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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(11月9日)

 【11月9日(火)】

(1)稼働人数
合計13名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
①球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の1箇所(水篠)で移動販売を行いました。
本日は 28名の方が買い物に来られました。
球磨村多目的広場仮設団地は、いなりずしのリクエストがあったので上新町にあるお店の「いなり寿司」を持って行ったところ大変好評でした。常連の方が14日に名古屋に引っ越されるとのことで「今までほんとにありがとうね」と言われました。名古屋には以前住んでいたこともあるのであまり不安はないと言いつつも「こっちが暮らしやすかけどねー」と寂しそうにされていました。
さくらドーム仮設団地では、先週の朝市で残った野菜を格安で販売したところ好評でよく売れました。とくにさつまいもが喜ばれました。グランドゴルフをされていた方たちがお昼ごはんを買いにみえて、海鮮丼を5つご希望されましたが、2つしかなかったので惣菜を組み合わせて5人分のお昼ごはんを購入されました。
グラウンド仮設団地では、いつも刺身を購入される方より「カンパチをもう少し厚く切ってほしい」とご要望がありましたので、仕入れている魚屋さんに伝え、対応してもらえることになりました。ここでも「人吉の孫から一緒に住もうと言われているけど、仮設のほうが気楽だし、人が多くて寂しくないから、いられる間はここにいようと思う」と言われる方がおられました。仮設での暮らしに馴染み、そこでの楽しさを見つけて暮らされている方も少なくないことを感じます。
球磨村渡地区境目では、豚の味噌漬けのご予約がありました。
立野では、ご注文のあった塩5キロをお届けしたら「漬物を漬けなんけんね!」と嬉しそうに買われました。ここでも豚の味噌漬けの注文がありました。
糸原では、ようやく仮の橋が完成していました。本橋ができるまではあと3年位かかるとのことです。
水篠では、常連の一人暮らしの女性より刺身、パン、惣菜を買われた際に「ジャムのふたを開けられないから開けてほしい」と頼まれました。引き受けたのはよいのですが、なかなか開かず苦戦しました。なんとか開けることができました。
人吉市下原田第二仮設団地では、ご予約のあった商品を購入されました。
第一仮設団地では、ラーメン、べっこう飴、いなり寿司などを購入されました。
本日はかなり寒い中でしたが、28名のご利用がありました。火曜日コースはたくさんのご利用をいただいています。

  

(3)その他
第33回工業高校生徒発表会に参加される球磨工業高校の生徒6名、同教員2名の引率ドライバーとして参加しました。
球磨工業高校の生徒達は、10月3日まで地域のための物資や地域災害支援の拠点となっていた「西瀬災害支援ステーション」で、子ども達が遊ぶための遊具作りや、機材制作において、持ち前の技術力の高さで、ここに集まる子ども達にも喜ばれてきました。またその他地域の災害支援としての作業の場面においても、その若さゆえの機動力で、存分に力量を発揮し、支援活動にも貢献されてきました。
毎年この時期に開催される今大会ですが、今回も熊本県内の工業高校10校が参加することになっています。
昨年は同高の土木科の生徒が地域の防災についての研究発表で優勝をしています。
今年は機械科の生徒による、「復興まちづくり〜『ものづくりは人助け』災害支援ステーションの環境整備〜」のテーマで発表会に臨みます。今回、これまでの活動を通して、球磨工業高校の生徒には、延べ約80名の生徒と先生にお世話になってきました。コロナ禍でボランティアの人数が全く確保できない時期にも、授業時間を使って参加してくれました。その中にはもちろん、被災した生徒もいます。主任の先生は「生徒達の持つ技術を活かせる機会や持っているパワーをこういう形で地域に還元できることは、生徒達にとっても本当に良い経験。何より、学校や保護者以外の沢山の大人と関わる事ができたのがとても良かった」と言われていました。
今回、引率ドライバーとして要請を受けましたが、同じ現場で何度も携わらせていただいた者として、少しでも恩返しが出来ればとの思いで要請をお受けする事にしました。本日は発表会の会場である熊本大学内で、明日の本番に向けてのリハーサルを行いました。生徒達もやる気十分ですので、明日の大会、是非頑張ってもらいたいと思います。


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2021年11月12日

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