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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(12月16日)

 

【12月16日(木)】

(1)稼働人数
人吉球磨youthpowerより1名、チーム延壽院より1名、一般ボランティアより1名、ワーカーズヒトハレより4名、GCくまもとより1名の合計8名でした。

(2)本日の片付け支援
昨年7月の豪雨災害の時、裏山の土砂崩れにより本堂が押し潰された芦北町の実照寺で、不要になった木材運びのお手伝いに参加してきました。ユースの代表の方が多良木のお坊さんで、その繋がりがあり、今回の作業に入る事となりました。水害後、すぐにお手伝いに行きたったのですが、道が通れなかったり、甚大な被害を受けた人吉に手が離せなくなったり、また遠方より沢山のお坊様達が支援されていた事もあり、今になってしまったとの事でした。また熊本市からも延寿院のお坊さんが軽トラックで駆けつけてくれたので、2台の軽トラックで運搬する事になりました。本堂を解体した時に出された木材はとても大きく、そのまま積み込む事が出来なかったので、細かく切断する事にしましたが、約80年前に建てられた本堂に使用されていた木材はケヤキやヒノキで作られたもので、とても太く、重たいものでした。持っていった電動丸鋸やノコギリでは、なかなか作業が進みませんでした。少し遅れて駆けつけてくださった延寿院のお坊さんが持参されたチェーンソーを使用したところ、そこからは作業がスムーズに進み、何とか2台の軽トラックに分載する事が出来ました。芦北町には災害ゴミの仮置き場が無いため、人吉市の仮置き場に運び廃棄作業まで終えることが出来ました。
実照寺の住職の方より、「うちもグリーンコープを利用させて頂いております。いつもお世話になっています。」と、奥様が組合員さんでした。解体されて建物自体はなくなっていて、違う場所に新しい本堂が建築中でしたが、もともと本堂が建っていた場所は、土砂災害のレッドゾーンに入っていた為に補助金も降りず、自費で解体までされたそうです。当然その場所には建物を建てることも出来ないとの事でした。木材が置かれていた場所がスッキリした事で、とても喜んでいただき、また感謝されている様子でした。ユースの代表の方も、やっとお役に立つことが出来た!と少しホッとされた様子でした。

  

(3)元気カーによる買い物支援
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。本日は17名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区では、いつも買い物される男性の方は「今日はいい」とパスされ、他の女性の方がお刺身を買われました。
芦北町白石地区では、今日はほとんどのお宅がお留守でした。区長さんの奥さんも「今日はよかー」とのことでした。
女島仮設団地では、初めて買い物される若い女性の方がみえ、牛乳、カフェミルク、ヨーグルトなどを買われました。いつもお部屋まで商品をお持ちする方に、予約いただいていた「旬のりんごジュース」をお届けしました。「楽しみにしてた」と言われ喜ばれました。時々遊びに来られる妹さんにあげたら「美味しい」と喜ばれたからと今日も惣菜もたくさん買われました。
球磨村神瀬地区永椎では、いつも利用されている男性の方より、「移動販売はいつまで来るの?」と聞かれ、「28日まで来てくれるなら助かる!」と言われました。惣菜やパンなどが欲しいそうです。
上原では、引っ越しを考えられていた方が「人吉であちこち見たけどいいとこがない」とのこと。息子さんが「買い物のときは迎えに行くよ」と言ってくれたので引っ越しは止めようと思うと話してくださいました。近所の男の子がおつかいで買い物に来てくれました。おつりでアイスを買いたかったようですがお金が足りず、おつかいだけになってしまい残念そうでした。
蔀では、今日もここだけで卵が7パック売れました。いつも刺身とアイスクリームを買われる男性の方が「こたつで食べるアイスクリームが最高!」と言われ、今日も2箱買われました。ノンカップめんのうどんが美味しいという方が、「友だちにも勧める」と余分にノンカップのうどんを買われました。ぎょうざを求められたのですが、今日は載せておらず、冷凍の焼き鳥をお勧めしたところ、つまみに試してみると買っていただけました。年内はあと1週間の元気カーですが、やはり28日も来てほしいという方は少なからずいらっしゃいます。できる限り対応していきたいと思います。

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2021年12月23日

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