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令和3年8月の豪雨災害支援報告(さが)です(9月15日)

グリーンコープ生協さがからの支援報告です。

9月15日

<武雄市災害支援>
9月15日(水)17時現在での避難所の状況は下記の通りです。
・北方公民館 8世帯 16人

北方公民館
下郷農協の飲むヨーグルト200mLを20本、リッチロール(2個入)を20個お届けしました。
本日支援したグリーンコープ生協ふくおか久留米南町店のお弁当は30食のうち12食でした。残り18食は、おもやいボランティアセンターで地域の被災者の方に届けていただきます。


北方公民館(久留米南町店のお弁当)
  
笑びす(笑美屋)
ホワイトヨーグルト21個、朝飯めかぶ15個、阿蘇の伏流水を使った絹豆腐15個をお届けしました。
ちょうど地域の被災者の方とお会いすることが出来ました。「日中はまだまだ暑いから、さっぱりするようなものが欲しい」と言われていましたので、飲料などについても支援していきたいと思います。


笑びす(笑美屋)(ホワイトヨーグルト、めかぶ、豆腐など)
 

お弁当の配食支援
本日(9月15日)から10月1日までの月曜日・水曜日・金曜日の週3回、在宅避難者の方へお弁当の配食支援が始まりました。

配食希望114世帯169食(水曜は113世帯168食)で、そのうちグリーンコープが行う配食は67世帯98食です。
 
配食初日ということもあり、4名体制(2台)で配達を行いました。お弁当と一緒に、フリーズドライのみそ汁や玉子スープ、もずくのお吸い物もお届けしました。ただお弁当を届けるだけでなく、被災者の方とのコミュニケーションを取ることも大切であるということを、出発前に配食を担当した職員で確認しました。


お弁当の配達
 
お弁当のお届け先で武雄市北方にお住まいのお一人暮らしの被災者のお宅は特にお困りになっているようでした。
なにかグリーンコープでも支援出来ることがないかと思い、そのお宅の様子を見せていただきました。これまで畳を外して床下を乾燥させるために工業用扇風機4台を24時間使い続けてきたそうです。これまでフル稼働の状態となってしまったことなどで、1ヶ月の電気代が5万円近くになってしまって経済的にとても困っておられました。その上、冷蔵庫や炊飯器の調子が悪く、うまくご飯が炊けなかったり、冷凍品が保存出来なくなったそうです。取り急ぎ、グリーンコープで出来る支援として、ちゃんとご飯が食べられるように炊飯器と、冷凍品も保存出来るよう冷蔵庫を支援したいと思います。
また、今日は天気が良かったので大工さんに手伝ってもらって布団を干していたそうですが、取り込んで2階に運べなくなっていると言われましたのでお手伝いしました。
食料物資についても支援できるものをお届けしたいと思います。


武雄市在宅被災者のお宅


床下乾燥のための扇風機


被災されたキッチン


片付けのお手伝い
    
事前に配達場所を確認していたこともあり、配送車両2台(4名)を使って約2時間でお届けできました。
配達したお弁当はグリーンコープ生協ふくおかの上官店(大牟田市)と武雄市内のスーパーのお弁当でした。


グリーンコープ上官店のお弁当


スーパーのお弁当
   

<大町町災害支援>
大町町避難所運営会議に参加しました。
9月15日(月)8時現在の避難所の状況は下記の通りです。
・美郷(保健福祉センター) 12世帯 23人

台風14号が週末にかけて接近する見込みのため、明日(9月16日)に大町公民館が自主避難所として開設され、食料や寝具などは避難者自身で用意して頂くということでした。

美郷(保健福祉センター)、大町公民館
リッチロール(2個入)40個、甘夏みかん缶20個をお届けしました。
美郷(保健福祉センター)の避難所は、色々なボランティア団体や企業からの支援もあり、食料物資は十分に確保できているそうです。


美郷(リッチロール)
 
ボンド&ジャスティスさんへ食材支援
大町公民館で、ボンド&ジャスティスさんが炊き出しをされています。本日は、美郷(保健福祉センター)の避難所に25食、恵比須地区に80食のお弁当を炊き出しされました。
産直たまご20パック、産直大根20本、なめこ30個、ぶなしめじ20個、若鶏ささみ缶20個、産直豚モモスライス30パック、産直若鶏もも20パック、産直牛ローススライス20パックを支援しました。

 
下潟公民館、中島公民館、大黒地区
下郷農協の飲むヨーグルト200mLを30本、朝飯めかぶ30個、阿蘇の伏流水を使った絹豆腐30個、ビビンバ炒飯20個、梅しそピラフ20個をお届けしました。ビビンバ炒飯と梅しそピラフはレンジで温めるだけで食べられるので、なかなか料理をする元気がないという被災者の方に食べて頂けたらと思っています。
中島公民館ではピースボート災害ボランティア(PBV)の方にも支援物資のお届けを手伝って頂いています。


中島公民館(PBVさんからのお手伝い)
  
 
大町町の在宅被災者で気になる家庭としてリストアップされていたお一人暮らしの組合員さんのお宅を訪問しました。一昨年の水害でも被災され、グリーンコープで支援をしてきた方ですが、今回もまた被災されており買い物や食事にも困っておられているというご様子でした。被災後2週間程は他県にお住まいのご子息が自宅の片付けに来られていましたが、今はコロナの影響で他県ナンバーの車では帰りづらいということで、片付けの手伝いに帰って来られていないそうです。自宅を乾燥させるためには窓や扉などをすべて開放しなくてはならず、外出をする場合は防犯のため窓や扉をすべて閉めないといけないので乾燥させることができないと言われました。そのため外出することが難しく、食事もコンビニのもので済ませることが多くなってしまっているそうです。また、移動は自転車を使われていたそうですが、被災後にケガをしてしまい自転車にも乗れない状況でした。そのため、どうしても引きこもりがちになってしまって、会話する機会がとても少なくなっていると話されていました。
ご近所には他にも3軒組合員宅がありますので、皆さん自宅の片付けや乾燥はありますが少しでもコミュニケーションが取れるように、明日から武雄市内のお弁当屋さんで昼食を購入しお届けすることにしました。皆さん「とっても助かります!」と喜ばれていました。
まずは3軒(5食)のお宅にお弁当の支援を予定していますが、あと1軒の方についても訪問し相談したいと考えています。


被災された大町町の組合員宅

2021年9月20日

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