令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(9月8日)
【9月8日(水)】
(1)稼働人数
合計7名でした。
(2)片付け支援作業
上新キープ&ショップ裏の大家さんの自宅で解体前の準備を行いました。大家さんの成年後見人である司法書士さんに廃棄してはいけないものはないか確認後し、ボイラーの撤去、不燃物の回収、ガス会社への回収の依頼等も行いました。電気、水道等は成年後見人の方が対応されるそうです。仏壇が残っていたので、再度確認すると、仏壇は残していて欲しいとの事でした。水害後、最低限の事はしていましたが、1年経って、2階に上がる階段は朽ち果て、危険な箇所も出てきました。解体の日時の連絡はまだとの事ですが、いつ解体の連絡がきてもいいように、今週の11日土曜日に手とテとてと一緒に、廃棄できる全てのものを搬出したいと思います。家主の方は、今、施設におられます。水害がなかったら2階から球磨川が見えて、本当にいい場所です。家主の方が戻られる場所を解体でなくしてしまうのは、とても心苦しいです。家主の方の代わりに、丁寧に作業にあたりたいと思います。
(3)その他
人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地7箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、人吉城跡、梢山)で移動販売を行いました。
本日は 25名の方が買い物に来られました。
村山あやめ公園仮設団地では、「外を見て車が見えるのを待っていたのよー。」とか、「刺身がとてもおいしかった!」という嬉しい言葉をいただきました。待っていてくださった、ということをとても嬉しく感じました。
村山公園仮設団地では、「きゅうりがあって嬉しい!」と言って購入された利用者がおられました。野菜が高騰、品薄なのでとても喜ばれました。今日の目玉商品だった「栗ごはん」は、本日準備した分が、ここで既に完売してしまい、嬉しい悲鳴でした。小さい子どもさんが手を振って見送ってくれ、ほっこりした気持ちになりました。
立山商店では、ここでも惣菜が大人気で次々と売れました。栗ごはんをお持ちできなかったので惣菜班と相談して金曜にお持ちすることをお伝えしました。「惣菜にサラダがほしい。」というご希望がありました。また、試食のかき氷がとても喜ばれました。
西間第一仮設団地では、車が少なく、留守の方が多いようでした。買い物された方は一人だけでしたが、「クリーミィーソーダアイスがおいしかった!」と言われました。
西間第二仮設団地では、いつも買い物される方、お惣菜やお菓子を玄関までお届けして購入されている方など常連さんが見えました。コーンスープや贅沢バニラアイス、ベジタブルスティック、キャラメルポップコーンなどたくさんご予約がありました。
石野公園仮設団地では、先週は早い段階で牛乳が売り切れてしまっていたので、「牛乳があってよかった!」と喜んで購入されました。ここでも、かき氷が喜ばれました。
梢山仮設団地では、「家事していたけど音楽が聞こえたから慌てて出てきたー。」と言って出て来られた方がいらっしゃいました。この方は「避難所にいたときからオニオンスープの大ファン。」とのことでした。
移動販売を始めて1年以上が経ち、グリーンコープ商品のファンになってくださっていることを嬉しく思います。
※現地での災害支援のようすをインスタグラムでご報告しています。
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2021年9月13日