ネット注文GCweb 組合員の方はこちら
G
C
W
e
b




  ログイン

令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(10月9日)

 【10月9日(土)】

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
芦北町白石地区で住民主催の炊き出しのお手伝いに参加しました。
新型コロナウイルスまん延防止等重点措置が解除されたこともあり、3ヶ月ぶりの開催に、住民の皆さんも嬉しかった様子で、私達の到着を待っておられました。
本日の参加者は地元住民9名、スタッフ5名の合計14名でした。メニューは、ご飯、チキンカツ、海老フライ、つぼん汁、デザートにカップアイスを準備しました。
地元のお母さん達は、皆んなと作る久々の手料理に上機嫌で、具材の切り込みから揚げ物まで楽しんで作られている様子が伝わってきました。
ちょうど同じ時間帯に、人吉球磨の情報誌「どぅぎゃん」からの取材を受けていた区長さんも出てこられ、炊き出しの再開に感謝されていました。
食事会の中で、県や国の災害対策の話が話題となり、土地の嵩上げなのか、又は球磨川に高い堤防を設置するのか等、まだまだ揺れているようです。嵩上げになれば、設備の問題で豆腐店の方は、「新たな設備投資は金銭的に不可能だから、そのままの位置で営業していくしかない。取り残されてしまうが仕方ない。」と言われていました。
移動販売や炊き出しの場所を提供していただいている方のお宅のリフォームが完成し、お部屋を見せていただきましたが、部屋やキッチンからは綺麗な球磨川が見えていました。部屋の中を案内されながら、「やっと自分の思い通りの家にリフォームする事ができました。」と、大変ご満悦のようでした。この美しい球磨川も時に「暴れ川」と化することがありますが、やはりそこに住んでいる方にとって、球磨川の美しい景観は癒しの川でもあり、誇りでもあるようです。
堤防が高く設置されると当然球磨川も見えなくなる。それどころか、「牢獄と同じだ」と区長が例えて話されました。地区の中でも現実的に厳しい課題がまだまだ山積されているようで、住民の不安はまだまだ続いていくようです。
来月11月の炊き出しで「味噌作り」を提案したところ、とても楽しみにされていました。

     

令和2年7月豪雨災害支援一覧へ

※現地での災害支援のようすをインスタグラムでご報告しています。
ぜひフォローして応援してください!コチラ

2021年10月11日

TOPへ