どもたちの想像力は豊かで、限られた材料で、工夫していました。
仮装のお披露目もあり、楽しいパーティとなりました。
修了式では、一人ひとりに修了証書が渡されました。

 

7月27日(金)

ネグロスユースとお別れのときが近づき、最後に皆に伝えたいことを話しました。
これが最後だと思うと涙が溢れます。
そんな中、ネグロスユースが、「ぼくたちはもう家族なのだから寂しくないよ。離れていても、心が繋がっているよ。」と声をかけてくれました。

バコロド市内のバスセンターで、本当に最後のお別れです。
ハグで、気持ちを伝えました。

いつか、再会できる日を願って!

 

7月28日(土)

早朝、バコロドを発ち、マニラ空港へ。
マニラから福岡空港へ無事到着!

福岡空港での解散式。
ツアーに送り出してくれた保護者やお世話になったスタッフに向けて、感謝の言葉を贈りました。

 

8月19日(日)

青少年ネグロス体験ツアー報告会
残念ながら、学校の都合で2人欠席となり、9人でパワーポイントを使い、ツアーで感じたことや学んだことを報告しました。
一人ひとり、しっかりと自分の言葉で語る子どもたちの姿は、とてもたくましく感じられました。
参加者一人ひとりの思いが伝わった、とても感動的な報告会となりました。

(グリーンコープ共同体)

2018年10月15日

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