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連合会 商品おすすめ委員会の「2023年度商品メーカーの視察・交流『(株)菱塩』視察・交流」の報告です

 

2023年度商品メーカーの視察・交流「(株)菱塩」視察・交流

日 時:2023年6月15日(木)10:30~14:20
場所:(株)菱塩 崎戸工場 長崎県西海市崎戸町
参加者:組合員13名
    同行事務局4名
    メーカー2名
主 催:連合会商品おすすめ委員会

<はじめに>
グリーンコープ連合会商品おすすめ委員会では、メーカーの商品作りに対するこだわりや取り組む姿勢を知り、グリーンコープ商品についての理解を深め、多くの組合員に伝え、利用につながることを目的に、商品メーカーとの視察・交流を行なっています。
今年度の「(株)菱塩」視察・交流について、ご紹介します。

 

深さ約10メートルの黄色いブイの場所から、海水を取水しています。
GC「海水塩(なぎさ)」に使用されているのは生活排水が流れてくることのない五島灘のクリーンな海水です。

 

取水した海水は、二段ろ過器にかけて砂などを除去します。

 

イオン交換膜法が採用されています。この工程を経ることで、農薬やヒ素、ダイオキシン、PCBなどの有害物質や海水に漂流しているマイクロプラスチックや水銀などを除去した純度100%のかん水を作ることができることを学びました。
年に1度はかん水にマイクロプラスチックが入っていないかの検査を行なっているそうです。

 

膜濃縮せんごう法で、塩分約3%の海水が、塩分18~21%の「かん水」となります。
年に1度はかん水にマイクロプラスチックが入っていないか検査を行なっているそうです。安心・安全で高品質な商品を組合員に届けたいというメーカーの強い思いを感じました。

グリーンコープ生協くまもと 馬場さん

 

濃縮された「かん水」は平窯でゆっくり時間をかけて炊き上げるそうで、その様子を見せて頂きました。
8基の平釜でじっくりと手間ひまをかけて、GC「海水塩(なぎさ)」は作られるため、1日約7~8トンしか製造できません。

 

この平窯製法でできるフレーク状の塩の結晶は、一般的な塩の結晶と比べて溶けやすく食材への味馴染みがいいので、塩漬けや焼き魚は少量でしっかり塩味が感じられるそうです。

 

平釜でフレーク状になった結晶がタンクに溜まっていきます。
そして、炊き上げた後にミネラル分を戻すことで、さらに味にうま味が増すそうです。人間の体は海水のミネラルバランスとほぼ同じなので、きれいな海水から取れる良質な塩は私たちが生きていく上でとても大切です。だからこそ、効率重視ではなく組合員のことを考えて製造されているミネラルたっぷりのGC「海水塩(なぎさ)」を、もっと多くの組合員に利用して欲しいと思いました。

グリーンコープ生協くまもと 遠藤さん

 


(株)菱塩の前で集合写真

 

<昼食交流>

 

場所を移しての交流会では、引き続き、(株)菱塩の松永社長に同席いただき、さらにGC「海水塩(なぎさ)」についての理解を深めました。
基本的な調味料であり、人類の生存に欠かせないと言われるほど重要な塩。
市販にも、釜炊きで手間をかけて作られた高価な塩がいろいろありますが、今回工場で見せていただいた「イオン交換膜」という装置を通して海水の不要な成分・危ない成分を除去し、さらに濃縮し、平釜でじっくり炊き上げて出来た塩は「世界一安全である」という社長の言葉を聞いて、GC「海水塩(なぎさ)」がいかに安心・安全で貴重な商品であるかがよくわかりました。豆知識として…塩は匂いを吸いやすいので、匂い移りのしない、水気のないところに保管するのがいいそうです。こんなに素晴らしい品質で、しかもカタログで手頃な価格で手に入る「なぎさ」をしっかりアピールし、自分たちも利用していこうと思えた楽しい交流会でした。

グリーンコープかごしま生協 下本地さん

 

<おわりに>
工場は、生活排水や工場排水が流れ込まない西海国立公園の西端にあり、車窓から見えたエメラルドグリーンに輝く透き通った海に、感動しました。農薬やヒ素、ダイオキシン、PCBなどの有害物質、海水中を漂流するマイクロプラスチックが完全に除去され、平釜製法でじっくり時間をかけて結晶化されます。その後、一旦取り出されたミネラル分を戻して血液のミネラルバランスに合うように調整されていると知り、驚きました。GC「海水塩(なぎさ)」は、グリーンコープの様々な加工品にも使用されています。製法にこだわった世界一安心・安全・きれいなお塩を自信をもって多くの組合員に伝えていきます。

連合会商品おすすめ委員会

 

2023年8月7日

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