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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(11月2日)

 【11月2日(火)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)元気カーによる買い物支援
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の1箇所(水篠)で移動販売を行いました。
本日は 31名の方が買い物に来られました。
球磨村多目的広場仮設団地は、「あの人もこの人も引っ越さしたもんね。あんたもおらんごとなったらさびしかー」と、仮設を出ていく人が増えていることを寂しがっている方がおられました。仮設を出ても行くところのあてがない方は、だんだん不安と寂しさが大きくなられるようです。プリンと海鮮丼のご予約がありました。
さくらドーム仮設団地では、最近、毎週ご利用されるようになった男性の方が、「自分は中園に住んどったけど、もうあのへんはほとんどなんもなくなった」と言われ、「球磨村の奥の方は店もなんもなかけん、あんたたちに行ってもらってるのはみんな助かっとるよ」と労ってくださいました。ここでも海鮮丼3つ、ご予約がありました。
グラウンド仮設団地では、ついた時にはすでに5人の方がおしゃべりしながら待たれていました。元気カーがつくとすぐに刺身や惣菜に集まられ、「私も刺身ー!」「早よこんとなくなるよ!」と賑やかでした。いなり寿司、カンパチの刺身、カステラ、そしてここでも海鮮丼の予約が入りました。
球磨村渡地区境目では、一番奥の家の男性の方が、近々目の手術をされるとのことで、「来週は病院に行くので留守にしている」と予告されました。
立野では、いつもは二人の女性の方がお買い物されますが、今日はお一人がお出かけされているとのことでした。いらした方は自分の買い物の他に、出かけている方から頼まれていると言って、牛乳も購入されました。
糸原では、仮の橋の工事はかなり進んでいましたが、とても大がかりな工事になっており、「仮でもこんなにかかるなら本橋のときはどんなことになるのか」と住民の方が言われていました。「でももう何回も流された橋だから今度はしっかりしたものを作ってもらわないとね」とのことでした。
水篠では、いつも立ち寄る一人暮らしの女性の方が、惣菜、カフェミルク、パンなど購入されました。
金曜のルート変更に伴い、今日から球磨村の帰りに下原田仮設3か所を回ることになりました。
人吉市下原田第三仮設団地では、お菓子や惣菜を購入された女性の方が「ここで買い物するのは私だけよ」と教えてくださいました。
下原田第二仮設団地では、二人の方がお買い物されました。ご予約のあった海鮮丼をお届けすると、ウキウキされているようでした。
下原田第一仮設団地では、買うもののメモを持って出てみえた方がおられました。海鮮丼、惣菜、刺身などたくさん購入されました。巻き寿司やいなり寿司がお好きとのことでリクエストがありました。いなり寿司は球磨村の仮設でもご希望があったので、惣菜で作ってもらうか上新町にある昔からいなり寿司を作られているお店(新キープ&ショップ建設予定地の隣)で仕入れられるようなら、少し仕入れて持って行ってみようと思います。人吉では有名な店なので懐かしくて喜ばれる方もおられるかと思います。
今日から下原田仮設3か所も増え、そこでもご利用があったため、もともと多い火曜の利用者が今週はさらに増えました。

   

(3)その他
今月7日にグリーンコープ生協くまもと県南地域本部で行われる防災講話「どんぐりをうえよう」で、焼き芋を焼くそうで、その機材や土を県南地域本部のある県南センターまで運びました。焼き芋機械は以前、球磨工業高校の生徒さんが授業で作られたのを頂いたものです。また、土は、南陵高校の生徒さんが被災土と廃菌床土を混ぜ合わせてくれた物になります。7日は八代農業高校生も参加予定との事です。被災地支援、防災等、地元の高校生がこうやって関わってくれる事を嬉しく思います。7日は子ども達も沢山参加されるそうです。災害が起きてから、環境の事を考える方が増えました。1人1人が環境、防災について考えて、小さくてもいいので行動を起こしてくれたら、環境も変わっていくのではないかと思います。

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2021年11月5日

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