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連合会 商品おすすめ委員会の「2022年度 中晩柑学習会<ハイブリッド開催>」の報告です

 

2022年度 中晩柑学習会<ハイブリッド開催>

日 時:2022年12月7日(水)
主 催:連合会商品おすすめ委員会
講 師:グリーンコープ青果生産者の会
    柑橘部会会長 肥後七草会 小田さん
    柑橘部会事務局 佐伊津有機農法研究会 明瀬さん

 

 はじめに
連合会商品おすすめ委員会では、中晩柑の利用普及に活かす目的で、毎年、柑橘部会より生産者を迎え学習を行なっています。
中晩柑とは温州みかん以外の柑橘の総称で、グリーンコープでは15種類の中晩柑を12月から7月に企画しています。
中晩柑学習会では、中晩柑の栽培の様子や品種ごとの特長を学習しました。

 

グリーンコープの中晩柑の種類

①スイートスプリング
②早香(はやか)
③みはや
④ぽんかん
⑤はるか
⑥文旦
⑦ネーブル
⑧はるみ
⑨伊予柑
⑩清見
⑪はっさく
⑫不知火(しらぬい)
⑬ニューサマーオレンジ
⑭甘夏 
⑮河内晩柑

 

グリーンコープのみかん・中晩柑の特徴

 

学習会の様子


肥後七草会 小田さん(左)、佐伊津有機農法研究会 明瀬さん(右)

 

生産者のお話

今年の温州みかんは天気がよかったので美味しいけれども、傷みが多く出ていてかなりの不作で6割程度となっています。青島みかんは年明けに企画予定ですが、温州みかんの収量が少ないので、出荷できる産地を調査して、予約みかんにも青島みかんで対応するかを検討します。

中晩柑はいろいろな品種を作ることができますが、その一方で、包丁を使わないと食べにくい清見、甘夏、伊予柑、ネーブルは人気が下がり、これから無くなっていくと思われます。

温暖化で草刈の頻度が増えました。また、雑草の種類も増えていて、その中でも外来種で、服の上から刺さって痛いアメリカセンダンという雑草が増えています。

 

学習会を終えて

中晩柑の季節は、手仕事のように夜な夜な皮をむいて、朝食べるようにしています。子どもたちも大好きです。

初めて聞くもの、食べたことがないものもありました。減農薬やこだわって作っていること、異常気象の中で苦労して栽培されていることなどがわかりました。今年は絶対に注文します。

温州みかんしか食べない人に、中晩柑リレーを知ってもらいたいと思います。いろいろな中晩柑が届くのでおすすめです。

 

最後に
産地の様子や品種の違い、病害虫についてなどのお話をお聞きし、その中でも気温が高いために虫が以前より長い期間活動して困っていると聞いて、気候変動の影響でご苦労があることを実感しました。除草剤を使わずに暑い中で草刈り作業をしたり、毎年状況が異なる病害虫の対応を工夫したりと、時間と手間をかけて作ってくださっている様子をうかがい、多くの組合員に利用していただきたいと思いました。

連合会商品おすすめ委員会

2022年12月26日

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