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連合会 商品おすすめ委員会の「2022年度 みかん産地視察・交流」の報告です

2022年度 みかん産地視察・交流

日 時:2022年8月22日(月)
主 催:連合会商品おすすめ委員会
参加者:生産者       26名
    組合員       36名
    同行事務局      4名

連合会商品おすすめ委員会では、早期予約みかんの取り組みに連動して、毎年、九州に11ヵ所ある産地の1つに生産者と組合員が一堂に会し交流を行なっています。2022年度は天水グループ(熊本県玉名市天水町)を訪問し、視察・交流を行ないました。

天水グループ 堀田さんの園地

① 晴れた日は雲仙岳がきれいに見えるそうです。

② 生産者にみかんの生育状況を説明いただいています。

③ 日陰のない園地はとても暑く、日頃の作業の大変さを実感しました。

④ 今年のみかん順調に育っています。

交流会の様子

⑤ 感染対策をしたうえで交流会を行ないました。

⑥ 生産者から今年の作柄を報告いただきました。

⑦ 組合員から早期予約の取り組みを報告しました。

⑧ 組合員から感謝のメッセージを贈呈しました。

⑨ 

Q&A

Q:アンケートでクレームが届くことはありますか?
A:「届いたみかんがほとんど腐敗していた。消費者をなめているのか」などのクレームが届いたことがあります。腐敗防止剤を使用していないため腐敗しやすい。届いたら箱をすぐに開け、涼しい場所に保管してもらえるように伝えてほしいです。「すっぱかった」「外見が綺麗でなかった」などもあります。安心、安全なみかんを届けるため手間暇かけて栽培をしていることをわかって頂きたい。外見が悪かったり、すっぱいものが届くことがあることも配達の際などに伝えてほしいです。

Q:暑い時は、冷蔵庫の野菜室に保管しているが良いでしょうか?
A:保管としてはよいですが、追熟は止まります。

Q:美味しいみかんを見分けるには?
A:色が濃いもの、サイズは大きすぎないものがよいです。

参加した組合員の感想

・実際に農園に行ってみて眺めの良さや豊かな自然の中に感動し、夏の暑い中の草刈りや剪定をしたりして減農薬に取り組むことがいかに大変であるのか実感し、安心安全なみかんを食べたいという私たちの想いに共感頂き、苦労されて減農薬でネオニコフリーで作ってくださって、頭が下がる思いで感謝しかありません。

・想像を遥かに超えた山の上にあり、アップダウンも激しい、そして何よりも数分いるだけで汗が滴り落ちる暑さ、こんなにも過酷で大変な環境の中で毎日大切に育ててくださっているみかんを私たちは毎年いただけているのだと、とてもありがたく感じました。

・交流会では、各生産者から今年の生産の様子や生育状況を聞きました。九州各地で産地ごとに違いがあることを知りました。北の方の地域と南の方でも違いがあるし同じ県内でも雨が多かった所もあれば、水不足の所もあり降水量にも差があるのだと知りました。収穫量も産地によって多い所少ない所と差があるようでした。今年はハチが多く、スズメバチなどに刺されたこともある生産者もおられてアナフィラキシー反応を起こすこともあるので作業中は処方薬を持ち歩いているそうです。命にかかわるような作業もあるのだと驚いたし、そのような環境の中で頑張ってくださっている様子を聞き感謝の気持ちでした。

・近年、毎年のように異常気象が続き、先祖や親の代から続くやり方が通用しなくなってきたそうです。自然相手で予測が難しい中、早期予約は見通しが立つので本当に有難いと全員おっしゃっていました。出荷量の7~8割が予約とのこと。そして、グリーンコープは価格が決まっているので、ある程度の収入の見込みがわかるので、設備投資など計画的にできるのだそうです。ただ、産地全体としては高齢化が進み、気候の変動、害虫害獣被害などがあると、小さな農家は廃業し、大きなところが集約しているようです。みかんはお手紙、アンケートはお返事。こうしてこの先もずっと交流が続くことを願います。


 

連合会商品おすすめ委員会

2022年9月8日

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