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連合会 商品おすすめ委員会の2022年度「酪農生産者交流会 タオルとメッセージを贈る取り組み」<オンライン開催>の報告です

2022年度 
「酪農生産者交流会 タオルとメッセージを贈る取り組み」
<オンライン開催>

日 時:2022年11月7日(月)10:00~12:30
主 催:連合会商品おすすめ委員会
参加者:組合員              22名
    non-GMO牛乳生産者会     12名
    熊本県菊池地域農業協同組合   1名
    熊本県酪農業協同組合連合会   2名
    雪印メグミルク(株)      3名

 

はじめに
グリーンコープ連合会商品おすすめ委員会では、年間を通して産直びん牛乳の利用普及をすすめています。
毎年開催している11月の交流会は、年に一度、生産者とメーカー、消費者である私たち組合員が出会い、日頃の感謝の気持ちを直接伝えて交流ができる、大切な場となっています。
2022年度もコロナ禍により、昨年同様にオンラインでの交流会を開催しました。
産直びん牛乳の原料となる生乳の生産者に向けて、良質な生乳を生産いただいていることへの感謝の気持ちを伝え、良質な生乳生産のために、酪農作業で欠く事のできない「タオル」と、組合員一人ひとりの感謝の気持ちを込めた「メッセージ」をお届けしました。

タオル目録贈呈
細菌数の少ない良質な原料乳のために、母牛の乳房を清潔にすることが大事だと考え、搾乳時に使用してもらうために、タオルを集めています。
「私たち組合員の思いに寄り添い、日々努力を重ねられている生産者のおかげで、私たちはこうして毎日安心して産直びん牛乳が飲めると本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」とのお礼の言葉を添えて、集まった18,100枚のタオルを贈呈しました

せっけん目録贈呈
タオルを洗う洗濯用のせっけんとして、GC「無香料 お洗濯のしゃぼん ふわり(キレート剤入)」を66kg贈呈しました。

組合員からのメッセージ
各単協で、生産者の皆さんへのメッセージを集め、冊子にしています。今年は56冊のメッセージ集を生産者の皆さんへお届けしました。

 
組合員からのメッセージ集

 

組合員が産直びん牛乳の利用につなげるために行なった取り組みの報告
産直びん牛乳をたくさんの組合員に利用していただきたいと各単協では様々な取り組みを行なっています。広報誌を使ってのアピールや学習会・料理会、予約の取り組みなどの報告があり、生産者やメーカーの皆さんに知っていただく機会となりました。

 
単協で配布したチラシ


委員会での牛乳実験の様子


店舗でのタオルの回収の様子

 

三池ファームよりライブ中継
牛が広々とした牛舎で自由に過ごしている様子を見ることができ、ストレスなく育てられていると感じました。三池さんの姿が見えると、犬や猫と同じように尻尾をふって近づいてくる子牛たちが本当に可愛くて、牛を撫でる三池さんの愛情を感じました。

 

 

グループ交流
5班に分かれて、産直びん牛乳で乾杯をしてスタートした、グループ交流の様子を報告します。
・「いただいたメッセージがとても嬉しくて、いつも見ています。タオルやせっけんまでもらえて至れり尽くせりで、本当にありがたい。」という生産者の言葉を聞き、この活動が生産者のみなさんの支えになれていることを実感できました。
・「今、届いたメッセージを一生懸命に読んでいました」の言葉に、組合員の想いがしっかり届いているんだなあとホッとしました。
・組合員から贈られたメッセージを毎日読んでいるという生産者もいらっしゃり、特に印象的だったメッセージを紹介され「本当にうれしい。これを励みにまたがんばれます」と言われている姿にとても感動しました。
・牛舎で過ごしやすい場所を牛さんたちが取り合っていることや、産直びん牛乳が大好きで毎週4本ひとりで飲んでいることなど普段は聞くことができない生産者のお話を聞くことができとても楽しかったです。
・おじいさんの代からの酪農家という方もいれば、嫁いだ先が酪農をしていたという方もいらっしゃいましたが、皆さん「大変」と言いつつも楽しそうに仕事をされているのが印象的でした。
少人数でのグループ交流は、質問もしやすく、生産者と近い関係性になれたとの感想が聞かれました。

 

感想

初めて生産者のみなさんがメッセージを喜んでくださる様子を見ることができ、参加した私の方もとても嬉しい気持ちになりました。
私たちが出来ることを考えアピールしていくことが、「生産者のため」「毎日お乳を出してくれる牛たちのため」「牛乳を飲み続けたい私たちのため」になるということを改めて実感した交流会となりました。

「牛たちが健康でいることが一番嬉しい」と言われていて、牛舎温度の管理やミネラルを摂取するための塩の準備など愛情を持って育てられていることが伝わり、産直びん牛乳が安心・安全で美味しいのは酪農生産者さんたちの努力のおかげだと改めて感謝の思いでいっぱいになりました。

毎年集めているタオルやメッセージがどんな方に、どのように活用されているのかを実感する事ができました。組合員が贈るタオルを使っていただいている様子を見せていただいてとても嬉しかったです。来年もしっかりと集めたいと思いました。
生産者、メーカー、組合員が交流する場を持てる事は、素晴らしい事だと思います。それぞれの立場からのお話を伺い、どれか一つでも欠けたら私達の元に美味しい産直びん牛乳は届かないんだと感じました。
朝早くから牛の搾乳に始まり、体調管理、牧草やトウモロコシの栽培まで、本当に大変なお仕事なんだと思いました。「ヘルパーさんに頼んで半日休みを取る時もあるけれど、出来るだけ自分で世話をしたい、自分で管理していると安心だから」と言う言葉に、酪農生産者さんのプライドを感じました。
こんなに思いのこもった産直びん牛乳を届けていただいている事に感謝して、飲み続けられるようにアピールしていきたいと思います。

 

おわりに
毎年開催しているこの11月の交流会は、生産者とメーカー、消費者である私たち組合員が出会い、日頃の感謝の気持ちを直接伝えて交流ができる大切な場となっています。昨年度と同様にオンラインで開催し、12名の生産者が参加してくださいました。
牛舎からの中継では、牛のリラックスした様子やどんな作業をしているか一日の流れを教えていただきました。早朝からの作業や体調管理、トウモロコシの栽培、交流会の途中にも出産が始まったりと、とても大変な仕事だと思いましたが、「飲んでくれる組合員のために、大切に牛を育てることにやりがいを持っている」といきいきと話してくださいました。
産直びん牛乳で乾杯をして始めたグループ交流では、組合員からの質問に答えていただき、愛情を持って育ててくださっていることが分かりました。
この産直びん牛乳を飲み続けられるよう、また生産者が酪農を継続できるよう、利用普及に取り組みたいと思えた交流会でした。

連合会 商品おすすめ委員会

2022年12月2日

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