ネット注文GCweb 組合員の方はこちら
G
C
W
e
b




  ログイン

令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(4月8日)

 【4月8日(木)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性とそのご両親の夕食分のお弁当3個をお届けしました。

(3)その他
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は28名の方が買い物に来られました。晴れの良い天候に恵まれ、日中は半袖一枚で過ごせるほどの陽気となりました。
地元の方の強い要望を受けて訪問を開始することにした松本地区は、今週から一番最初に訪問することにしました。先週の1回目は、夕方の最後に訪問したため、売り切れの品物が多かったのですが、来られた方々は沢山並んでいる商品を見て、いろいろ選ぶ事ができる事に、大変喜んでおられる様子でした。
今回、南阿蘇の写真家の長野さんより「グリーンコープの支援活動内容と芦北町の状況を知りたい」と連絡が入りましたので、本日の移動販売に同行することになりました。長野さんは令和2年7月豪雨災害の写真集「ゼロの人吉球磨」の3冊目の制作を手掛けておられるとのことでした。芦北町白石地区では、区長さんに発災時の様子を詳しく聞かれていました。発災当時に区長さんがご自分で撮られた写真をお見せしながら当時の状況を説明されていました。白石地区では常連の3名の方が来られお買い物されました。
先週より人吉から訪問を開始した芦北町女島仮設団地では、元気カーが着くとすぐ 女性の方が話しかけてこられました。「今日は孫の小学校の入学式があったんですよ。もうすぐ帰ってくるんだけどね、写真見る?」と 嬉しそうに携帯に収められた ランドセル姿のお孫さんの写真を見せてくださいました。お話を伺ってみると 女島仮設には 小学校一年生はそのお孫さんお一人だけとのこと。「女島地区の小学校に入学してもよかったのだけど やはり自宅のある地区の学校に通わせたくて。 それに早く戻れるなら 地元の学校に通った方がいいからね。」ともおっしゃっていました。遠距離の通学は大変だろうなぁと思いつつ、故郷を大切に想っておられるのも感じて複雑な気持ちになりました。お話をしているうちに、ピカピカの一年生の男の子が 帰宅して元気カーのところまで来てくれました。お買い物中のみなさんも笑顔で迎えられ、とても和やかなひとときになりました。「一年生一人でさびしいかもね」と 女性はちょっと心配そうに話されましたが、お孫さんは仮設のみなさんからたくさんの愛情を受け取って、元気に明るく育っていかれることと思いますし、仮設のみなさんも、このピカピカの笑顔にたくさん元気をもらわれるだろうと思いました。また、車椅子で来られる男性に、先週リクエストされたパックご飯をお持ちしたところ大変喜ばれました。
後半は球磨村に戻り、神瀬の球磨川支流を上り日当地区まで行くと、土石流が流れ込んで再建不可能となったお宅の解体が引き続き行われていました。

   


令和2年7月豪雨災害支援一覧へ

※現地での災害支援のようすをインスタグラムでご報告しています。
ぜひフォローして応援してください!コチラ

2021年4月12日

TOPへ