ネット注文GCweb 組合員の方はこちら
G
C
W
e
b




  ログイン

令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(12月5日~27日)

12月5日(火)

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村仮設団地、球磨村公営住宅、球磨村各地区、人吉市下原田仮設団地で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計15名の方が買い物に来られました。
朝から冷たい雨でしたが、午後からは止み、傘なしでお買い物していただけました。
鵜口地区では、先日ご主人が入院されたそうで、ご主人の病院に行かれる前にお買い物に寄ってくださいました。
お昼には、久しぶりに球磨村の支え合いセンターの方がお見えになりました。毎日おいそがしくされている様子でした。
入院された水篠地区の方のお家へその後の様子を尋ねようとうかがってみましたが、まだご入院中だとご近所の方のお話でした。早くお元気な姿にお会いしたいです。

 

 

12月6日(水)

(1)稼働人数
合計4名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
人吉市内の仮設団地と市街地で、見守り活動を含む移動販売を行いました。

合計19名の方が買い物に来られました。
村山公園でいつもお部屋まで商品をお持ちしていた高齢の方について、先日社協の方に相談しておいたところ、今日、元気カーのところに来てくださり、「見守りの意味でも訪ねてほしい」とのことでした。さっそく伺ってみると、やはり「何も手をかけずに食べられるものを」と言われ、さばの南蛮漬けと惣菜、刺身を買われました。来週以降、そのまま食べられるものを見つくろってお持ちしようと思います。
石野公園では、相良町の公営住宅に引越す予定の方お二人が一緒になられたので、引越しの話でかなり長い時間話し込まれていました。手続きや備品購入など手間も時間も普通の賃貸物件への引越しよりもかなりかかるようで大変そうでした。でも、大変と言いつつ楽しみにされていることも伝わってきました。「相良町にも販売に来てよ。遠くまでは行けん年寄りも多かけん」と言われました。
石野公園でいつも買い物される男性の方からは「来週はおにぎりが欲しい。高菜で巻いたやつ」というリクエストもいただきました。

 

 

12月7日(木)

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村神瀬地区、松本地区、芦北町白石地区で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計14名の方が買い物に来られました。
風が冷たくふいていましたが、日差しはあたたかい一日でした。
大岩地区では、停車場のすぐ横の空き地に設置してある罠に子鹿が2匹つかまっていて、住民の方が心配そうにみておられました。「かわいいけど、菜園の野菜を食べてしまうからねぇ」と話されました。
四蔵地区では、12日に神瀬地区の山の神祭りがあるそうで、その時に出されるつぼん汁の材料を買って行かれました。
蔀地区では、お刺身の予約をいただきました。来週お持ちしたいと思います。

  

 

12月8日(金)

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村一勝地地区(友尻、宮園、柳詰、田代、松舟、岳本、日隠)、人吉市下原田第一仮設団地で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計24名の方が買い物に来られました。
人吉を出る時は曇っていましたが、球磨村に着く頃には青空が出て気持ち良い1日でした。
友尻地区では天気が良かったので3人で散歩をしてきたよ、と話してくださいました。
柳詰地区では白和えがとても美味しかったので来週も持ってきて、とご予約をいただきました。どら焼きはないと?焼きそばはないと?と尋ねられましたが今日は他の物を持って行っていたので、来週お持ちしますとお伝えしました。みなさんそれぞれお気に入りの商品がおありのようで毎週楽しみにされているようです。
岳本地区では玄関先にお買い物のメモとお金が置いてありましたので、お届けしました。
日隠地区ではいつもよりたくさんの方がお買い物に来られました。

  

 

【12月12日(火)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村仮設団地、球磨村公営住宅、球磨村各地区、人吉市下原田仮設団地で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計13名の方が買い物に来られました。
朝から霧雨だったり少し強く降ったりでしたが午後からは青空も出てくれました。
来週の販売で今年は終了することをお伝えしての販売でした。「早いねぇ、もうそんな時期ね」と話しながら、コーヒーの詰め替えなど、補充用の商品を注文していただきました。
糸原地区では、先日購入された粉石けん「無香料お洗濯のしゃぼんふわり」が、とてもいい仕上がりになると嬉しい感想をいただきました。ふんわり食パンも「一度食べたらこれがよかー、再来週買えないなら来週2個買おう」と話されました。

  

 

【12月13日(水)】

(1)稼働人数
合計4名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
人吉市内の仮設団地と市街地で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計16名の方が買い物に来られました。
先週から訪問を再開した村山公園仮設団地の女性の方は、とにかく簡単に食べられるもの、そのまま食べられるものが欲しいと言われます。なので、今週はチルド品の魚の生姜煮や味噌煮を持って行ってみたら喜んで2品買われました。一時期は心配しましたが、耳が聞こえてないだけのようで今日はかなりしっかりお話しできて「来てもらえて助かります」と言ってくださいました。「耳が悪かで相手すっと大変かね」と労われました。
先週リクエストいただいた高菜で巻いたおにぎりを惣菜班に作ってもらい石野公園の方にお持ちしたところ、大変喜ばれ「また来週もお願いね」と言われました。毎回、お応えすることは難しいかとも思いますが、頼んだものがちゃんと届くと本当に嬉しそうなのでなるべくリクエストにお応えできればと思います。
梢山仮設団地で毎週、牛乳を買われる男性は「ここにはもう俺くらいしか残らんけん無理してこんでよかよ」と言われました。周囲がどんどん引っ越されるので少し寂しそうでした。

  

 

【12月14日(木)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村神瀬地区、松本地区、芦北町白石地区で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計14名の方が買い物に来られました。
今週も工事車両が多く行き交っていました。
白石地区では発電車や数台の工作車が駐車場や道路に止まって大がかりな工事が行われていました。とても大きな音で、住民の方は我慢しておられるのだろうと感じました。
神瀬地区も国道が交互通行になって本格的な復旧工事が始まった様です。
今日はいつもお持ちしていない海鮮丼をお持ちしておすすめしましたら、「珍しいね~、食べてみる」と買っていかれました。
すき焼き用にうまかたれを、やわらかいおかずにいわしの生姜煮をおすすめし、買っていただきました。

  

 

【12月15日(金)】

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村一勝地地区(友尻、宮園、柳詰、田代、松舟、岳本、日隠)、人吉市下原田第一仮設団地で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計24名の方が買い物に来られました。
朝から小雨の降る中でしたが、皆さん外で待たれていました。宮園地区では27日の餅つきを楽しみにされているようで、「鏡餅を頼んだよ、ぜんざいを作るみたいよ」と話されていました。
柳詰地区ではグリーンコープの冷凍巻き寿司をおすすめしたところ、「来週すぐ食べれるようにして持ってきて」と、リクエストをいただきました。先週リクエストを頂いていた焼きそばを惣菜班に作ってもらいお持ちしたところ「もうないの?」と、あっという間に完売してしまいました。どら焼きやヨーグルトなどお気に入りの商品をいろいろと買っていかれました。
皆さん元気カーでのお買い物を楽しみにされているようです。田代地区では工事作業員の方が昼食用に海鮮丼と醤油を買って行かれ松舟でも工事作業の方が牛乳とお茶を買われました。今日は初見の方も来られ、賑やかでした。

  

 

【12月17日(日)】

(1)稼働人数
合計12名でした。

(2)餅つき
昨年と同じく西瀬校区の子ども食堂「おしゃべり食堂」と合同で、年末の餅つきをしました。今年も組合員さんが場所の予約から解錠をしてくださりました。また、町内会長、子ども会、校区の市議会議員の方にも声をかけて下さっているとの事でしたので、地域の方でやっていただこうとこちらからの体制は、人数少なめでの餅つきとなりました。
8時半には、組合員の方と地域の役員の方が来られ、餅つきの準備、子ども食堂からの材料で豚汁を始められました。子ども達も徐々に集まってきて、餅つきが始まるのを楽しみにしている様子でした。
1回目をつき始めると「やりたいやりたい」と子ども達がよってきて、餅つきを体験し、あん餅を自分で丸めて美味しそうに食べていました。中には「僕、あんこ嫌い。みたらしが良い」という子もいましたが、地域の方が「もう、ちょっと待っとってんない」と言ってご自宅から醤油を持ってきて砂糖醤油を作ってあげていました。つきたてのお餅は美味しかったようで、3つ食べた子や、地域の方が小さな餅を作ってきな粉餅を沢山作っておいてくださっていると、遊んで小腹がすいたらパクっと口に入れてまた、遊ぶという子ども達でした。「子ども会の人数も減ったけん、こぎゃん子どものいっぱいおっとは久しぶりね~」と話されていました。高学年の男の子達は、大人並の力で8回つきました。途中で杵に”ささくれ”が出来たので、替えの杵を取りに行かなければならない位でした。なかなか力が杵に伝わらず、上手に打てない子に地域の方が持ち方やコツを教えてらっしゃいました。照れながらも嬉しそうでした。
地域の若いお母さんも初めて餅をちぎり、丸められたようで、ここでも上手な餅のちぎり方、丸め方の講習?が開かれていました。「全部丸めて最後に残った餅は、子どもには絶対食べさせたらいけんとばい。大人が食べんば。なんでかは知らんけど、そぎゃんて、姑さんから教わったけん」と地域の伝統話も若いお母さんに引き継がれていました。
子ども達があまりにも餅をつきたがるので、2回程は餅が冷めてしまい、丸めにくかったようで、「子ども達は豚汁食べて休憩~」と言われていました。地域の役員、議員の方にも餅をついてもらい、なんとか8回分20キロのもち米を餅にする事ができました。
今年初めて来られた方は、「みんなですっと楽しかね~。勉強になった~」と言われました。
開催場所となった公民館の横は、水害後、少し片付けられた程度で、そのままでした。新しい家やアパートも増えてはきている様子でしたが、新しく引っ越して来られた方との交流もあまりなく課題は沢山あるようです。それでも、去年よりは地域の方が主体的に動かれ、私たちの手伝いも少なくなってきたので、地域のコミュニティーは少しずつ元に戻っていっているのかなと感じました。年に1度の行事ごとのお手伝いですが、地域の活性化に繋がればと思いました。

 

【12月19日(火)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村仮設団地、球磨村公営住宅、球磨村各地区、人吉市下原田仮設団地で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計19名の方が買い物に来られました。
今日は今年の販売の最終日でした。みなさんにご挨拶しながらの販売で、「来年もよろしくね」と声をかけていただき、とても嬉しく思います。
やわらかいお魚の煮付けが人気でたくさん買っていただきました。お持ちしたクリームシチューも、「持ってきてくれたの~体があたたまります、ありがとうー」ととても喜んでいただきました。来年お持ちする商品の予約もしていただきました。
今年の火曜日の販売を無事に終えることができました。来年も元気に販売にお伺いしたいと思います。

  

 

【12月20日(水)】

(1)稼働人数
合計4名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
人吉市内の仮設団地と市街地で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計16名の方が買い物に来られました。
「移動販売は今日が今年最後です」とお伝えして、来年は10日からになると言うと「あらー、そのときはもうここには住んどらん」と言われる方が3名いらっしゃいました。いずれも相良町にできた災害公営住宅に引っ越されるとのこと。「あちらにも来てくださいね」とお声がけいただきました。

 

【12月21日(木)】

(1)稼働人数
合計7名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村神瀬地区、松本地区、芦北町白石地区で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計16名の方が買い物に来られました。
松本地区では、風が冷たく、雪がパラつきました。「風邪引かずに、来年も来てね」と話されました。
大岩地区では、「今年もありがとうございました、来年もよろしくお願いします」とお伝えしたところ、「こちらこそいつもありがとうございます」と仰ってくださいました。
蔀地区では、久しぶりに来られた方は、お刺身やたまごスープ、バナナなどを買われていかれました。

  

 

【12月22日(金)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村一勝地地区(友尻、宮園、柳詰、田代、松舟、岳本、日隠)、人吉市下原田第一仮設団地で、見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計21名の方が買い物に来られました。
球磨村に入ってすぐ、雪が降り始めました。
友尻地区1か所目では、「今年もお世話になりました」とご挨拶したところ、「こっちがお世話になったよ」と仰ってくださりました。いつも手を振って見送ってくださるので、励みになります。
宮園地区では、「雪やけん気をつけてねー」「お世話になりました」と声をかけていただきました。
岳本地区では、家の屋根や木に雪が積もっていました。いつも来られるおばあちゃんは「骨折して入院してる」とご主人が話してくださりました。
今年の移動販売も無事に終了することができました。

  

 

【12月25日(月)】

(1)稼働人数
合計22名でした。

(2)餅つき
災害より再建した人吉市東西コミュニティセンターで、西校区社協の子ども食堂、ニコニシ食堂と一緒に餅つきをしました。災害公営住宅が完成し、地域を離れる方も役員の中にはいらっしゃいました。
午前8時より東西コミュニティセンターでニコニシ食堂の皆さん、校区の役員の皆さんと餅つきの準備、ニコニシ食堂が用意されたカレーの準備を始めました。ヒトハレからは、同じ校区に住むstaffも参加し、交流の良い機会になりました。
子ども食堂も同時開催だったので、子ども達も次々に集まり、餅をついたり、丸めたりと積極的にお手伝いしてくれました。
お餅130パック、カレー100食が12時には出来上がり、市社協からはお宅までお届けする分のお餅とカレーを受け取りに来られる場面もありました。
日頃はそれぞれの町内での活動が多いお母さん達だったようで、校区での食支援のイベントは初めての方も多かったようです。東西コミュニティセンター再建後、初めてキッチンの設備も使われたそうで、備品、機材等の確認もできたみたいで「いい機会になった~」と喜ばれました。人吉市議会議員の方も2名参加頂きました。「防災訓練も兼ねた本当に良い機会になりました。ありがとうございます」と感謝の言葉を言われました。
カレーは会食で50人程でした。パック詰めされたお餅は、役員さんが各町内の1人暮らしの方に見守りも兼ねて配布されました。

     

 

【12月26日(火)】

(1)稼働人数
合計10名でした。

(2)ヒトハレハウスいっとこで餅つき
ヒトハレハウスいっとこで餅つきをしました。「子どもの居場所ひだまり」に来ている子ども達はこの日を楽しみにしていたようで、あんこの準備からお手伝いしてくれました。また、いつもキープをご利用の組合員さんもお手伝いに駆けつけて下さいました。
もち米が蒸し上がると、やりたいやりたいと子ども達が、次々に餅をついてくれました。
ひだまりからは子ども達に楽しんでもらおうとイチゴを用意され、いちご大福も出来上がりました。初めてつきたてのお餅でいちご大福を作って食べましたが、とても美味しかったです。子ども達も大喜びでした。
午前中、学校の用事で来れないと言っていた中学生は学校帰りにそのまま寄ってくれました。制服がよごれるのも気にせず、時にはふざけながら餅つきを楽しんでくれました。ふざけながら餅をつく様子にその場にいた全員大笑いでした。
小さな男の子とお母さんは、初めての餅つきだったようで、重い杵を二人で一緒に持ってついてくれました。近所のいつも遊んでくれるおじいちゃんにも持っていきたいと頑張って丸めてくれました。
地域の子ども達や、災害支援で出会った方にも久しぶりにあえて、賑やかで楽しい餅つきとなりました。

    

 

【12月27日(水)】

(1)稼働人数
合計17名でした。

(2)球磨村一勝地友尻地区で餅つき
球磨村一勝地友尻地区での餅つきでした。持ち込んだ35キロのもち米は、前日、地域の方々が3時に集まり洗ってくださいました。
35キロという量だったので、8時半には現地に行き、準備しました。地域の方も次々に集まって下さって、隣の地区のおばあちゃんも押し車で歩いて駆けつけて下さいました。
去年、建設中だった消防署が立派に新しくなっていました。また、夏、ラフティングで子ども達が飛び込んだ一勝地にある大岩の周辺は河川工事で飛び込む事ができない状態になっていました。
平日でしたが、地区の役員さん達、地域のおばあちゃん達が沢山集まって頂き、つくのも丸めるのもスムーズにいき、12時頃には31世帯分の鏡餅、34世帯分のあん餅、白餅が出来上がりました。途中、一休みで、みんなでつきたてのあん餅を食べましたが、今までで一番柔らかいあん餅で美味しかったです。
昼ごはんには、カレーを地域のお母さん達と作りました。1人暮らしの高齢の方は、「もう長いこと作ったカレーは食べとらん。いつも、温めてかくっとば、食べとるけん、今日のは手作りでおいしかー」と言われてました。
また、ヒトハレスタッフのリクエストで、最後の少なめのもち米は餅にせず塩むすびにしてもらいました。皆さん、「こどもの頃、餅つきでよーこれば食べよった!」と美味しいと食べていらっしゃいました。懐かしい思い出の再現となって良かったです。
いつも移動販売でお会いする方、年に1度のこの機会にだけお会いする方、はじめましての方もいらっしゃいましたが、皆さんお元気のようで良かったです。来年も、元気で餅つきできるように、お身体には十分気をつけて過ごして下さいと来年の約束もさせて頂きました。
家が遠く持ち帰りの餅を持つと大変そうな方は、職員に送ってもらいました。拡大車だったので、乗るのが大変そうでしたが、「良かった~助かりました」と喜ばれました。

   


令和2年7月豪雨災害支援一覧へ

2024年1月5日

TOPへ