令和2年7月豪雨（くまもと）の災害支援活動の報告です（9月15日）

 【9月15日（水）】

(1)稼働人数
合計7名でした。

(2)その他
人吉市内2地域、人吉市内の仮設団地７箇所(村山あやめ、村山公園、西間第一、西間第二、石野公園、人吉城跡、梢山)で移動販売を行いました。
本日は23名の方が買い物に来られました。
村山あやめ公園仮設団地では、毎週シルバーカーを押して買い物に来られていた高齢女性から、「元気カーまで歩いて行くのが辛いので部屋まで来てほしい。」と先週頼まれていたので伺ってみました。お惣菜、お刺身、お豆腐などお持ちすると、「お惣菜が美味しそうでどれにしようか。」と、とても楽しそうに悩まれていました。今まで腰の曲がった状態で、やっと見える高さのものを選んでおられたんだということに気づかされました。「来週もまた顔出してちょうだいね。」と笑顔で見送っていただきました。
西間第一仮設団地では、毎週利用される高齢女性が、「自宅で生活できていた頃からすると体力が落ち、膝、腰が痛い。」と嘆かれていました。そうおっしゃりながらも「健康のためにヨーグルト。好きなものを食べると楽しい気分になるから。」とお菓子、アイスクリームなど購入されました。運動不足になりがちな仮設での生活で楽しく身体を動かす何かを見つけていただきたいものです。
梢山仮設団地では、一人暮らしのはずなのにお買い物されるお惣菜やお刺身の量が増えた高齢女性の方がいます。お話を聞いてみると、最近息子さんがUターンして帰って来られ、一緒に暮らすようになったとのこと。「息子さんに。」とお惣菜、お刺身を購入され、家族が増える為、「20日に部屋数の多い棟に移るからまたよろしくお願いしますね。」と話されました。笑顔で手を振って見送ってくださり、こちらも笑顔で一日を終えた元気カーでした。

　　　

令和２年７月豪雨災害支援一覧へ

※現地での災害支援のようすをインスタグラムでご報告しています。
ぜひフォローして応援してください！⇒コチラ