令和2年7月豪雨（くまもと）の災害支援活動の報告です（4月27日）

 【４月２７日（火）】

(1)稼働人数
合計７名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
①人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性と、そのご両親へ夕食分のお弁当３個をお届けしました。

(3)その他
①球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グランド仮設団地)と、渡地区の4箇所(境目、立野、糸原、水篠)で移動販売を行いました。
本日は25名の方が買い物にこられました。　
朝から良く晴れて、風がとても心地良い天候となりました。
球磨村多目的広場仮設団地で今回お買い物されたのは先週の7名に対して2名でした。
皆さん出て来られないのを心配していたところ、いつも押し車でお買い物に来られる高齢の方が、座っておられたのでお声掛けしてみると、球磨村で新型コロナウイルス感染者が発生した、との事でした。役場の方から「必要な場合を除き、あまり家からでないように。」と言われていて、皆さんが出て来られないのもそれが理由だと気が付きました。「グリーンコープの移動販売も来ないのでは。」と思われていました。

球磨村グランド仮設団地では7名の方が待っておられました。最終10名の方にご利用いただきました。今日は惣菜を沢山準備していたので、途中で売り切れる事なく販売することが出来ました。
午後からの球磨村渡地区境目では、3名の方にご利用いただきました。
独り暮らしの男性の方が大好きな「豚肉の味噌漬け」や「菓子パン」を準備して行ったところ、とても喜んでおられる様子でした。
渡地区立野では、3名の方にご利用いただきました。「もうすぐ梅の収穫があるので塩をお願いします。」と要望がありました。
渡地区水篠では、1名の方のみのご利用でした。
その方には毎回、食パンを購入いただいています。お聞きしてみると、毎朝食パンを食べるのですが、グリーンコープさんのは美味しいねと喜んでいただきました。いちごジャムとブルーベリージャムも無くなるたびに購入されていて、とてもお気に入りの様子で、こちらとしても大変嬉しくなりました。

②熊本県の感染リスクがレベル５に引き上げられた事を受けて、残念ながら開催中止となった「つながる広場」ですが、今回申し込みいただいていた方に連絡して、生活応援セットを届けました。今日は、主に電話で、コロナの事もあるがご迷惑でなければ、直接、ご自宅に伺ってお届けしたいという旨と、都合の良い日時をお聞きしました。「とても楽しみにしていたので残念でしたが、届けていただけるなら嬉しいです」「持ってきていただくのも申し訳ないので、取りに行きますね」と言って下さる方もいらっしゃいました。3名の方は、くまりばキープでの受け取りを希望されましたので、くまりばキープに預かって貰い、手とテとてのスタッフにお願いしました。2軒の方は、本日、夕方持って行く事ができました。お届けし、中身の説明をしていると、水害の時のお話や、避難所での事、今も夜が怖い事、睡眠導入剤を夫婦ともに服用しないと眠れない事、周りには知り合いがいなくていつも夫婦２人でいること、つながる広場に申し込んだのは、久しぶりに知り合いに会えるかもしれないと思ったから、など、沢山の事を吐露されました。延期は仕方ない事ですが、みなさん、つながる広場に何かしらの想いで申し込まれたのだなぁと思いました。生活応援セットを届けるというきっかけで、みなし仮設の方の声を沢山聞ける機会にしたいと思います。明日以降も時間を作ってお届けし、お話も少し聞ければと思います。

　　　

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