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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(9月2日)

 【9月2日(木)】

(1)稼働人数
合計9名でした。

(2)本日の片付け支援
①人吉市五日町の「お茶の五木園」の引っ越しの手伝いと不用品の廃棄を行いました。お仏壇の移動がありましたが、「いよいよ、ここを離れないといけないね。」と亡くなられたお母さんに話しかけられ、とても寂しそうでした。廃棄する家財も立派な物で、「できれば誰かに使ってもらいたいけど。」とおっしゃっていましたが、貰い手がないので廃棄となりました。作業自体は簡単でしたが、一つ一つがとても想いが強いもので、解体に向けての準備は被災された方にとってとても辛いものだと改めて感じました。
②人吉球磨準地区委員長が運営している、西瀬災害支援ステーションとして使用している家の解体前準備を行いました。2階には住人の方の荷物がまだ残されていますが、まずはそこに集められた不必要な物から廃棄することにしました。軽トラックで3台分を廃棄しに行きました。


(3)その他
①芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。先週の長雨から一転し、蒸し暑い1日となりました。
本日は18名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区で、常連の男性の方は、鮎釣りをされるそうですが、「今年は鮎がすごく少ない。」と嘆かれていました。鵜飼いをされていた方が亡くなり、鵜が自然に放たれてしまったせいで、遡上する鮎を食べてしまうことで鮎が減った、とのことで、「毎年の楽しみだったのに。」としきりにつぶやかれていました。
芦北町白石地区では、久しぶりにたくさんの人が来られました。久しぶりにお顔を見ることができた方もおられて嬉しかったです。「そろそろ炊き出し再開できるかなー、再来週くらいにはできるといいねー。」と楽しみにされているようでした。
芦北町女島仮設団地では、「ばあちゃんがそうめん好きだけん。ゆでたそうめんはないか。」と聞かれました。今はコンビニなどでもゆでたそうめんを扱っているので、ゆでた状態のものがほしい方もいるようです。「孫が好きだから。」とカフェミルクを購入された方がおられました。移動販売を通じて、カフェミルクの人気が高まっている感じがします。
球磨村神瀬地区上原では、いつも元気カーを停めているところの隣の家が解体され更地になっていて、少し寂しい感じがしました。初めて買い物にみえた方がいて、ヨーグルト、パン、アイスクリームなど購入されました。
蔀では、かなり雨がひどくなっていましたが、いつものメンバーが雨の中待っておられました。男性の方は今日も刺身、惣菜、アイスクリームなどたくさん購入されました。
木曜コースは一番多いところでも4人とあまり来客数は多くないのですが、沢山買い物される傾向にあり、元気カーを頼りにされていることを感じます。

  

②球磨村神瀬地区で、災害の復興支援を行っている作業の方向けに、神瀬地区にあるお寺「神照寺」にアイスクリームを持って行きました。まだまだ暑い日が続きそうなので、お寺の方からは大変喜ばれました。

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2021年9月3日

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