令和2年7月豪雨（くまもと）の災害支援活動の報告です（8月25日）

 【8月25日（水）】

(1)稼働人数
合計7名でした。

(2)片付け支援作業
①人吉球磨準地区の委員長が運営されてる西瀬災害支援ステーションに集まった災害ゴミの処理を行いました。分別しづらいゴミが細々出てくるのは、相変わらずです。西瀬災害支援ステーションも公費解体の民家の為、解体前の処理を行いました。家主の方からボイラーの撤去をお願いされていたので、家屋からの水の引き込みパイプ等を切断して、外しました。
②下林の高齢者のお宅の砂利の敷き詰めの依頼があったので、実際砂利がどの位必要かの現地調査に行きました。庭の砂利がなくなり水はけが悪くなっているせいか、砂利の敷き詰め依頼が続いています。

　　

(3)その他
①人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地7箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、人吉城跡、梢山)で移動販売を行いました。
本日は 25名の方が買い物にこられました。
村山あやめ公園仮設団地では、毎週お買い物をされる女性の方たちが「もと住んでいたところとは違う場所に家を建てて来月入居するから今月いっぱいでここを出るよ。お世話になりました。遊びに来てね。」と話されました。とても喜ばしいことなのですが「本当はもとのところがよかとばってん…」とも話されて、複雑な気持ちになりました。
村山公園仮設団地では、利用者に代わってお買い物をされるヘルパーさんが「利用者さんが要介護から要支援になられる関係で訪問回数が減るので、買い物支援ができなくなりそうだ。これからはお家まで届けてもらえないか。」と相談されました。来週からお伺いしてみようと思います。
西間第二仮設団地では、いつも楽しそうにお買い物をされる方が、「最近は野菜の値段が高くなってなかなか手が出せなくて困りますねぇ。」と話されつつ、大好きなニューヨークチーズケーキがカタログに載っていたので、「これは注文します。」とリクエストされました。
人吉城趾仮設団地では、1ヶ月ほど前に体調を崩して入院されていた利用者が久しぶりにお顔をみせてくださり、とても嬉しく思いました。「ハンバーグをまたお願いね。」とリクエストしていただきました。
梢山仮設団地では、このところお見えにならない女性の方のお宅を訪ねてみました。元気なお顔を見れて安心したのですが、お話をお聞きしてみると、腰を痛めてしまって買い物に出ることができなくなったので、身内の方が食品や必要なものを届けてくださっているそうで、安心しました。またお顔を見に伺わせてください、とお伝えしました。

　

②第5回デリキチカレーこと、カレー販売を行いました。
毎週水曜、金曜だけ、くまりば敷地内にキッチンカーで出店しているカレー屋さんですが、今日で5回目となりました。
くまりば内にある市役所の方やオフィスの方に徐々に浸透してきており、毎回20食を目安に用意していますが、ほぼ売り切れています。
今日は、初めて購入された方も多く、「思いがけない場所でカレーを買えた。」とみなさん、楽しまれているようでした。
ほぼ毎回買い物をされる市役所の方はくまりば内での告知もされていて、今日はそれを見て知ったというワーキングスペースで働いている若い方がみえました。
くまりばは食事ができる店がないので週に2回のカレーでもかなり喜ばれて、夏休みだけというのはもったいない気がしてきました。予約制の弁当や惣菜などもよいかと思いますが、やはり温かいものを買ってすぐに食べられるということの魅力も大きいようです。寒くなってくればなおさらかと思います。秋以降にも何か企画できればと思います。

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