令和2年7月豪雨（くまもと）の災害支援活動の報告です（8月12日）

 【8月12日（木）】

(1)稼働人数
合計3名でした。

(2)その他
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は 14名の方が買物にこられました。
昨日から降り続く長雨の影響で、球磨村は警戒レベル4となっていました。どこまで運行可能なのか分からない様子でしたので、スタッフの出勤を中止し、職員1名で様子を見ながらの運行となりました。調理班に総数を減らして惣菜の製造をお願いしました。魚屋さんの仕入れの数も減らしました。
球磨村松本地区に着くと、「今日は違う地区からお知り合いの家に避難してきた。」と、初めての方が見えました。どんな商品があるのか興味深く見られた後、惣菜やヨーグルトを購入されました。あと、いつもの男性の方は見えませんでしたが、代わりに奥様が来られ、お買い物されました。
芦北町白石地区では、白石豆腐店で豆腐と揚げを仕入れ、販売場所に行きましたが、本日は車も人気も無く、どなたもお見えになりませんでした。
芦北町女島仮設団地では、雨が強く降ってきた為、車椅子の男性の家に、その方が購入されそうな商品をいくつか持って訪問することにしました。この雨の中来た事に感謝されていました。家の中で車椅子で過ごされている高齢女性のところにリクエスト頂いた商品を持って行ったところ、「昨日漬けたから、どうぞ食べて。」とお漬物をいただきました。「今日は酷い雨だから来られないかと思っていた。本当に助かりました。」と何度もお礼を言われました。今日はこのお二人の為だけでも運行しようと決めていたので、お会い出来て良かったと思いました。
球磨村神瀬地区に入り、日当まで支流を登ると、いつもの方の家に車が無かったので、電話したところ、避難所に避難されている、との事でした。
永椎では、男性の方が家の前の車の中で避難されていました。道路が寸断されたら食べ物が無くなるからと心配されている様子で、惣菜とおはぎを沢山購入されました。
四蔵と松野でも、避難されているようで、どなたも居られませんでした。
上原では、またも雨足が強くなってきたので、停車場所を小分けにし、一番上の方の家の近くに停めたところ、初めて見る近所の家の方とお子さんが数名で出てこられ、アイスクリームやお刺身、ジュースなど購入されました。
最後の蔀地区では、いつも5名程来られますが、今日は常連の男性お一人だけが来られました。「おそらく皆さん移動販売は来ないと思ってますよ。」とその男性が言われましたので、いつも押し車を押して来られる、足の不自由な高齢女性がいる家の前まで車を回すことにしました。家を訪問すると、「耳が遠くて元気カーの音楽が聞こえないから、いつもは大体の時間に待っているが、今日は来ないと思っていた。」と言われました。
今日はいつもより少し時間が早かったようです。

　　　　

 

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