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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(7月6日)

 【7月6日(火)】

(1)稼働人数
合計9名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
①人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性と、そのご両親へ夕食分のお弁当3個をお届けしました。
②人吉市上薩摩瀬町で、みなし仮設住宅に仮住まいされているご夫婦に、お昼のお弁当2個、夕飯の分のお弁当を2個、お届けしました。

(3)本日の片付支援
人吉球磨準地区委員長が運営する西瀬災害ボランティアステーションの敷地内に砂利を敷くまえの段階として、生えた雑草の除草作業を行いました。


(4)その他
球磨村渡地区にある仮設団地3箇所(多目的仮設団地、さくらドーム仮設団地、グラウンド仮設団地)と、渡地区の4箇所(境目、立野、糸原、水篠)で移動販売を行いました。
本日は 28名の方が買い物に来られました。
球磨村多目的広場仮設団地では、「いつもこの時間はおらんけん、人に頼んで買い物してもらっている。」という女性の方が、「今日は家にいたから。」と車が到着する前から広場入口あたりで待っておられました。久しぶりにご自分でされる元気カーでの買い物を楽しんでおられましたが、普段はあまりみえない方なので、車が新しくなったことには気づかれないようでした。しかし、その後に集まって来られた常連の方からも「車、新しくなったね!」といった声は聞かれず。しびれを切らしてこちらから、「車、新しくなったんですよ。」と声をかけると「あら、気づかんだった。」というなんとも拍子抜けな反応でした。これは、ここだけではなく他の停車地でも同様で、車が変わったことに気づいた方はほぼいらっしゃいませんでした。みなさん、ご自分の買い物だけに集中されていることがわかりました。新しい元気カーは、ドライ品が見やすくなったので、今までよりもドライ品の棚の方にも人がいたように感じました。
さくらドーム仮設団地では、今日、お持ちした格安のタオルケットが大人気でした。自分が買った後に、他の方を呼びに行かれた方もいたほどでした。
グラウンド仮設団地では、また、こちらでもタオルケットが一気に売れました。また、アイスクリームもかなりよく売れ、とくにネグロスバナナチョコアイスが2箱しかなかったので早い者勝ちで売り切れました。
球磨村渡地区境目で、一番奥に住んでおられるご夫婦のご主人は、畑仕事をされたりお元気そうに見えていたのですが、実は片方の目が見えていないということがわかりました。かなり前からその状態のようですが、とくに病院などには行っていないとのことです。他にも体のあちこちに不調はあるようですが、「病院に行くと病気を探されてしまうから。」と行かないようにされているとのこと。コロナのワクチンも接種されず、極力病院には行かれない主義のようです。週に一度ではありますが、変化がないか注意深く見守りたいと思います。
立野では、試食の冷やし白玉ぜんざいがとても喜ばれました。「前にもらったのもとてもおいしかった!」と言われました。
糸原では、常連の方たちのうち一人しか来られませんでした。「橋の向こう側の地区の方たちは、もう家に戻れる状態だけれど、子どもの都合などからなかなか帰ってこれない。」とのことでした。
今日は、新元気カーのデビューでしたが、思ったほどの反応はなく、ちょっと寂しかったですが、つまりそれだけ移動販売はみなさんにとっては日常なのだと改めて感じました。そんな中でも、「車が新しくなったんですよ。」とお知らせしたところ、「あんた達が頑張っとるけんたい。」と労ってくださった利用者もおられ、ありがたかったです。

     

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2021年7月7日

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