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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(10月6日)

 【10月6日(水)】

(1)稼働人数
合計6名でした。

(2)片付け支援作業
人吉球磨準地区委員長が運営する西瀬災害支援ステーションで公費解体の下準備が始まりました。昨日までに建物の周りの清掃も終えていました。本日は外に設置してある倉庫内の必要な物を西間に運搬する作業、不必要な物を分別して後日廃棄するための準備を行いました。

 

(3)その他
人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地7箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、人吉城跡、梢山)で移動販売を行いました。
本日は 22名の方が買い物に来られました。
常連の方で賑わっていた村山あやめ公園仮設団地は、引っ越しされた方が多く、すっかり静かになりました。今日も、男性の方が一人みえて、「みんなおらんごとなったもんね。」となんだか申し訳なさそうに言われました。
村山公園仮設団地では、こちらも一時期よりは利用者は減っていますが、5人ほどみえました。上新町キープ&ショップの近所の方もお孫さんを連れてこられました。足の不自由な方がおられてその方が商品をお届けされるとのことで、今日は惣菜をたくさん購入されていました。
立山商店では、いつも通り、惣菜が大人気。とくに今日は菜っぱご飯が喜ばれていました。ここで惣菜がほぼ完売しました。
西間第一仮設団地で、たくさん買い物をされた方の商品を玄関までお届けしたら、玄関先で話し込まれました。95歳で一人暮らしとのことで話し相手が欲しいようで、毎週誰かが相手をしているとのこと。戦争の話など、なかなか聞けないような話までいきいきとされて、こういう方の話を子どもたちが聞ける機会があればいいな、と感じました。
西間第二仮設団地では、ほぼ毎週買い物される方が、今日も多く買い物をされました。一人暮らしにしては買いすぎではないのか、と不安になりますが、外に買い物に出ることがまったくできないため、すべての買い物を元気カーでされているとのこと。スタッフにあれこれ相談しながら翌週の予約もたくさんされていて、本当に元気カーを頼りにされていることが感じられました。いつもお惣菜やお菓子を家まで届けている方からは、今日は「仮設を出たあとどこに住むか。」という切実な悩みもお聞きしました。70代、80代の姉妹で100歳を超えるお母さんの介護をされているお宅で、こういう方達の悩みはかなり深刻だなと感じました。
石野公園仮設団地では、2人買い物にみえたあと、誰も出てくる様子がなくあきらめて片づけ始めたら、「昼寝してたー。」「今、帰ってきたー。」と2人の方が駆けつけられました。2人とも刺身用のホタテを購入され、来週用の冷凍品もご予約され、閉めかけた店を開けた甲斐がありました。
人吉城趾仮設団地では、移動図書館がきていて、元気カーを停める場所がなく、この1か月は出てこられる方もいないので今週は立ち寄りませんでした。
梢山仮設団地では、たくさん買い物をされた方が、仮設に越してきたころはほとんど歩けない状態だったのが、「毎日のウォーキングでここまで歩けるようになった!」とのことでした。毎日、仮設の周りを4000歩くらいは歩いているそうで、「朝が涼しくなったのでとても気持ちいい。」と言われていました。被災から仮設住まいと環境の変化にも負けず回復されたことに感服するばかりでした。引っ越しで買い物される方は減りつつありますが、残っている人達には必要とされているということだと思います。  

  

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2021年10月11日

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