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国産率100%肥料の販売開始

一般社団法人グリーンコープ共同体

高止まりする肥料価格を抑え、国際情勢に影響されにくい持続可能な農業を目指して

グリーンコープは、グリーンコープの産直青果生産者を対象に国産率100%の肥料の販売を開始します。これにより、世界情勢による輸入価格の変動の影響を受けにくい、安定的かつ持続可能な肥料の供給体制を実現します。

肥料国産化の背景

肥料価格は高止まりを続けています。農林水産省の「農業物価統計調査」によりますと、2020年の平均価格を100とすると、今年4月は139.1となっています。日本では肥料の原材料である、カリウム、リン、窒素の多くを輸入に頼っています。イラン情勢やトランプ関税、中国による輸出規制といった国際情勢の変化により、肥料の価格高騰は収まりそうにありません。

肥料価格の高騰は、米などの農産物の値上がりに直結します。安心・安全で、そして安定した価格で肥料を流通させることは、持続可能な農業を実現するために重要な課題となっています。

グリーンコープが取り組んでいる循環型農業

グリーンコープでは肥料に限らず、国産化、そして循環型の農業を推進しています。代表例が牛乳です。耕作放棄地を再生してトウモロコシの生産を開始し、乳牛が食べる飼料としても活用しています。また昨年には年間15000トン規模の国産飼料をつくるTMR(Total Mixed Ration の頭文字・「混合飼料」の意味)センターを開設しました。

肥料においても、こうした「地域循環型農業」の実現を目指します。飼料と肥料を地域内で生産することで、価格を抑制しながら、安全・安心な農産物を調達することができます。さらに移動距離も短いので、輸送車両による温室効果ガスの排出も抑えることができます。

商品ラインナップ

国産率100%

商品名 国産率 有機率 重量 N-P-K比 販売単価
GC888号 100% 55.5% 20kg 8-8-8 2,968円

国産率100%の肥料に加え、可能な限り国産原料を用いた有機100%の肥料も以下の通り、発売します。「有機肥料」とは、植物性または動物性の有機物を原料とした肥料のことです。 鉱物などの無機物を原料とした化学肥料とは異なり、微生物の働きによって徐々に養分が分解され、土壌改良効果も期待できます。

有機率100%

商品名 国産率 有機率 重量 N-P-K比 販売単価
GC644号 89.5% 100% 20kg 6-4-4 2,917円
GC754号 88.5% 100% 7-5-4 2,950円

※N-P-K比=窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の割合


お問い合わせ先
グリーンコープ共同体
組織拡大執行部 担当:浅島(アサジマ)
福岡市博多区博多駅前1丁目5-1 博多大博通ビルディング4階
TEL 092-481-5711

2025年7月8日

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