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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(7月8日)

 【7月8日(木)】

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
①人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性と、そのご両親へ夕食分のお弁当3個をお届けしました。
② 人吉市上薩摩瀬町で、みなし仮設住宅に仮住まいされている、ご夫婦にお弁当2個をお届けしました。

(3)その他
芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は 22名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区では、いつも買い物をされる男性の方が買い物に来られました。
芦北町白石地区では、区長の奥様が「工事が終わったから元の家に帰ってきた。」と元気な姿を見せてくださいました。「炊き出し、あさってよね!メニューはなんだっけ?」と楽しみにされているようでした。
芦北町女島仮設団地では、初めて買い物にみえた男性の方が、「なんかうまいものない?」と言われ、お惣菜を購入されました。いつもお部屋まで商品をお届けしている女性の方が、「自宅は床下浸水だったが、周りの家はほとんど解体になってしまい、この先自宅に帰っても隣近所がいなくて寂しい。」と、仮設を出てからの生活の不安を話されました。「もし、家に戻られる時は家まで元気カーで行きますね。」と言うと、「そうしていただくととても助かります。」と言われていました。
球磨村神瀬地区日当では、こちらでも「川沿いの家はほとんど戻ってこない。子どもたちも一勝地に引っ越してしまった。」と、寂しさを語られました。被災から1年が過ぎて、一時的な避難ではなく転居を決められる方も増えてきて、より深い寂しさを感じられているようでした。
永椎では、道の真ん中でいきなり大きな鹿に遭遇してビックリ!販売箇所に車を停めて、歩いて呼びに行ったところ、その方の家の庭から、さっきの鹿がまた、いきなり出てきて、あわや、ぶつかりそうになりました。球磨村は本当に野生動物と共生しているようです。
上原では、いつも買い物にみえる女性の方がいらっしゃらなかったので、少し心配になり、お宅を訪問してみたところ、お昼寝中でした。起きてこられたので、その方の家まで元気カーを移動したところ、アイスクリームやパンなどを購入されました。
蔀では、元気カーがついたころには雨が降っていましたが、カッパを着て、3人も待っておられました。惣菜やパン、アイスクリーム、お刺身などたくさん買い物もされました。元気カーが来るのを本当に心待ちにしてくれている現地の方から、逆に私達が元気をもらっています。

    

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2021年7月13日

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