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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(9月21日)

 【9月21日(火)】

(1)稼働人数
合計53名でした。

(2)本日の片付支援
人吉球磨準地区委員長が運営する、西瀬災害支援ステーションで、来月の公費解体に向けての準備を行いました。
今日は午前中から、球磨工業高校の先生5名、同生徒40名(午前中20名、午後20名)が授業の一環として、お手伝いに参加してくれました。午前中は敷地内の草取り、午後からはステーション内1階と2階にある不用品類出しとその分別、単管パイプで作った子ども向けの遊具の解体等をしていただきました。パワフルな高校生の大人数での作業でしたので、予想以上に捗りました。2階の各部屋の建具や、畳の廃棄まで進みました。来週も2日間、お手伝いに参加出来るとの事でしたので、次回から、温泉町で被災し今週よりリフォームが始まるお宅の敷地内で泥出し作業をお願いしたいと思います。また時間の余裕があれば、ステーションのサッシ類の取り外し等もお願い出来ればと思います。

  

(3)その他
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の1箇所(水篠)で移動販売を行いました。
本日は 23名の方が買い物に来られました。
球磨村多目的広場仮設団地で、今日は5人の方が買い物されました。常連の方が「娘がいろいろ買い物して届けてはくれるけど、ちょっとしたものを自分で買えるのがよか!来てもらえて助かっている。」と言われていました。
さくらドーム仮設団地では、いつも買い物をされて、たくさんお話をされる女性の方が、「栗の仕事が終わった。」と言われ、「ほんとならこの後は稲の準備をする時期ばってん、田んぼが水害でダメになってしまっとるけん。」と寂しそうでした。「孫にも米ば送ってやりたかけどできんけん、買って食べなんとが不便かねー。」とのことでした。米を買って食べるというたいていの人にとっては当たり前のことも、農家をされていて自分の食べるものは自分で作られていた人にとっては「不便」なのかと改めて知ることができました。
グラウンド仮設団地で、いつもよりも少ない6人の方が来られました。買いにみえた方も「今日はなんかあってるのかね。」と不思議がっておられました。
球磨村渡地区境目では、「道路工事しよるけん昼頃に来られるかと思ってたー。」と言われましたが、いつも通りお買い物されました。
立野では、いつも「お弁当のおかずを。」と買われる方に、お弁当向けの商品をいろいろと揃えて行ったところ、たくさん購入されました。常連の方が、ひと通り買い物された後、「これだけかな?」と聞かれたので「豆腐は?」と提案すると「そうだった!豆腐もだった!これでいつものが揃った。」と喜ばれました。
糸原では、「道路工事が始まったけん、自由に外出できんで不便かー。」とこぼされていましたが、「道がきれいになるためだけん、いっときは辛抱せなんね。」と言われていました。今回の工事の影響を一番受けている地区なので切実そうでしたが、工事が完成したときのメリットも一番大きい地区なので、一時的には不便でも待望の工事でもあるようでした。
午後に回っている渡地区の方達からは、口々に「工事期間は来ないと思ってた。」と言われましたが、「通行可能時間をうまく使って来ますよ!」とお伝えすると「よかった!助かる!」と言われました。工事期間は住民の方も自由に出て行けないだけに移動販売が来るなら頼りたいという面が増えることも考えられます。しっかり品揃えをして来週からも回りたいと思います。

     

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2021年9月27日

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