九州北部豪雨災害支援の報告です(12月6日~22日)
【12月6日(火)】
<見守り訪問>
(1)朝倉市佐田にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、しめ縄飾り、祝い箸をお届けしました。
以前は、ご自宅前の河川工事が続いていましたが工事も終了しており橋げたも完成していました。元気に過ごされており、お正月は息子さんご家族が帰って来られるのを楽しみにされていました。
(2)朝倉市黒川にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、しめ縄飾り、祝い箸をお届けしました。
訪問しましたがご不在でしたので、玄関先にお届けして、夕方お電話で訪問したことをお伝えしました。元気に過ごしているとのことでした。
<本日の支援者>
登録ボランティア:1名
【12月8日(木)】
<見守り訪問>
(1)朝倉市杷木下池田にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、きな粉、しめ縄飾り、祝い箸、ノンカップ麺類をお届けしました。
久しぶりの訪問に大変喜ばれていました。もう来ないかと思っていたそうです。年明けたら88歳になるとのことでした。夏に体調を崩して約1ヶ月入院されていたとのことでした。体がフラフラし自炊も出来ず、今は週に2回ヘルパーさんのサービス(入浴・掃除等)を受けておられました。私たちの訪問で短い時間でしたがお喋りできたことに「本当に楽しかった。うれしかった。」との感謝の言葉をいただきました。
(2)朝倉市杷木池田にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、きな粉、しめ縄飾り、祝い箸をお届けしました。
前々回の訪問時は、毎日、押し車で歩きながら20分かけて畑に行っているとのことでしたが、今でも膝の状態が悪く、畑は完全にやめたそうです。
私たちの久しぶりの訪問に大変喜ばれ、今でも被災された地域を離れて寂しい気持ちはあられるようですが、私たちの訪問に大変感謝されていました。
今年で86歳になられており、何とか自分のことは自分で出来るように自宅周辺を散歩するなどの日常を過ごされているとのことでした。
(3)朝倉市杷木池田にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、きな粉、しめ縄飾り、祝い箸をお届けしました。
仮設住宅から自宅に戻られた方です。未だに自宅直ぐ横の護岸工事は完成していませんでした。こちらでも久しぶりの訪問を大変喜ばれていました。
今でも散歩を続けられており、健康管理に気を付けられているご様子でした。来年80歳になるとのことでした。
(4)朝倉市比良松にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、きな粉、しめ縄飾り、祝い箸をお届けしました。
こちらには事前連絡なしでの訪問でしたが、私たちの訪問を大変喜ばれ、長期に亘る支援に感謝の言葉をいただきました。
日常より酒量が多く心配していましたが、ここ3日間は切れて飲まれていないとのことでした。こちらからも酒はそこそこに控えて、健康に留意していただくように促しています。
(5)朝倉市柿添団地にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、きな粉、しめ縄飾り、祝い箸をお届けしました。
ご本人はお元気にされている様子でした。毎週火曜日のいきいき健康クラブも楽しみにして続けらおりお友達の方と話ができることがありがたいと言われていました。
整形外科、皮膚科、内科などいくつか病院に行かれていますが特に悪いところもなく、街中で便利に過ごされているお話を聞くことができました。
12月18日(日)に行う餅つきの案内をしてきました。いつもグリーンコープが開催する餅つきを楽しみに(感謝)されており、今回も参加される予定です。
(6)朝倉市須川にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、しめ縄飾り、祝い箸をお届けしました。
本日はご自宅裏の柿畑で柿の剪定作業をされていました。今年も数人の方に手伝ってもらいながらお一人(ご本人85歳)で柿の生産・出荷が無事に終わったと言われていました。
趣味のフラダンスも続けられている様子です。コロナの影響で練習だけだったようですが11月17日近くの行事に出られるということでした。
ご本人は85歳になられていますが健康面では心配ない様子ですが、最近近所のお友達が入院され話す相手がだんだん少なくなっているようでした。
(7)朝倉市杷木池田にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、しめ縄飾り、祝い箸をお届けしました。
本日ご本人は惣菜を道の駅バサロに出荷されるため野菜の下ごしらえをされていました。半年くらい前から左足が急に痛み出し大きく腫れあがり歩くのも困難になられたそうです。
近くの病院では原因がわからず治療を打ち切りにされたり不安な日々があったそうです。友達から病気の原因を教えてもらいかかり付け医師に相談し福岡市内の病院で11月末に手術をし、今は痛みもなくなり少しずつ回復に向かわれている様子です。これまで苦労された様子を話していただきました。
(8)朝倉市上秋月にお住まいの方に、丸餅、つぶあん、しめ縄飾り、祝い箸をお届けしました。
本日は息子さん夫婦がご自宅の片付けに来てありましたので、挨拶をしてグリーンコープの見守り訪問を継続させていただいていることを説明させていただいております。
ご本人にはお元気な様子でしたが、いつもより口数が少なくなられたように思いました。「体調は悪くないけど行動がなかなかでき難くなったかもね」と言われていました。
ペットのわんちゃんを大事にされ仲良く暮らしてある様子でした。
<本日の支援者>
ふくおか本部:2名
登録ボランティア:1名
【12月13日(火)】
<朝倉被災者をみまもり隊役員会議>
・今週末、12月17日(土)、18日(日)に開催する「杷木団地、柿添団地での餅つき」の打合せをグリーンコープ甘木店2階でおこないました。
今年も、感染拡大防止の徹底をおこないながら実施することを確認し、朝倉被災者をみまもり隊役員メンバーの役割担当や事前準備などを確認しました。
<本日の支援者>
・南地域本部:1名
【12月17日(土)】
<年末餅つきイベント(杷木団地)>
・昨日、杷木団地(復興支援住宅)で、朝倉被災者をみまもり隊とグリーンコープの共催で餅つきイベントを開催しました。総勢64名の参加でした。団地にお住いの皆さん約15名が餅を丸める役を担っていただき、手際よく作業をすすめることが出来ました。朝倉市復興推進室からもご参加いただき、本当にありがとうございました。
・毎年恒例となっている餅つきイベントに参加された皆さん、終始笑顔で楽しそうに過ごされていました。支援させていただいている私たちに対して、団地にお住いの参加者からと団地の集会場責任者からも感謝のお言葉をいただきました。
・つき手として、抱樸館福岡からも7名参加していただき、本当に助かりました。
・新聞社が餅つきの様子を取材されました。
・また、団地の集会場責任者から子どもたちへクリスマスプレゼントをグリーンコープから支援して欲しいと、要請を受けていましたので、お菓子の詰め合わせを15セットをお届け(支援)させていただきました。
<朝倉市ダークツーリズム>
・午後から約2時間、九州北部豪雨災害から5年経ちましたが、現在の復興の様子を現地で見学しました。朝倉市杷木地区の4か所(白木、松末、林田、寒水)の復旧(河川工事など)の進捗の様子や地域の復興の様子など分かりやすく説明いただきました。
<本日の支援者>
ふくおか本部:4名(子1名)、北九州地域:1名、南地域本部:1名、筑紫支部:1名、久留米支部:4名(子6名)
筑後支部:3名(子1名)、大牟田支部:2名(子1名)
ゆうあい福岡:2名、登録ボランティア:1名、抱樸館福岡:7名、朝倉被災者をみまもり隊:3名
グリーンコープ連合会:1名、グリーンコープ生協おおいた:1名、社会福祉法人グリーンコープ:1名
【12月18日(日)】
<年末餅つきイベント(柿添団地)>
・本日は、柿添団地(復興支援住宅)で朝倉被災者をみまもり隊とグリーンコープの共催で餅つきイベントを開催しました。被災された方々と柿添地区の住民、区長さんも参加され、総勢約50名の参加でした。
・九州北部豪雨災害から5年が経ち、仮設住宅の頃から毎年、年末恒例の餅つきを続けてきました。本日は、雪の中でしたが、もち米30キロを蒸してはつき、団地のおばちゃんたちに餅を丸めていただきました。参加いただいた皆さんからは、コロナ禍で久しぶりの再会もあり「元気にしとった?」「いつもありがとう」など、たくさんの声をかけていただきました。
・昨日に続き、本日も組合員がつくった豚汁を参加者に振る舞い、参加者からは美味しい!と大好評でした。
・本日もゆうあい福岡による、ファイバーリサイクル市も集会場内で開催しました。
<ダークツーリズム>
・昨日に続き、朝倉市杷木4地区(白木、松末、林田、寒水)のダークツーリズムを開催しました。雪の影響もあり現地見学の時間を少し短縮しながらでしたが、朝倉市杷木地区の現状を知る機会になりました。
<本日の支援者>
南地域本部:1名、小倉南支部:2名(子1名)、ふくおか本部:1名、筑紫支部:1名、久留米支部:1名、筑後支部:8名(子2名)
ゆうあい福岡:2名、登録ボランティア:1名、(一社)Camp:1名
抱樸館福岡:7名、朝倉被災者をみまもり隊6名、社会福祉法人グリーンコープ:1名
【12月19日(月)】
<あさくら復興サミット>
・本日の出席者は、5団体5名の参加でした。
・各団体からの活動報告では、白木復興支援協議体からは、白木地区の河川工事の進捗、砂防ダム建設の進捗報告がありました。今後、白木地区に「人が集まるような場所」を作りたいなど意見交換された報告がありました。(一社)Campからは、これまでの活動報告(ダークツーリズム、講演会など)、今後の活動予定報告がありました。
・欠席された団体もありましたが、出席された団体の間で意見交換、情報共有をおこなうことができました。
・今回は、いつも開催しているらくゆう館ではなく、朝倉市杷木の久喜宮の「久喜宮地域防災拠点施設(久喜宮コミュニティ)」で開催し、防災拠点施設の視察見学を参加者全員でおこないました。
・次回の復興サミットは、3月15日を予定しています。
<本日の支援者>
南地域本部:2名、久留米支部:3名
グリーンコープ生協ふくおか甘木店:1名、ゆうあい福岡:1名
【12月22日(木)】
<見守り訪問>
・杷木林田にお住いの方に、しめ縄、丸餅、きなこ、あんこをお届けしました。災害で自宅が半壊状態でしたが、自宅をリフォームし元の場所に戻られています。
元気な様子でしたが、春先に交通事故で足を骨折されて先日退院されたそうです。まだ、思うように体が動かないときもある様子でした。
ただ、「正月は、子どもたちも帰ってくるので楽しみにしている」と笑顔でお話しされていました。
2022年12月26日