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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(1月20日)

【1月20日(木)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)本日の片付け支援
人吉市五日町にあった老舗のお茶屋さん「五木園」の方からの依頼で、仮設団地にお住いのご高齢のお父さんが新居に引っ越しされるため、荷物の移動のお手伝いに参加しました。新しい新居はマンションの10階の一室でした。昨年末に解体された五木園は160年の歴史があり、その間建て増しを続けて広い敷地内にあったために、それなりに荷物も多く、狭い仮設団地の部屋には収納関係の物やソファーなど沢山ありました。結果的にパネルトラックで2往復、別に応援に駆けつけてくれていた軽トラックと五木園所有の軽貨物車1往復分で完了しました。一昨年の水害の後に奥様を亡くされており、仮設団地でも、ひとり住まいをされているお父さんですが、今のところは1日3食のご飯を慣れない手つきで作られているようですが、家族の方にとってもいろいろと心配があるようでした。仮設団地にいるときは、支え合いセンターの方がサロン活動等に積極的にお声掛けして頂いていたようですが、マンションへの引越しを終えた本日からはそれも無くなります。益々孤立してしまうのではないかと心配になります、とご家族の方も心配されているようでした。これまで住んでいた地域を離れてしまう事は、高齢者にとっても孤立に繋がりかねない問題が沢山あるのではないかと思いました。

 

(3)元気カーによる買い物支援
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は17名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区では、いつもの男性と途中でお会いしました。ダムの管理人をボランティアでされているとの事で、「今日はお金ないからまた来てね。」と言われました。
芦北町白石地区では、お二人買い物に来られ、先週の炊き出しの事をとても感謝されていました。
芦北町女島仮設団地では、家の中で車椅子で元気カーが来るのを待たれている93歳のおばあちゃんですが、先週、右手が上がらなくなった事や、商品を買い過ぎていないか心配になり、支え合いセンターに相談していました。そのおばあちゃんより、「先週は親戚が来たりで冷蔵庫には沢山入っていたが、いつも必要な物しか買っていないのよ。心配してくれてありがとう。」と言われました。右手も回復していたようで安心しました。
球磨村神瀬地区四蔵では、自宅と仮設団地を行き来しているおばあちゃんか買い物に来られ、「これからも宜しくね。」と言われ、元気カーが来るのを楽しみにされているようで嬉しく思いました。

  

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2022年1月25日

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