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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(9月7日)

 【9月7日(火)】

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)本日の片付支援
人吉市五日町の「お茶の五木園」の解体前の準備のお手伝いに入りました。大きな物は先日、廃棄したり運び出したりしたので、今回は小さな物を運び出し、分別したりしました。捨てるのを迷われたりする物が中にはありましたが、仮設住宅は狭いので置き場所もないだろうという事で、まだ使える物も沢山廃棄されました。本当に、大きな工場とお店兼ご自宅だったので、本当は大事に残しておきたいものも沢山あったと思います。それを保管しておく場所もなく、今のタイミングで廃棄しなければならないというのも、本当に辛い事だなと思いました。公費解体の事前準備で色々な物を捨てなければなりません。トラックがない被災者の方はとても大変そうです。また、依頼があればお手伝いに伺いたいと思います。


(3)その他
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の1箇所(水篠)で移動販売を行いました。
本日は27名の方が買い物に来られました。
球磨村さくらドーム仮設団地では、ドームの目の前のお部屋に住まわれている足の不自由な女性の方が、今日もたくさん購入されました。最近は週に一度のおしゃべりをとても楽しみにされているようで今日もたくさんお話しされました。栗の皮むきの仕事をされているようで、「手も足も痛かー。」とこぼされていましたが、すでに90歳とのこと。よく頑張っておられます。栗のおすそ分けもいただきました。
毎週、惣菜を購入されていて「鶏肉の惣菜を。」とリクエストいただいていた方のお宅が空き家になっていました。家を建てていると聞いていたので完成して引っ越されたようです。
グラウンド仮設団地で、先週ご自宅までうかがった方は、先週よりは体調も回復されていたように見えましたが、ご本人は「体調はよくないです。」とおっしゃってあまり元気はありませんでした。
球磨村渡地区境目では、一番奥の家の方からご自宅で栽培された「みょうが」をいただきました。「いつもよくしてもらっとるけん。」と言われ、「『しょんしょん』につけて食べるとおいしかばってん、今はあんまり『しょんしょん』売っとらんもんね。」と懐かしい商品名も出てきました。
糸原では、道端の日陰にいつものお二人が座っておしゃべりしながら待っておられました。今日は、久しぶりにもう一人の方もみえて、一人が購入されるとつられて他の方もと、3人で楽しそうにお買い物されていました。
水篠では、買い物をされた一人暮らしの方から「毎週、月木はデイサービスに行っている。」というお話をうかがいました。「やっぱり人と話すと気持ちが晴れるもんね。」と言われ、週に一度の移動販売にもそういう効果があるのかな、と感じました。

私達が移動販売で回っているところには一人暮らしの高齢者の方が多いので、ただ必要な商品を届けるだけではない存在になっていきたいと思いました。
このところ野菜が高騰しているので、何ヶ所かでキャベツの注文をいただきました。最近は青果は欠品が多いのでどこかで調達することも考えなればならないと思います。

     

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2021年9月13日

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