令和2年7月豪雨（くまもと）の災害支援活動の報告です（8月13日）

 【8月13日（金）】

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)その他
球磨村一勝地3地区(友尻、宮園、池下)、大瀬地区、人吉市内の3つの仮設団地(下原田第一、下原田第二、下原田第三)で移動販売を行いました。
本日は13名の方が買い物に来られました。
球磨村一勝地地区友尻では、区長のご夫婦が来られました。水曜日から降り続く長雨ですぐそばを流れる球磨川の水位がかなり上昇していたので、とても心配されていました。
宮園では、元気カーを停車する家から、初めて見る方が3名ほど出て来られ、お買い物をされました。このお宅の高齢女性の姿が見えなかったので、お聞きしてみると、ほんの数日前に亡くなられたそうです。持病もなくとても元気で、先週もヨーグルト他のリクエストを頂いたばかりでした。いつも移動販売の時にここの高齢女性宅でお茶を飲みながら元気カーを待っておられた女性の方は、とても悲しそうな表情で、「お茶する所がまた無くなった。先週まで普通に元気だったのに何故か分からない。」とうっすら目に涙を浮かべながら話されていました。球磨村も高齢者の一人暮らしが多い地域です。元気カー運行時の見守り活動としては、一層身を引き締めて行かなければならないと思いました。
球磨村大瀬地区に入ると、雨足が激しさを増してきました。そんな大雨の中、音楽が聞こえたのか、一人の女性の方が走って来られ、「他の商品もいろいろ見たいけど雨が酷いから、とりあえず牛乳を2本下さい。」と言われました。牛乳だけはグリーンコープのを、と思われている事に嬉しくなりました。
人吉市内にもどり、西間第3仮設団地では、たまに利用される方に加え、若いお母さんと、そのお子さんが3名来られ、惣菜やアイスクリーム等購入されました。お盆休みとお子さんの夏休みが重なって、初めて来られる方もいるようです。

　　

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