ネット注文GCweb 組合員の方はこちら
G
C
W
e
b




  ログイン

連合会 商品おすすめ委員会の2022年度りんご博士・みかん博士養成講座<ハイブリッド開催>の報告です

 

2022年度りんご博士・みかん博士養成講座
<ハイブリッド開催>

2022年度りんご博士・みかん博士養成講座を開催しました。

日 時:2022年5月9日(月)
場 所:博多バスターミナル9F

会場参加者:りんご生産者・関係者   7名
      みかん生産者       7名
      組合員          29名
      農産部職員事務局     3名
      共同体組合員事務局    4名
      連合会ワーカーズ     3名
オンライン参加者:りんご生産者・JA職員  8名
         組合員          89名
主 催:連合会商品おすすめ委員会


連合会商品おすすめ委員会では、早期予約りんご・みかんの取り組みに向けて「りんご博士・みかん博士養成講座」を開催しています。今年度も生産者を講師に迎え、りんごとみかんの栽培、収穫、出荷までの様子と定期予約の大切さを学び、組合員からは昨年度の早期予約の取り組みを紹介しました。

 

昨年は季節外れの低温と遅霜により、産直りんごの産地は大きな被害を受けました。グリーンコープでは被害を受けられた産直生産者を応援し産直りんごの未来を守ろうと、支援カンパに取り組み、3月19日、長野県のりんご産地を組合員が訪問し、目録を贈りました。今回、岩手県と青森県の生産者に連合会商品おすすめ委員会金田委員長より目録を贈呈しました。

<りんご生産者のみなさん>

      

<生産者のお話>
りんごの花が咲く春は、受粉のためにミツバチを飛ばしたり、手作業で丁寧に行ないます。昨年の大雨ではハチが流されてしまいました。
また、りんごの色づきをよくするために、りんごの近くの葉を落としたり、「玉まわし」といって、日当たりがよくない面に日を当てるためにりんごを回してやる作業をしたりします。傾斜のきつい斜面での除草作業は大変です。
今年のりんごは小玉傾向ですが、今のところ順調に育っています。

 

 

<みかん生産者のみなさん>

      

<生産者のお話>
グリーンコープのみかん・中晩柑は、河内晩柑(一部落下防止剤使用)以外は、除草剤や環境ホルモン、発ガンの疑いのある農薬、腐敗防止剤、摘果剤を使用しません。また、だれが栽培しているかが分かります。
おいしいみかん・中晩柑を栽培するには肥料は重要で、化学肥料を排除した肥料を使っています。花が咲くと人の手で摘果作業を行ない、果実を大きくします。除草剤を使わないため、草刈作業も多く夏の時期はとても大変な作業です。
防除も最低限のものしか使用していないため、雨が多い日や気温が高いとみかんの病気や害虫も多くなってしまいます。

 

<質疑・応答の様子>

組合員から多くの質問が出され、生産者より丁寧に応答いただきました。

 

<単協からの報告>


コロナ禍で活動が制限される中、工夫をしてりんご・みかんの早期予約をアピールした様子が報告されました。

 

みんなでパチリ

 

アンケートより抜粋

・私たちの手元に安心・安全でおいしいりんごを届けてくださっている背景には生産者のみなさんの惜しみないりんごへの愛情と、作る過程でのこだわりがあることを知れて、さらに応援していきたい気持ちが膨らみました。

・遠く離れ生産者の方と交流が持てるのは素晴らしい取り組みだと思います。直接お話を聞くことで栽培の大変さ、苦労をより感じることができ、応援したいという気持ちも強くなります。今年はいつもよりもっと多目に注文し、いろいろなレシピを試してみたいと思います。

・夏の暑い中での摘果を手作業で丁寧にしていただいていることや、なるべく除草剤を使わないなど、頭が下がることばかりでした。みかんの出来によって廃棄する量がとても多いこともあると聞き、毎年、みかんが届き美味しくいただけていることに感謝でいっぱいです。

・生産者のみなさんが丹精込めて育てた安心・安全でおいしいみかん、中晩柑をこれからも食べ続けていくために、今日聞いたことを多くの組合員に伝え、みんなでしっかり利用していきたいです。

 

さいごに
今回は、会場で生産者からりんごの花を見せてもらったり、試食をしたりしながらお話を聞くことができ、顔の見える関係を実感することができました。会場に来られない組合員もオンラインで参加し、トータルで118名が生産者のお話を聞くことができました。除草剤や摘果剤などを使用しないので、暑い中での草取りや摘果といった手作業が大変で、毎年気候の影響があり、害虫も変わってきたりと多くのご苦労があってりんごとみかんが組合員に届けられていることが分かりました。また組合員からは、単協ごとに昨年度コロナ禍にあっても工夫をして利用普及の取り組みをした様子を報告しました。各単協で予約につなげる取り組みに活かしていきます。

2022年6月14日

TOPへ