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連合会 商品おすすめ委員会の「2025年度 津軽みらい農協石川・津軽産直組合 視察・交流」の報告です

2025年度 津軽みらい農協石川・津軽産直組合 視察・交流

日 程 :2025年9月25日(木)~27日(土)
視察先 :青森県
取扱商品:津軽みらい農協石川:りんご
     津軽産直組合:りんご、ごぼう、りんごジュース
主 催 :連合会商品おすすめ委員会
参加者 :組合員  6名
     同行事務局 2名

グリーンコープにはたくさんの産直産地があり、組合員が産地に出向き視察・交流をしたり、生産者に来訪いただいたりして交流を行い「生産者との顔の見える関係」を大切にしています。
9月に青森県にあるりんごの産直産地、「津軽みらい農協石川」と「津軽産直組合」を訪問し、圃場の視察および生産者との交流を行ってきました。その様子を紹介します。

 

【産直産地の紹介】

津軽みらい農協石川

1991年の台風19号で壊滅的な被害をうけた産地を支援するための落果りんごの企画や支援金の取り組み等をきっかけに、産直取り引きが始まりました。長年、農協全体で環境にやさしいりんご作りをしている産地です。2007年9月に減農薬部会が立ち上がり、部会の名称については、ちょうど産地を訪問していたグリーンコープの組合員の意向も反映させ、「いしかわあっぷる☆スターズ」となりました。2013年の台風被害では組合員にカンパを募り義援金をお届けし、また2014年のひょう被害では7割ものりんごに傷がついたためひょう害果の企画を行い、支援金も贈呈しました。さらに2021年には季節外れの低温と遅霜でりんごの生産量が激減したため、組合員カンパに取り組み、支援金をお届けしました。


津軽みらい農協石川「いしかわあっぷる☆スターズ」のみなさんと

 

津軽産直組合

2021年の凍霜害と、減農薬栽培のりんご生産者の縮小により、生産者を探していた時に出会いました。積極的にネオニコチノイド系農薬不使用のりんご栽培に取り組んでおり、2022年より取り引きを開始しました。木本来の生命力を最大限に生かすための最適な土作りや管理、極力農薬に頼らず育てた強い根や葉から栄養が吸収できる栽培を行っています。


津軽産直組合のみなさんと


グリーンコープでは、青森県りんご産地で発生した記録的な豪雪による甚大な被害を受けた生産者を支えるため「2025年青森県りんご豪雪被害カンパ」に取り組み、4,526,600円のカンパ金が寄せられました。今回の視察・交流では、組合員を代表して青森県りんご豪雪被害カンパ金の目録贈呈を行いました。


 

【9月25日(木)】

*津軽みらい農協石川の選果場を視察しました。中に入ると、りんごの甘い香りに包まれました。

 

センサーで糖度、玉の面積や重量、色を識別し、最後は人の目でしっかりとチェックされ、階級別に一つひとつ丁寧に箱に詰められます。小さくて規格外になるりんご(トキ)を試食しましたが、とても甘くてジューシーさに感動し「おいしい!」と声が出ました。

グリーンコープ生協ひろしま 並木

箱詰めされたりんごは出荷まで0度に設定した貯蔵庫に保管されます。家庭では野菜室ではなく、冷蔵庫の保存がよいです。

交流では、産地の様子や生育状況を聞きました。今年は豪雪から始まり、花が咲いたと思ったら、5月なのに高温だったり、干ばつ、強風、カメ虫、コガネ虫と害虫も多く、一番大変な年だったそうです。後継者問題は、一度外を見てから農家をするのも良いと前向きにとらえられているようでしたが、苦労が多く無理して継いでほしくないという親心が伺えました。

グリーンコープ生協ひろしま 並木


カンパ金の目録を贈呈しました。

 

【9月26日(金)】

*午前は「津軽みらい農協石川いしかわあっぷる☆スターズ」の圃場を視察し、交流しました。

<小田桐さんの圃場>

 

春先の気候の影響や干ばつを受けながらも、りんごは太陽の光を浴び、たわわに実っていました。小さなキズや日焼けのある実もありますが、味は変わらずおいしいりんご。自然の中で、生産者が丁寧に育ててくれた証です。安心・安全なおいしいりんごを待っています。

グリーンコープ生協ふくおか 中村

 

産直りんご(こみつ)

津軽みらい農協石川の「こみつ」と呼ばれる究極の蜜入りりんごは、グリーンコープの冬のおくりもの数量限定企画の中でも、毎回注文が殺到する知る人ぞ知る人気商品です。12月頃のカタログGREENでも取り扱っているのでぜひ探してみて下さい。

 

<工藤(秀)さんの圃場>


安心・安全でおいしいことは鳥も知っています。

 

<工藤(芳)さんの圃場>


腐らん病の治療中です。

 

*午後は「津軽産直組合」の津軽産直ファームの圃場を視察し、交流しました。

 

<津軽産直ファーム・代表取締役 工藤(和)さんの圃場>

 

法人として津軽産直ファームを立ち上げた工藤さんの思いが詰まったりんご畑。今年は、豪雪や異常気象に見舞われましたが、その現実を受け止め前向きにりんご作りに挑んでいます。一緒に作っていくことの大切さ、続けられる農業をと語る姿から、私たちが食べ続けていくことの意味とつながりを感じました。

グリーンコープ生協ふくおか 中村

 

【9月27日(土)】

*弘前市にある「津軽産直組合」生産者の圃場を視察し、交流しました。

<木村さんの圃場>

 

1ヘクタールの圃場のうち約半分でトキを栽培されていました。女性でも作業しやすいよう収穫の仕方やコンテナの位置や置き方などさまざま工夫されていました。今年は例年以上の積雪で枝が折れ開花が遅いなどの影響がある他、春先の暑さで早い時期からカメムシが発生するなど困難な年だったそうです。改めて安心・安全なりんごを届けてくれる生産者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

グリーンコープ生協ふくおか 広池

<斉藤さんの圃場>

  

3ヘクタールと広い圃場で、何本りんごの樹があるかご本人も分からないそうです。両親から受け継がれた圃場には樹齢80年を超える大きな樹もあり、大切に育てられていることが伝わりました。いろいろな病害や天候被害にも負けず、笑顔が印象的でとってもチャーミングな斎藤さんでした。これからもお身体に気を付けてりんご栽培を続けていただきたいと思いました。 

グリーンコープ生協ふくおか 広池

 

*圃場視察の後は、津軽産直組合の事務所2階で昼食交流をしました。


カンパ金の目録を贈呈しました。

交流会では生産者から新しい取り組みを聞き、組合員からは各単協での早期予約の取り組みや活動報告をしました。

 

*昼食交流の後は、事務所1階の選果場を視察しました。

雪でつぶれてしまった隣の倉庫を新しく建設中でした。まもなく完成する選果場を大きく広げ、今後の人手不足や作業効率を見据え、AI化を進めていくと話されていました。

グリーンコープ生協おおいた 中島

 

<視察を終えて>

東北の9月とは思えないほどの、汗ばむ気温の中、一大産地で産直りんごを育てている生産者と交流しました。りんごの圃場では、昨年から今年にかけての豪雪被害や、春先からの高温によるカメムシの大量発生、さらに雨が降らないことで玉太りせず小玉傾向であることなど、気候変動の影響が多く見られました。選果場では、りんごのあまい香りに包まれながら、センサーで糖度、玉の表面積、重量、色、腐れなどを識別し、最終的には人の目と手でしっかりとチェックされて丁寧に箱詰めされていました。栽培だけでなく出荷作業にも多くの人の手がかかっていることを知り、手元に届く産直りんごの貴重さを実感しました。他にも、ハダニの被害や害獣被害など沢山の困難を乗り越えながら、津軽みらい農協石川(いしかわあっぷる☆スターズ)は、今年から始めたネオニコチノイド系農薬不使用の挑戦を続けており、津軽産直組合の生産者もその栽培を長く続けてくださっていることに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今回の視察では、組合員から集まった豪雪被害のカンパ金贈呈も行い、生産者からは驚きや感謝の気持ちとともに、組合員の思いが励みになると大変喜ばれていました。カンパ金は、りんごの苗や雪で潰れた倉庫の費用の一部に活用したり、「生産者で相談して大切に使わせてもらいます」と言われていました。生産者と組合員がお互いに感謝の気持ちを伝え合い、温かい思いでつながるグリーンコープの「産直」の素晴らしさを感じました。早期予約は終わりましたが、カタログGREENでの購入や来年度に向けて、利用普及に取り組みます。

連合会商品おすすめ委員会

2026年2月9日

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