令和2年7月豪雨（くまもと）の災害支援活動の報告です（9月24日）

 【9月24日（金）】

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)その他
球磨村一勝地3地区(友尻、宮園、池下)、大瀬地区、人吉市内の3つの仮設団地(下原田第一、下原田第二、下原田第三)で移動販売を行いました。
本日は13名の方が買い物に来られました。
球磨村一勝地地区友尻では、元気カーがついたとき、自治会長さんが外で待っておられました。「11分遅刻ー！」と言われてしまいましたが、心待ちにしてくださっているのが感じられました。「猪肉を食べるね？」と猪肉の塊を貰いました。球磨村で唯一の診療所の隣に仮設商店の工事が始まっていて、11月にはオープン予定で、「地元ば応援せなんけん商店ができたらそこで買わなんもんねー、気の毒だけど。」と言われました。「元気カーの商品を気に入ってくれる方がお一人でもいれば行きますので。」とお話ししたところ、「それだと助かります。」と言われました。
宮園では、「先週は人吉の眼科に行っとったー。久しぶりに買い物できた！」とヨーグルトを7つ購入された方がおられました。仲の良い方が亡くなられてから、このところ元気がないように見えましたが、少し元気そうな姿を見て安心しました。
池の下では、グリーンコープ生協くまもとの職員が久しぶりに利用者のお宅を巡回しました。久しぶりにお会いしたので、「あがっていかんねー。」と声をかけられる方もいて、復興作業のころからのご縁は繋がっているな、と感じられました。
人吉市下原田第三仮設団地では、先週フィナンシェをおすすめした方が「先週のすすめてもらったお菓子おいしかったー！」と言われ、今日は厚切りポテトチップスを「だんな様に食べさせる。」と購入されました。「夫婦仲よいですね。」と声をかけると「仮設は狭くて逃げ場ないけん、仲良くしとかんとね。」とのことでした。
下原田第二仮設団地では、刺身が早く売り切れてしまっていたので、「刺身がほしかったー。」と残念がられました。
下原田第一仮設団地では、「さっき買い物に行ったとよー。」と言われ、「冷蔵庫に入る分だけ。」と牛乳、チョコレート、アイスクリームを購入されました。「来週は豆腐買うけんね。」と言われました。
金曜は販売場所も少なく、利用される方も少ないのですが、固定客がついていて、毎週、牛乳やヨーグルト、他様々なご予約をいただきます。最後に追加したコースですが、地域の方たちとの関係も出来上がってきていることを感じます。それだけに友尻の仮設商店が開店すれば、利用される方が少なくなるかもというのは残念ですが、地域の生活基盤が整い、活性化していく事は良い事なので、今後もなんらかの形で関係を繋いでいければと思います。

　　　　　　　　　　　

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