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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(6月1日~30日)

【6月1日(水)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地6箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、梢山)で移動販売を行いました。
本日は21名の方が買い物に来られました。
村山あやめ公園仮設団地では、常連の女性の方が、元気カーが到着する前からみんなの家の前で待っていてくださいました。いつもみえる女性の方が今日はいらっしゃいませんでしたが、常連の男性の方が「今日は留守しとらすけんこらっさんよ」と教えてくださいました。
村山公園仮設団地では、いつもご自宅のベランダまで商品をお届けする方は、いつもは心配なくらい買い物されますが、今日はちょうど社会福祉協議会の買い物支援の品物が届く時間とぶつかったこともあり、惣菜2つと刺身でいつもよりは少ないお買い物でした。「来週はうまいもん持ってきて」と言われました。
立山商店では、向かいの美容室の方、カフェの方、立山商店の方とたくさんのお客様に来ていただきました。惣菜がここで一気に売れ、「ここでお弁当買えると聞いたから」と立ち寄られた方もいらっしゃいました。ただ、その方は”しそ”がどうしても好きになれないとのことでお弁当のごはんにしそこんぶがのっているのが残念、とのこと。3個買おうとされていたのを1個にされました。
町家ギャラリーでは、近くの工事現場の方が、海鮮丼を買われました。後で気づいたのですが海鮮丼には醤油がついていないので食べるときに困られたのではないかと思います。醤油の小さいパックを用意したほうがよいかもしれません。町家ギャラリーの方が、それぞれにお弁当を買われここで完売しました。
西間第一仮設団地では、今日は買い物されたのはお一人でした。足の悪い方で杖をついて時間をかけて元気カーまで出てきてくださいました。ちょうどみんなの家に来ていた社会福祉協議会の方が、「今、歩いてみえてますから」と元気カーに声をかけられ、足の悪い方のことを気にかけておられる様子が伝わってきました。
西間第二仮設団地では、いつもお弁当を届けるお宅と、たくさん買い物をされる常連の方がご利用されました。今週注文できるカタログをお見せするといろいろとお話をされながら、来週のご予約をたくさんされます。週に1回の買い物と会話をとても楽しまれているように感じます。以前買われた惣菜のフレンチトーストがとても気に入られたようで「次はいつになるか?」と尋ねられたので来週お持ちする約束をしました。シンプルなパウンドケーキもずっと欲しがっておられるのでキープに委託で商品を置かれているお菓子屋さんに聞いてみようと思います。
石野公園仮設団地では、市役所の職員が仮設団地内の除草作業をされていました。ここではお一人だけの利用でしたが、前日にリクエスト頂いていた飲料用の水をお渡しする事が出来ました。
梢山仮設団地では、先週リクエスト頂いた「豚肉」をお渡しすると、「来週も同じ物をお願いね」と、再び豚肉の予約を頂きました。「ここはお店までかなり遠いから、買い物に行くのも大変なのよ。移動販売に来てくれるから本当に助かる」と感謝されていました。

   

 

【6月2日(木)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。

本日は19名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区では、常連の男性の方は「今日はよかです。」とお買い物はされませんでした。たまに来る女性の方が「人吉に持っていくから。」と、お惣菜3つとお刺身を買われました。
芦北町白石地区では、元気カーの停車場所をご提供頂いている女性の方、これからお友達の家に遊びに行かれるようで、お弁当2つ、お惣菜、パン、牛乳を買ってくれました。
芦北町女島仮設団地では、足の悪い女性の方、「来客の方に喜んでもらえます」と、缶のりんごジュースをいつも買っていただいています。また先週買い物支援としてお届けした「らっきょ酢」に梅を漬けるようで、「あなた達にも試食してまらうから、あてにしないで待っててね。」と言われました。スタッフの一人は久しぶりに木曜コースに乗ったのですが、「あなたは久しぶりだったね。」と覚えてくれていたので、とても嬉しく思いました。
球磨村神瀬地区でいちばん上流に位置する日当では、停車場所の上に4軒ほど家がありますが、インフラ整備完了で仮設住宅から殆どの家に戻られているようでした。「上にも高齢者が居るから需要あるかもよ。」と教えてくれました。一度アクセスのルート確認と各世帯を訪問してお話をしようと思います。
上原では、珍しく初めての方が来られていました。暑かったので、アイスクリームのバラ売りをお見せしたところ、「商売上手ね~」と言いながら、楽しそうに選んでくれていました。
蔀では、アイスクリームやお刺身が沢山売れていました。いつも押し車で来られて待っているおばあちゃんは、ご飯物が欲しかったそうですが、午前中に売り切れてしまったので、残念がられていました。「次回は取り置きしておきます」と、お伝えしました。

    

 

【6月4日(土)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村大瀬地区、一勝地11地区(友尻、宮園、松舟、田代、野々原、中屋、吐合、日隠、岳本、中津、黄檗)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
計25名の方が買い物に来られました。
球磨村大瀬地区では、久しぶりに常連の女性のお二人が揃って見えました。ご主人の選挙やその他でお忙しかったそうです。久しぶりにみる元気カーのお惣菜やお野菜をしっかりと選ばれていました。また清掃車で収集に来られた若い男性が、「小腹が空いた」と、惣菜班が作った「あんバターサンド」とジンジャースカッシュを「美味しそう」と言いながら買ってくれました。
球磨村一勝地地区野々原では、停車場所でお買い物されるおばあちゃん、今日はデイサービスに行かれているようでお留守でした。そのおばあちゃんの家に用事があって来られた老夫婦のお二人が元気カーを見に来られ、秋刀魚の惣菜や不知火を買われていきました。
黄檗では、いつもの常連の女性お二人が来られ、今日も沢山買い物してくれました。大阪に帰っている男性の方は今月9日に戻ってこられるそうで、「来週は◯◯さんも来るから、お刺身を準備しといてね。」と教えてくれました。
友尻では、海鮮丼を買われたお客さん、そのまま停車場所の家の前でランチタイムとなりました。元気カーが良いコミュニティの場となっているのを感じました。「先週買い物したかった物をやっと思い出した」と、まいたけポタージュを買われました。毎朝飲まれるそうで、「これ美味しいのよ!おすすめです。」と、逆に常連さんから教わりました。
宮園では、最近までお一人で買い物されていた常連さん、今日はお知り合いの方も数ヶ月ぶりに来られ、嬉しそうでした。買い物した後も楽しそうにお喋りされていました。
田代では、スタッフの着ているヒトハレTシャツを見て、「これはユニフォームですか?」と聞かれ、「スタッフがデザインして顔はスタッフなんです。誰か分かりますか?」と、Tシャツの話で盛り上がりました。
岳本では、いつもの常連さん、「家族が多いから食材があっという間に無くなる」と賑やかな団欒が目に浮かびました。
日隠では、停車場所の日隠学習センター前で、暑い中元気カーの到着を常連さんが待っていてくれていました。感謝です。
人吉市下原田第一仮設団地では、「アイスクリームがなくてはならない季節となりましたね。どんなアイスクリームがあるのか楽しみです。」と、言われました。選ぶ楽しみが出来るように種類も豊富に準備したいと思います。

    

 

【6月7日(火)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の4箇所(境目、立野、糸原、水篠)で、地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は22名の方が買い物に来られました。
球磨村多目的広場仮設団地では、近くの渡保育園の職員から依頼がありました。「来週の火曜日に保育園の年長さんに人参の買い物を体験してもらい、カレーを作る予定なので、来週10本くらい人参を持ってきてもらいたい。」という依頼内容でした。元気カーに可愛い園児さんがお買い物している姿が目に浮かんで今からとてもワクワクしています。しっかりと準備していきたいと思います。
さくらドーム仮設団地では、先週部屋の中で転倒し、支え合いセンターのスタッフに対応していただいた常連のおばあちゃんは、転倒の影響もあるのか、「古傷が痛む、立ち上がるのがきつい。」と言われていたので、注文した品物は家の中の冷蔵庫に入れてあげました。
グラウンド仮設団地では、常連のお客さん、「もうすぐ自宅のリフォーム工事が終了する。キッチンも綺麗なのが入った。」と嬉しそうでした。被災者にとって一日も早く安心できる生活が戻ることを祈るばかりです。
渡地区境目では、常連のおばあちゃんは、元気カーが待ち遠しかった様子で、「まだ来ないかなと、2・3回外に出て確認したよ。」と言われていました。元気カーを楽しみにされている様子が伝わってきて、とても嬉しく思いました。
糸原では、元気カーの運行時間を間違われたようで、午前中暑い中、外で待ってくれていたようでした。とても気の毒でしたが、「次回からは◯◯時に来てくださいね。」と運行時間をお伝えしました。
水篠では、家の手直しに大工さんが来られていました。午前中は一勝地の診療所に娘さんと行かれていたそうで、一緒に帰宅していた娘さんもお買い物に出てきてくれました。お二人でお惣菜やお刺身を買われました。
人吉市下原田第一仮設団地では、前回買った「えびつゆ」がとても美味しかった、「再度欲しい」と言われたが、在庫を切らしていたため、別のつゆをお勧めしましたが、どうしても「えびつゆ」が欲しかったようで、お勧めしたつゆは諦められました。

   

 

【6月8日(水)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地6箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、梢山)で移動販売を行いました。
本日は21名の方が買い物に来られました。
村山あやめ公園仮設団地では、毎回お惣菜を楽しみにされている常連さん、「ここのお惣菜はよく出来ているから夕飯の参考になります。」と、とても嬉しいお言葉をいただきました。仮設団地にいると、なかなか料理をしなくなる高齢者が多いと聞きますが、ヒトハレのお惣菜で、被災者の方が一人でも多く、「料理を作りたい」と思えるようになれば、それはとても素晴らしい事だと思います。
村山公園仮設団地では、ヒトハレの惣菜班が作った「フレンチトースト」を「厚焼きたまご」と見間違えていました。そう言えば最近見間違える方がちらほらいらっしゃるようなので、厚焼きたまごも惣菜のレパートリーに加えても良いのかと思いました。
立山商店では、商店に買い物に来られたお客さんが、珍しそうに元気カーを見に来てくれました。品数の多さに関心されている様子でした。
西間第一仮設団地では、最近昼間は車の数も少なく、人の気配もめっきり少なくなったように感じます。玄関に貼り出されている空室の文字も目立つようになってきました。
西間第二仮設団地では、近所にお住いの男性の方が、お昼ごはんを買いに見えました。お弁当やお刺身、お茶などを買われていました。
石野公園仮設団地では、常連のお客さん、なかなか梅雨入りしないのも、気にされている様子で、「遅い分早く明けるのか、それと長引くのかとても不安」だとおっしゃっていました。一昨年の水害の時が同じように、最初は空梅雨だと思われてて、その後あんな大災害になったので、なかなか梅雨入りしないのも不安のようです。
梢山仮設団地では、常連のおばあちゃん、「今日はお友達が来ているから。」と、嬉しそうで、お菓子や飲み物をいくつか買っていかれました。

    

 

【6月9日(木)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は16名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区では、いつも来られる奥さんが出てこられなかったので、待っていると、ご主人がジェスチャーで「出かけているよ」と、教えてくれました。帰り際に常連の男性の方とすれ違いました。元気に自転車を漕いでいたので、お元気そうで安心しました。
芦北町白石地区では、最初誰も見えなかったのですが、しばらく待っていると元区長の奥さんが出て来られました。「他の方はお出かけされているよ!」と教えてくれました。今週末の炊き出しをとても楽しみにされている様子でした。河川の工事が終わったのは良かったのだけど、日中も車両が殆ど通らないのも、どこか寂しさを感じました。
芦北町女島仮設団地では、停車位置をいつもと違う場所に停めてしまったらしく、来られたお客さんから、「えらく遠かところに停めたね〜」と笑いながら言われました。甘酒を振る舞ったところ、「美味しいね〜、昔は自分で作っていたんだけどね。」と、おっしゃっていました。
球磨村神瀬永椎では、下のほうに車を停めて待ってくれていました。「ご飯は明日の夜の分まで欲しいけど。」と、リクエストのパックご飯と数種類の惣菜を買ってくれました。
四蔵では、「グリーンコープの純米酢がとても美味しかったので。」とリピート買いされていました。
上原では、到着時間がいつもより早すぎたので、誰も来ないかと思っていたら、次々と常連さんが来られました。お一人の常連さんは、「音楽が聴こえたけど時間的にまだだから空耳かと思った。」と言われました。いつもの3人の方が来てくれたので安心しました。
蔀では、手押し車で待ってくれているおばあちゃん、新しい手押し車に変わっていたのですが、来られる時に転んだみたいで手を怪我されていました。寒い時期ではなかったのがせめてもの救いですが、少し心配しました。今日はお刺身を沢山買われる男性の常連さんが来られなかったので、沢山のお刺身が余ってしまいました。

    

 

【6月10日(金)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村大瀬地区、一勝地11地区(友尻、宮園、松舟、田代、野々原、中屋、吐合、日隠、岳本、中津、黄檗)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
30名の方が買い物に来られました。
球磨村大瀬地区では、いつもの常連さんが来られ、ご近所のお友達の分の牛乳まで買われていました。「この牛乳は本当に美味しいですよね。毎週これがないと!」と、すっかり、びん牛乳の大ファンになってくれています。またここ辺りでは珍しく、ベビーカーを押した若いおかあさんが音楽を聴いて出て来られました。まだ2ヶ月の男の子の赤ちゃんをベビーカーに乗せてお散歩の途中だと言われていました。ご出産の為里帰りされているようでした。「お昼ごはんに」と、海鮮丼とお惣菜を買われました。
一勝地地区野々原では、停車場所の目の前の家のおばあちゃんは、外でご近所さんとお話中でした。「今日は買い物したかったからデイサービスには昨日行ってきた。」とわざわざ金曜日を空けてくれていたようで嬉しく思いました。
吐合では、ほぼひと月ぶりに、たまに見える女性の方が見えました。ご近所の方にお返しをあげたいからと、アイスクリームやトマトなど沢山買われていました。
友尻では、最初の停車場所のおばあちゃん宅に元区長さんが来られていて、庭先でお喋りされていました。おばあちゃんは「何か冷たかとば」と、アイスクリームを購入されました。やっぱり暑さが増してくるとアイスクリームやジュースが沢山出ます。
宮園では、常連さんのお二人がお喋りしながら元気カーの到着を待っている様子でした。「今日は何を作ろうか」と、悩みながらお買い物されていました。
田代では、先週来られなかった常連さん、「先週は音楽が一切聞こえなかった。ずっと待っていたのに来なかった。」と言われたので、丁重にお詫びしました。来られない時、訪問することが大事だと思いました。
松舟では、常連の男性の方が来られなかったので、お宅を訪問してみると、「外出中」の貼り紙がしてありました。
日隠では、「わざわざうちまで来てくれてありがとう。」と、お惣菜の「豆腐ハンバーグ」を買われた方が、「うちもこれを作ろう」と豆腐を購入されました。お惣菜が夕飯のヒントになって良かったです。またいつもご夫婦で仲良く来られる常連さん、いつもご主人は買い物が終わるとさっさと帰られますが、今日は奥様が買われた商品を一緒に持って帰られていました。とてもほのぼのとした光景でした。
人吉市下原田第一仮設団地では、「えびつゆが美味しかった」と言われました。また一つグリーンコープ商品の美味しさを知ってくれたようで嬉しく思いました。

 

【6月11日(土)】

(1)稼働人数
合計9名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
芦北町白石地区で住民主催の炊き出しのお手伝いに参加しました。白石地区に到着すると、既におかあさん達が外で待ってくれていました。荷下ろしからテーブル展開、慣れているせいか、とてもスムーズです。本日のメニューはタコ焼き、サラダ、わかめスープ、おにぎり、デザートに牛乳でぷるりんでした。タコ焼きはカセットコンロ用と電気式のタコ焼き器を2台用意しました。今日は、水俣のほのぼのクラブからのお手伝いに4人、にじのおとからも1人、子ども達がきてくれました。地元のお母さん達が具材の切り込みをして、子ども達が焼く担当をしました。子ども達が焼くのを楽しそうに見てらっしゃったり、見かねて手伝ったりされてました。カセットコンロの方は最初焼き加減が難しかったのですが、回数をこなすうちに徐々に上手くなってきました。焼きながら、食べながらと、わいわい楽しい様子でした。また、グリーンコープのタコも凄く美味しい!と皆さんおっしゃっていました。瓶入りのマヨネーズも初めての方が殆どで、「たまごが違うのかな?凄く美味しいです。」と感激されていました。また、おにぎりに巻いた「焼ききずのり」も大絶賛だったようです。「移動販売でも売ってるの?」と聞かれ、「ここにある調味料や海苔など殆ど載せていますよ。」とお応えしました。「久しぶりにこんな美味しいおにぎり食べた」と言っていただきました。海水塩なぎさと海苔効果だと思います。

子ども達と一緒にたこ焼きを食べながら、元区長さんは「ここはね、さっき、あんた達が遊んどった川があるやろ、あそこから、ここまで水がきたとよ。大雨が降って「逃げなさい」て言われたら、大事な物もって、絶対逃げなさいよ。逃げんとダメばい」と話されてました。子ども達にとても響いたと思います。

また、元区長さんより、「11月に道の駅大野温泉のグランドゴルフ場で、白石地区の大会があるから是非グリーンコープの皆さんにも賑やかしに来て欲しい」と依頼がありました。皆さんから地区で初めて取り組まれるレクレーションの場に誘われるのは初めての事で、少し戸惑いましたが、同時に嬉しく思いました。「多数決で、レクレーションすることになったけど、世帯が半数以下になったけん、すくなかけんね。グリーンコープさんが入ってくれると嬉しか」と言われました。
炊き出しは現在2ヶ月に1回の開催となっていますが、この場がないとゆっくり話す事もないと言われます。今日も、皆様終始笑い声の絶えない時間を楽しそうに過ごされていました。
次回は8月の開催予定となっていますが、おそらく梅雨も明け、日中は暑さが厳しいと思います。そこで地区のおかあさんから、「少し涼しくなった夕方頃から夕涼み会とかどうですか?」という提案がありました。それを聞いて、これまでと少し形を変えて、地区の小さなお祭りのような場にするのも良いのかなと思いました。日頃は静けさに包まれている地区ですが、たまに賑やかに過ごせる場も良いと思います。どのような内容にしていくのか、地区の方やヒトハレのメンバーとも話し合っていきたいと思います。

(3)コウモリ対策の続きを行いました
芦北町白石地区で炊き出しの場所をご提供頂いている方の倉庫で前回の「コウモリ対策」の続きを行いました。前回ビニールカーテンを引くためのワイヤーを設置した部分に耐候性のあるビニールカーテンを掛けていきました。間口が7.8mあるため、カーテンの重みでどうしてもセンター部分のワイヤーがたわんでしまうので、中央の鉄骨にハンガーを設置してワイヤーを吊ることで対策しました。フックだけでは弾みでカーテンが外れることがあるので、次回はリングをワイヤーに通して開閉がスムーズに行えるようにしたいと思います。また、倉庫の奥にある棚が猫の寝床になってしまっているようでしたので、コンパネを敷き詰めて、猫が出入り出来ないように対策しました。住民の方も大変喜んで頂きました。

 

【6月12日(日)】

(1)稼働人数
合計13名でした。

(2)人吉田んぼラグビーの開催
人吉市の井ノ口町八幡神社横の田んぼにて、「第2回人吉田んぼラグビー」が開催されました。2019年のラグビーワールドカップ熊本大会をきっかけに、人吉ラグビーフットボール協会と人吉ラグビースクールが設立され、元々ラグビーの文化が無かった人吉球磨地域で、ラグビーを普及させる一環として、また田んぼの中で、全ての世代、性別を問わず楕円球に親しむ事を目的として開催されました。
前日に南九州も梅雨入りの宣言があり、天候が心配されましたが、お昼前には日も差して、気温も日中は30℃近くまで上がり、夏の陽気となりました。
昨年は同第1回の大会にキッチンカーで参加し、「かき氷」の振舞いを行いました。
今回も主催者側からグリーンコープに参加要請がありましたので、キッチンカーでの「かき氷振舞い」と、元気カーでの「ジュース販売」を行いました。
キッチンカーでの「かき氷振舞い」は、朝から行列ができるほどの大人気ぶりで、準備した約250カップ分のかき氷もお昼には終了しました。参加者の皆様からも大変喜んで頂けたと思います。
また販売用のジュースは旧元気カーの冷蔵庫で冷やした物と、水と氷を入れた大きなバケツに冷やした物を準備しました。天気予報でも暑くなるという予報でしたので、参加者の皆さん、飲み物の準備をしてきた方も多かったのですが、圃場の近くには販売機も殆どないので、冷えたジュースやお茶を買われる方もいらっしゃいました。
また組合員とワーカーズと職員の10名でチームを作り今大会に選手としても参加しました。グリーンコープのPRとして、チームTシャツを10名分準備し、グリーンコープのゼッケンを着用し、参加しました。試合は2試合で4名ずつですので、途中交代しながら全員が試合に参加できるようにしました。参加された皆さん、無心になって楽しまれている様子でした。常に笑いの絶えない会場の様子に参加された被災者の方にとっても、良い時間を共有出来たのではないかと思いました。
最後の主催者の挨拶で「来月で、豪雨災害から2年になります。まだまだ、復興には時間がかかりますが、毎年田んぼラグビーに来て、少しずつ復興し、元気になる人吉を楽しんでいただければと思います」という閉会の挨拶が印象的でした。

   

 

【6月14日(火)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の4箇所(境目、立野、糸原、水篠)で、地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は22名の方が買い物に来られました。
球磨村多目的広場仮設団地では、先週、近くの渡保育園の職員から「来週の火曜日に保育園の年長さんに人参の買い物を体験してもらい、カレーを作る予定なので、来週10本くらい人参を持ってきてもらいたい。」という依頼があっていました。今日はそれを楽しみにグリーンコープで注文した「人参」を袋から取り出して、多少の泥を取って準備していたカゴに人参を並べて行きました。元気カーが到着すると、雨の中、園児たちが傘をさして談話室の前で待っていてくれていました。仮設団地の方のお買い物が終わるまで、じっと待っていてくれました。園児2人で1ペアになり、買う人とお金を支払う人で人参を1本ずつ買われました。最後に「お仕事頑張ってください」と園児一同に言われて、涙ウルウルといった様子でした。
さくらドーム仮設団地では、久しぶりに来られた常連さん、「1ヶ月入院していた」との事。このところ玄関のチャイムを鳴らしても出てこられなかったので心配していましたが、元気そうな姿を見て安心しました。毎回お惣菜をあてにしてくれていているのですが、今回もお惣菜とお弁当を買ってくれました。
グラウンド仮設団地では、久しぶりに見えた常連さん、ご主人が入院されていたそうです。「お刺身が食べたい!」というご主人のリクエストでお買い物に来られた様子でした。いつも生イカとカンパチを取り置きしている方なので、買い物もスムーズでした。
球磨村渡地区糸原では、仮橋の完成が間近のようでした。一昨年の水害の時に橋が流されてから即席の橋をかけていましたが、それも昨年の大雨の時に流れていました。ようやくしっかりと丈夫そうな鉄骨の橋が架けられていました。道から対岸にお住いの住民の皆さんも少しは安心出来ると思います。
水篠では、足の不自由なおばあちゃん、今回も家から出て来られない様子でしたので、こちらから商品をお持ちしました。「昔の古傷が痛む」と、テープを貼られているのが痛々しく感じました。
人吉市下原田第二仮設団地では、「お刺身が欲しい」と常連さん、今回は売り切れてしまっていたのでとても申し訳なく思いました。来週は取り置きしておきたいと思います。

    

 

【6月15日(水)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地6箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、梢山)で移動販売を行いました。
本日は26名の方が買い物に来られました。
村山あやめ公園仮設団地では、「毎週ここのお昼ごはんを買うのが楽しみ」と、常連さん。今日もヒトハレのお弁当やお刺身を買っていかれました。
村山公園仮設団地では、初めてのお客さんが来られました。普段いつもお仕事のようで、今日はたまたま休みだと言われていました。初の元気カーを見回され、お惣菜や規格外のたまごを買っていかれました。
立山商店では、お客さんに、ここのお店独自のマイバッグを見せてもらいました。とてもお気に入りの様子でした。
西間第一仮設団地では、常連のお客さん、お昼ごはんに海鮮丼を選ばれました。また、買い物支援の方に頼み損ねたナスやきゅうりを買ってくれました。ちょうど載せておいて良かったです。
西間第二仮設団地では、先週リクエストがあった、地元のお菓子屋さんのパウンドケーキをお渡ししました。気に入ってくれたら次回から販売したいと思います。また別の常連さん、「ここの海鮮丼は本当に美味しいね。」と今回もリピート買いされていました。
石野公園仮設団地では、ここでの常連さん、「ここで買い物してから14時に来る移動図書館に行くのが日課なの。」と楽しそうに話してくれました。
梢山仮設団地では、地域支え合いセンターの方と一緒に見えた常連さん、仲良くお喋りしながらお買い物していただきました。
ヒトハレの惣菜班が作るお惣菜は、ここのところ種類もバラエティに富んでおり、「今週はどんなお惣菜なのか、とても楽しみにされている」という声を最近所々で聞くようになりました。

    

 

【6月16日(木)】

(1)稼働人数
合計7名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は24名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区では、今週も音楽を鳴らして待っていましたが、どなたも見えなかったので、自宅まで呼びに行きましたが、応答がありませんでしたので、お留守されているようでした。
芦北町白石地区では、先週の炊き出しの時に牛乳が足りなくて、地区のおかあさんにお借りしていました。代わりにと、「パスチャライズ牛乳」でお返ししようとしましたが、「よかよー」とお断りでした。今日は出発が遅くなったことで、その分到着時間が遅くなってしまいました。案の定皆さん、お外で待っていてくださいました。いつものおかあさん達4人で買い物してくださいました。先週の炊き出しのお礼も言われ、とても感謝されている様子でした。
芦北町女島仮設団地では、地元店の豆腐が人気で、「このお豆腐と揚げは美味しいよねー」と言われ、オススメの食べ方を皆さんで話されていました。元気カーの周りが一つのコミュニティの場になっているようです。足の不自由な常連さんは、梅雨入りしたこれからの事をとても心配されていました。週間天気予報でヒトハレさんが来る日の木曜日を特にチェックしているとの事。大雨で来られない時のために!と多めに買うようにしていると、言われました。
球磨村神瀬地区日当では、インフラ整備完了に伴い、仮設団地から自宅に戻られた方が初めて元気カーに来られました。懐かしそうに豆腐や揚げを買っていかれました。
永椎では、常連の男性の方が、「家があるところはみんな戻ってきているけどグリーンコープの事を知らない人も居るからチラシを配った方が良いかもよ。」と教えてくれました。一度別のタイミングで各家を訪問してみたいとおもいます。
蔀では、元気カーが停車場所に着いた時には、皆さん集会所のベンチに座って待っていてくださいました。お昼過ぎも暑かったせいか、アイスクリームの需要が高く、「いろんなアイスがあるんだね~」と、関心された様子で、沢山買われていました。

    

 

【6月17日(金)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村大瀬地区、一勝地11地区(友尻、宮園、松舟、田代、野々原、中屋、吐合、日隠、岳本、中津、黄檗)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。

合計29名の方が買い物に来られました。 

球磨村大瀬地区では、びん牛乳が欠かせない常連の女性の方は、今日もお友達の分の牛乳まで買われていきました。また、ヒトハレのお惣菜のスパゲッティが美味しそう!と言われ、購入されました。毎回どんなお惣菜が来るのか楽しみにされているようです。
球磨村一勝地野々原では、珍しくどなたも見えませんでした。
黄檗では、大阪にひと月帰省されていた男性の方が帰って来られ、久しぶりに元気そうな姿を見せてくれました。また帰ってきたから宜しくね!と挨拶されました。1年9ヶ月ぶりに帰った大阪では親戚がひっきりなしに訪れて来られたようで、その応対に疲れたと、おっしゃっていました。球磨村に帰ってきて、とてもゆっくり出来るから、こっちが良いですね!と話してくれました。お刺身の鯵が美味しそうと言われ、他にも沢山買われていました。また、いつも商品のリクエストをしてくれる女性の方は、「毎週あなたが来てくれる金曜日が楽しみで仕方がない。」と嬉しいお言葉をいただきました。
吐合では、毎回来られる常連の女性の方と、たまに見える女性の方が、2人で来られました。側の河川の調査に来ていた男性の作業員の方3名に「飲み物を買ってあげたい。」と、お茶2本と元気くんサイダーを買われ、差入れされていました。男性の方もとても喜んでお礼を言われました。「来週は下の地区にいるかも知らないからどっちにも寄ってくださいね。」と言われました。
友尻では、元区長さんが畑で作ったインゲンを仕入れさせてもらいました。明日のヒトハレカフェで販売します。
宮園では、通りがかりの初めての方が立ち寄られて、元気カーを隈なく見回されていました。
田代では、区長のご婦人が、「人吉市の郵便局に行ったとき、グリーンコープさんがイベントをしていて、ガラポン抽選で食パンをもらった」と、嬉しそうに話してくれました。

    

 

【6月18日(土)】

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)上新町でのイベント開催
今日は、久しぶりに上新町でのイベント開催となりました。上新町キープ&ショップのお向かいのお宅の敷地内をお借りしてヒトハレカフェを開催しました。なんとか天気ももち、朝10時開店。キッチンカーではグリーンコープの冷凍ケーキ、白玉冷やしぜんざい、アイスカフェオレを販売しました。
その他、永田パンのラッキーパン、肥後七草会やゆらぎクラブの野菜、庄村養鶏場の規格外卵、ジュースなどの販売を行いました。
今回はオープンするやいなや上新町の組合員のみなさんが来てくださり、みんなでぜんざいを食べながら町内会のような雰囲気になっていました。みなさんが笑顔で楽しそうに会話されている様子を見ると、帰ってきたなーという気持ちになり嬉しくなりました。
その後も、混み合うほど人が集中する時間はなかったのですが、案外、お客さんが切れることはなく、混みすぎてなかったため、来てくださった方と話をする時間もとれて、小規模ながらよいイベントになりました。中にはスタッフの知り合いでその場で加入を決めてくださった方や「近くに住んでいるのでキープができるのが楽しみ」と言ってくださった子連れの方などもいらっしゃいました。子どもの居場所もできることなどもお話できました。
今回は13時までを予定していましたが、12時半ころにはほぼすべての商品が完売。来場数は約60名くらいでした。

 

【6月21日(火)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の4箇所(境目、立野、糸原、水篠)で、地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は21名の方が買い物のに来られました。
球磨村多目的広場仮設団地では、朝からかなり強い雨でしたが、ついたころにはやや小降りになっていていつもの常連さん達は傘をさして来てくださいました。それでもいつもよりはそそくさと買い物をされ、おしゃべりもせずに濡れないように帰りを急がれていました。
さくらドーム仮設団地では、いつも買い物される脚の悪い方は、牛乳の空き瓶を出しておられ、ピンポンしても反応がなくお出かけされているようでした。最近よくお弁当を買ってくださる男性の方に「何かリクエストはありませんか」とお聞きしたら、はじめは「弁当さえあればよか」とのことでしたが思い出したようにスイートフラワー(菓子パン)のことを言われました。「たまには甘かもんもよかけん。あれはおいしか!」と言われました。今日の販売スタッフもスイートフラワーが大好きなので、「あのアイシング部分が最高ですよねー」と盛り上がりました。
グラウンド仮設団地では、今日はついたときにすでに、お二人待たれていました。いつもりんごを欲しがる方のために、グリーンコープのではカタログに載っていなかったため他店で購入してお持ちしましたがかなり高くてどうかな?と思いましたが、すべてお買い上げでした。「高くてもなんでもりんごは私のクスリだから」と言われていました。今日はやたらとお菓子をたくさん買われた方、「昨日町で買い物してきたけん大体のものはあるけん」と今日はお楽しみの買い物だったようです。足りないものはなくても元気カーでの買い物を楽しみにしてくださっているようです。
球磨村渡地区境目は、今日は留守にすると先週お聞きしていたので立寄りませんでした。
立野では、こちらでも「日曜に買い物に行ったけん買うものがない」と言われた常連の方、それでもいつも買われる牛乳と卵に加えて、みそもついでにと買われました。「なにかすぐに食べられるものないかなー」と探されていた方は「焼きそばとかあるといいなー」とのことでした。ご飯にもつまみにもなる、とのことでした。
糸原では、長いこと工事していた仮橋が完成。初めて通りました。川の反対側の住民の方にとってはかなり便利になると思います。
常連の方の一人が今日はみえず、代わりにご主人がみえました。元気カーのことを忘れて奥さんが出かけてしまったそうで、外から「買い物しておいて」と連絡が入ったそうです。「うちのがいつも買うもんをくだい」と言われましたが、毎回うかがっているスタッフがいたのでしっかり対応できていました。
水篠では、一人暮らしの女性の方、今日もかなり歩くのがつらそうで家の外までは出てこられず玄関先でのお買い物となりました。今日は昔の話に花が咲き、以前は十人家族だったこと、戦争中は中国にいらしたこと、若い頃は山仕事で高い木にも登っていたことなど、興味深い話がたくさん聞けました。昭和12年生まれとお聞きし、スタッフ二人の母親と同じ年なので感慨深いものがありました。元気でいてくだされば、子どもの居場所にお招きして子どもたちに昔の話を聞かせてもらいたいと感じました。
人吉市下原田第二仮設団地では、毎回買い物いただく方が一人だけご利用でした。「いつも少ししか買物できずごめんねぇ」と気遣っていただきました。
下原田第一仮設団地では、常連さんお二人が買い物。男性の方、家の軒先にツバメの巣ができていること、近くのスーパーに行ったときにナンパされたという話をされていました。

   

 

【6月22日(水)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地6箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、梢山)で移動販売を行いました。
本日は19名の方が買い物に来られました。
村山あやめ公園仮設団地では、「お昼は何も作りたくないからね~」と、常連さん。毎回お惣菜を楽しみに選ばれています。”水曜日は元気カーのお惣菜でお昼ごはん”と決めてくれているようです。
村山公園仮設団地では、いつもより人気が少ない様子で3名のご利用でした。梅雨の晴れ間を利用してお出かけされる方も多かったようです。
西間第一仮設団地では、ご高齢の女性の方は社会福祉協議会の支え合いセンターの方と一緒にお買い物に来られました。お昼ごはん用に海鮮丼を買われました。
西間第二仮設団地では、前回購入した「パウンドケーキ」がとても美味しかったとの事でした。「ただ欲を言えば、もっと昔ながらにギュッと詰まった物が良い」と意見を貰いました。今後の参考にしたいと思います。
石野公園仮設団地では、オープンカフェに参加された皆さんがお買い物に出てきてくれました。その中で常連のお客さん、以前食べた”サバの味噌煮”がとても美味しかったと、リピート買いされました。
今日は晴れ間も出て、とても蒸し暑かったので、皆さん口を揃えて「暑かね~」と言われていました。仮設団地の部屋の中はとても暑いようで、エアコンは常時つけっぱなしでないと過ごせない季節となっているようです。

   

 

【6月23日(木)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は18名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区では、常連のお客さんお二人が3週間ぶりに来てくれました。久しぶりだったせいか沢山買われていました。その中の男性の方はひとしきりお喋りしてくれた後、「今日は暑かけん熱中症に気をつけてね。」と、気遣ってくださいました。
芦北町白石地区では、常連のおかあさん方4人でお喋りしながら元気カーの到着を待っていてくれていました。「皆さん口を揃えて暑かね〜」と言われていました。
芦北町女島仮設団地では、足の不自由な女性の方、お酢の内蓋を開けるのに失敗されて困っておられたので、開けてあげると、とても助かったと喜ばれていました。また、「毎週元気カーを見るととても安心します。」と言われていました。今回の梅雨で運行停止にならない事を願うばかりです。
お昼からの球磨村神瀬地区に入ると、雨が降ったり、時折晴れ間が出たりでとても蒸し暑くなりました。
神瀬地区日当では、インフラ整備完了に伴い自宅に戻られた方が、先週に続き来てくれました。
上原では、今回は常連のお客さんお一人のみのご利用でした。「お一人は県外の実家に帰省中、お一人はお留守されている」と、教えてくれました。
蔀では、常連の皆さん、買う物を決めているようで、お刺身やたまご、アイスクリームなど買われて行かれます。押し車で来られるおばあちゃんは、「抹茶アイスが欲しい」と言われたのですが、無かったので代わりに"あずきのアイス”をお勧めしました。

 

 

 

【6月24日(金)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村大瀬地区、一勝地11地区(友尻、宮園、松舟、田代、野々原、中屋、吐合、日隠、岳本、中津、黄檗)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
合計32名の方が買い物に来られました。
球磨村大瀬地区では、女性の方が、久しぶりにお二人揃って出てこられました。今日はヒトハレの惣菜班に「お好み焼き」を作ってもらいましたので、お昼ごはんにお勧めしたところ、お二人揃って買ってくれました。
球磨村一勝地野々原では、いつものおばあちゃん、今日もデイサービスに行かずに在宅されていました。今日はお客さんが来るからと、お刺身や惣菜を数点買われていました。自宅のお庭で草取りをしていたらしく、「しゃがんでいたら、立ち上がるのが大変だ」と言われていました。商品はいつものように部屋の中まで運んであげました。
黄檗では、ごはん物が欲しいと言われる女性の方、前の地区で全て完売してしまっていたので冷凍のピラフをお勧めしました。「こんなのも置いてあるんだね」と、感心されている様子でした。
友尻では、常連のおばあちゃん、「昨日嘔吐した」と言われました。今日もまだ辛いようで家の中から出て来れない様子で、元気カーを家の中から見送ってくれていました。美容室のご主人、今週から奥様が入院されていて、お一人との事。何でも作れるそうでケーキまで焼かれるそうです。心配したお隣さん、「野菜は持ってくるから足りてる?」と、手話で対応されていました。
田代では、カップ麺が欲しいと言われる方がいらしたので、グリーンコープの「ノンカップ麺」をお勧めしたところ買ってくれました。また、玉子焼きをリクエストされた常連さん、今日惣菜班に作ってもらったのですが、残念ながら、今日はお留守のようでした。
岳本では、押し車で来られるおばあちゃん、「おやつこんぶ」を1日1袋食べられるそうで、今回も5つ、他にあずきアイス2つ買われていました。毎週おやつこんぶを楽しみにされているそうです。

 

(3)復興イベントに向けて草払い作業のお手伝い
7月3日(日)に人吉市紺屋町で開催予定の復興イベントで使用する会場で、草払い作業のお手伝いに参加しました。今年で水害後丸2年を迎えます。今回は人吉市の商工会議所が主催する2回目のイベントになります。13時半より参加予定の出店者が集まり、刈り払い機や手作業で伸びた雑草の撤去作業をしました。今回は前回よりも場所を少し縮小して行われる為、キッチンカーの台数は3台に絞られます。グリーンコープ人吉「ヒトハレ」はキッチンカーでの出店を希望したところ、抽選の結果、無事に出店者として選ばれました。天気に恵まれることを祈りつつ、しっかりと準備して臨みたいと思います。

 

 

【6月28日(火)】

(1)稼働人数
合計7名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の4箇所(境目、立野、糸原、水篠)で、地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は23名の方が買い物に来られました。
今日は朝から日差しがジリジリと照りつけ、とても暑さの厳しい一日となりました。
球磨村多目的広場仮設団地では、常連のお客さん4名、暑い中出てきてくれました。皆さん、ご自分が欲しい物の場所を熟知されている様子で、それぞれテキパキと商品を選ばれて、とてもスムーズにお買い物して頂きました。
さくらドーム仮設団地では、「大工さんにあげるから」と、アイスクリームを10箱も買われていました。また先々週自宅の中で転倒していた常連のおばあちゃん、足の具合をお聞きすると、「大した事ないよ~」とお元気そうでしたので、とても安心しました。
グラウンド仮設団地では、いつも商品のリクエストをされるおばあちゃん、今日は足の調子が良かったのか、元気カーの停車場所まで自分で歩いて来られました。リクエストされた商品以外にもアイスクリームを2箱買われました。帰りには商品を自宅まで運んであげました。
渡地区境目では、自宅の家庭菜園で育てているトマトが実り始めた!と喜んだ様子でした。今日はどこでも梅雨明けの話題で持ちきりでした。水不足の心配をされる方、野菜が不作となって価格が高騰するのではと心配される方、雨が降らなすぎるのも、それはそれで心配は尽きないようです。

   

(3)移動販売事業者連絡会
第3回球磨村移動販売事業者連絡会が球磨村役場にて15時30分から開催され、ヒトハレからは2名が参加しました。
インフラ避難解除に伴う情報共有を行いました。

 

【6月29日(水)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地6箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、梢山)で移動販売を行いました。
本日は 19名の方が買い物に来られました。
村山あやめ公園仮設団地では、近くにお住まいで、いつもは、キープ&ショップくまりばでご利用されている組合員さんと仮設団地にお住まいの常連さんが楽しそうにお喋りされながら、元気カーが来るのを待っていてくれました。この組合員さんは、この辺りをほぼ毎日散歩しているようで、グリーンコープの移動販売が来ているのを知るようになり、仮設団地内で待っているうちに、ここの常連さんと仲良くなられたようです。元気カーを通じて人と人との繋がりが持てた事、嬉しく思いました。
村山公園仮設団地では、ジリジリと暑さが増してくる時間帯となってきたので、皆さまに「熱中症には気をつけてくださいね」とお声掛けしたところ、「あなた達も外廻りで暑いから、気をつけてくださいね」と、気遣っていただきました。
釜田醸造所では、お店のお客さんの対応をされながら、交互にお昼ごはんを買いに来られました。皆様、今日はどんなお惣菜なのか、とても興味津々で選ばれているようでした。
町屋ギャラリーでは、お刺身をお勧めしたところ、「生魚はアニサキス(寄生虫)が不安なのよね」と言われながらも、お刺身2パック買われていました。
西間第一仮設団地では、梅雨明けした今、このところニュースでも熱中症の話題が絶えない様子なので、ご高齢のおばあちゃんに、「暑くなるのでクーラーは付けておいてくださいね」とお声掛けしたところ、「バッチリ付けてますよ」と言われたので、安心しました。
石野公園仮設団地では、冷凍の帆立やソフトふりかけの予約をいただきました。カタログをお見せしながらご案内していると、ちょうど企画に載っていたので、「来週お持ちしますね」とお伝え出来ました。
今日も危険になるくらいの暑さで、日差しも強かったので、買い物中は皆さん、「暑い暑い」という声が絶えない様子でした。

    

 

【6月30日(木)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は18名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区では、常連の男性の方が、「おはぎ持ってきた?」と、おはぎを楽しみにしておられた様子でした。最近ギックリ腰になったようで、少し辛そうにしていました。いつも来られる「お隣さんは今日は来られないよ。」と、教えてくれました。
芦北町白石地区では、「もう暑くてしにそう!外に出たくないけど来たよ~」と言われながらお一人の常連のおかあさんが出てきてくれました。「今日は私以外には誰も居ないのよ」と、お一人の利用でした。いつもの牛乳やヨーグルトなど買ってくれました。
芦北町女島仮設団地では、いつもは配達で利用されている組合員さんが来てくれました。「いつも買えない物が買えて嬉しい。」と、話されていました。ここでは地元の豆腐もとても人気です。仮設住宅のお部屋の縁側から商品をお届けしている、足の悪い女性の方、「日頃から健康に気を遣っています。グリーンコープさんのお陰で欲しい物が買えてとても有難いです。」と言ってくれました。またここの仮設団地に行く途中の道が一昨年の水害の時の土砂崩れでそのままになっている箇所があり、そこの工事が始まるようで、今月の11日から来月いっぱいまで通行止めとなるようです。ここを通れないとなれば、大きく遠回りしてこないとならなくなるので、迂回ルートの検索と時間調整が必要になってきます。
球磨村神瀬日当地区では、更に上流の当て対岸に位置する大岩という地区からお二人、初めての方が来られました。インフラ整備完了に伴い、仮設住宅を出て球磨村に戻ってきたので、大岩地区にも来て欲しいとの事でした。
四蔵では、「グリーンコープさんのところてん、以前食べた時とても美味しかった。お店で売っている物と全然違いますね。」また「鶏小間も先日買って美味しかった。」と嬉しいお言葉をいただきました。
蔀では、暑い中、4人の常連さんが日陰を見つけて、待っていてくださいました。皆さん今日も沢山のお刺身や、アイスクリームなど買ってくださいました。
今日は「暑い中ありがとう」や「気をつけて」といった気遣いのお言葉を沢山の箇所で頂いたような気がしました。

   


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2022年7月5日

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