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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(1月15日)

【1月15日(土)】

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
芦北町白石地区で住民主催の炊き出しのお手伝いに参加しました。今回はコロナの感染拡大のさなかでもあり、参加者は少ないことが予想されましたが、楽しみにされている方もいらっしゃるため、決行することにしました。
白石のお母さん達の参加は5名ほどでやはり人数的には少し寂しかったですが、賑やかさはいつも通りでした。今回はバーベキューコンロを持ち込んで、炭火で焼いたホッケがメイン。白菜と鶏手羽元を塩麹でもんでそのまま火にかけてコトコト煮込んで白菜の水分だけで作るスープも添えての昼食となりました。今回はあまり手間のかからないメニューだったので、炭火を起こしている間におしるこを用意して食事より前にお茶タイムをとりました。
年末に体調をくずされて入院されていた区長さんも顔を出され、「まだ柔らかい物しか食べられない」と聞いていたのですが、しっかりおしるこをおかわりして召し上がり、ほっけもペロリと完食されていました。今日は、とても寒かったのでほっけに添える大根おろしにしようと持って行った大根が凍っていて皮がむきにくかったり、大根をおろしている間にどんどん手がかじかんできたりして交代しながらおろしました。
今日は炊き出し会場の目の前の道路を大型トラックが頻繁に行き来していましたが、通りに面したところでホッケを焼いていたので興味津々で見ながら通るドライバーさんも多かったです。参加人数こそは少なかったですが、みえている方たちは本当にこの場を楽しみにされている方たちのようで、話もはずみとても楽しい会になりました。ホッケはかなりたくさん焼いたのでみなさん、お持ち帰りで夜の晩酌のおともになったかと思います。

  

(3)写真洗浄の引き渡し
自宅の1階部分が水没し、被災した球磨村渡地区のお宅で写真の引き渡しを行いました。写真引き渡しには、グリーンコープ生協くまもとを代表して、高濱理事長にお願いしました。
写真洗浄は、GCくまもとの職員が行いました。しっかりと洗浄された写真を見られて、とても嬉しそうに、そして大変感謝されていました。
発災後に自宅の2階で避難生活をしていた方ですが、この一年半を振り返られ話をしてくれました。「当時は何をしていいか分からず途方に暮れていて、何もする気が起こらなかった。近所の方が片付けをしていると自分もしなきゃと思い、とりあえずやっていた。そんな時にグリーンコープさんと出会い、在宅避難生活をしている近所の方の分までお弁当の支給を毎日してくれて、とても前向きになったのを覚えています。グリーンコープさんには前に進む気力を与えてもらった。感謝してもしきれない。」と話してくれました。「今では自宅も再建し、今年一番下の娘も成人式を迎える事が出来ました。」と、とても明るい表情になっているのを見て、こちらも嬉しくなりました。

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2022年1月18日

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