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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(10月12日)

 【10月12日(火)】

(1)稼働人数
合計7名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
球磨村渡地区にある3つの仮設団地4箇所、球磨郡錦町にある大王原仮設団地の合計5箇所で、カレーライスの炊き出しを行いました。今回キッチンカーを使用しました。日中は暑さが厳しいせいもあり、キッチンカーのルームエアコンを稼働させるために発電機を準備して行いました。「後であたためて食べる。」という方には、ご飯とルーを別容器に入れてお渡しし、すぐに食べるという方にはご飯にルーをかけてお渡ししました。「ご飯は家にあるから。」と言われ、ルーだけをお持ち帰りされる方も多かったです。コロナの影響もあり、最近は炊き出しの機会が減っていたようで、みなさんに喜ばれました。また、無料が当たり前だった時期とは違って「おいくらですか?」と尋ねる方もおられました。
午後には、球磨郡錦町にある大王原仮設にうかがいました。ここは普段は移動販売に回っていない場所ですが、球磨村の方達が住まわれています。告知も十分にはできていなかったのですが、午前中でカレーがかなり残り少なくなっていたので、ちょうどよい人数が集まったように思います。来られた方の中には、チラシを見て外に出て待っていた方もおられました。ここは、球磨村から離れているため、もともとあまりイベントなどが行われない仮設だとのことで、炊き出しも珍しいようで喜んでもらえたようです。また、ここでも無料の炊き出しに慣れていないのか「いくらですか?」と尋ねられました。錦町の国道219号に近い場所にある仮設なので買い物はそれほど不便ではないだろうと移動販売には回っていませんでしたが、徒歩圏内に店はないので、車のない方、高齢の方は不便なのかもしれないと感じました。

(3)その他
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の1箇所(水篠)で移動販売を行いました。
本日は 30名の方が買物に来られました。
球磨村多目的広場仮設団地では、8人もお客様がみえ、刺身があっという間に売れて、残り2パックになってしまいました。以前、りんごを購入された方から「りんごがおいしかったからまた買いたい。」と言われたり、毎週牛乳を購入される方から「ここの牛乳がおいしくて他のは飲めん。」と言われたり、グリーンコープ商品が支持されていることが感じられました。
さくらドーム仮設団地は、常連の女性の方だけのご利用のことも多い停車地ですが、今日は集会所でお花の教室があったそうで、そこからの流れでたくさんの方が買い物されました。ドームではグランドホッケーもされていて、とても賑やかでした。
グラウンド仮設団地では、いつも通りたくさんの利用者がみえました。刺身と海鮮丼はここで完売。カレーの炊き出しを利用された方に「ご飯炊いてなかったから助かるー!」と言われました。役場の方が訪問されていて、私達に渡のことを尋ねられました。「なかなか奥の方までは自分達が行けないので回っていただいていて助かります。」とのことでした。
球磨村渡地区境目では、いつも魚を買われる方から「骨なしの冷凍の魚を。」とのリクエストをいただきました。
立野では、仮設で炊き出しのカレーを召し上がったという方から「カレー、おいしかったよー。」と言われました。「以前買って美味しかったから。」とすご腕カレーも売れ、グリーンコープのカレーが大人気でした。
糸原では、常連の方がフリーズドライの豚汁を購入され、この日は汁物が完売しました。これからもう少し涼しくなってくれば汁物需要も増えそうなので在庫を増やしておきたいと思います。
今日は仮設ではカレーの炊き出しもあり、その効果もあったのか非常にご利用が多かったです。

   

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2021年10月14日

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