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連合会 商品おすすめ委員会の「2021年度 有機農法すずらん会・訓子府有機農法研究会との交流会<オンライン開催>」の報告です

 

2021年度 有機農法すずらん会・訓子府有機農法研究会との交流会<オンライン開催>

日 時:2021年11月10日(水)10:30~11:30                           
主 催:連合会商品おすすめ委員会   
参加者:連合会商品おすすめ委員会メンバー 24名
    有機農法すずらん会 会長 中島さん
   (株)成田喜八郎商店 代表取締役 成田さん
              取締役 成田さん
              本部長 伊東さん
    リバーグリーン(株) 神武さん
               上野さん

 

グリーンコープではこれまで遠隔地の視察・交流として、産地に出向き視察・交流会を行なう取り組みや、産地から生産者に来訪いただいて委員会や単協で交流会を行なう取り組みを開催しています。有機農法すずらん会は1983年に、訓子府有機農法研究会は1986年に、ともにグリーンコープとの出会いがきっかけとなって結成された北海道の生産者グループで、西日本では生産できない時期の、バレイショ、玉ねぎ、人参などを出荷いただいています。
2021年度はオンライン開催にて、交流会を実施しました。

 

●有機農法すずらん会
出荷品目
メークイン、男爵、人参、かぼちゃ、長芋、にんにく、小豆
今年の作柄
バレイショが特に7月上旬の高温で全面的に不作。

人参も後半(7月上旬)に苗を植えた生産者の人参は、高温で日焼けし、枯れてしまい、全滅かと思ったが、何とか半分程度残り、品質がまあまあ良かったので、歩留まりがよくて助かりました。
長芋は、干ばつで生育を心配しましたが、大きく立派に育ち収量もあります。

 

●訓子府有機農法研究会
出荷品目
玉ねぎ、レッドオニオン、メロン(ギフト用)
今年の作柄
玉ねぎは全体的に小玉傾向。

 


生産者が描かれた土の中の長芋

 

視察・交流会を終えて
今年は高温のためにバレイショが不作であることや、干ばつで玉ねぎは小さいものが届く可能性が高いことなどを聞いて、気候の影響が作柄に大きく影響していることが分かりました。また、夏はマルチを張る作業を40℃~50℃になるハウスの中で行ない、冬は土の温度が下がり過ぎないように毛布の役割をするパオパオという布を張り、長芋は一年を通して大変な作業が続くというお話も聞き、手間と時間をかけて私たちのもとに農産物が届いていることが分かりました。
圃場からの映像をライブでつなげてお話してくださり、写真や動画でも様々な作業の様子を見せていただき、美味しい食べ方を教えてもらうなど、コロナ禍においても顔の見える関係を続けられていることを実感できた交流会になりました。

以上

2021年12月22日

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