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令和2年7月豪雨(くまもと)の災害支援活動の報告です(6月17日)

 【6月17日(木)】

(1)稼働人数
合計5名でした。

(2)昼食、夕食の配布、地域での炊き出し
人吉市下林町の自宅で在宅避難されている女性と、そのご両親へ夕食分のお弁当3個をお届けしました。

(3)その他
① 芦北町白石地区、芦北町女島仮設団地、球磨村神瀬地区7箇所(日当、永椎、四蔵、松野、上原、蔀、松本)で地域の見守り活動を含む移動販売を行いました。
本日は 18名の方が買い物に来られました。
球磨村松本地区では、ソーセージをよく購入される男性が、今日も買い物をされました。話好きな方で、今日も高齢者狙いの詐欺の話をされていました。自宅の電話にはそのような怪しい電話が多いそうです。気をつけてもらいたいと思います。
芦北町白石地区では、炊き出しでお世話になっている方がみえました。「今日は私しかおらんよー。」と申し訳なさそうにおっしゃって、買い物をされました。今から一緒にお昼を食べる方の分、ということで惣菜を8パックも購入されました。この方は今日、第一回のコロナワクチン接種ということでした。
芦北町女島仮設団地では、いつもお部屋の前まで商品をお持ちしている女性の方は、先日ご要望のあった大きめサイズの夏物衣料を先週お届けしたことをとても喜ばれました。今日も「これ、いただいたやつよ!」と教えてくださり、嬉しそうでした。また車椅子の男性も今日はとても機嫌よくたくさん買い物をされました。食べ物の好き嫌いが多く、あれもこれも食べられないと言いつつ、お惣菜も購入されました。近所のお子さんにあげるためのお菓子やアイスクリームもたくさん購入され、仮住まいなりの楽しみを見つけておられるようでした。
球磨村に戻り、神瀬日当地区では、きれいな薔薇を育てておられる女性の方は、今日も鹿や猿の被害を訴えてみえました。「気に入らんものは食べらっさん。匂いが気に入らないと食べないからマリーゴールドは残してた。」と鹿の生態について教えてくださいました。
球磨村神瀬地区上原は、神瀬コースの中では一番人が集まってくる場所で、今日も5人の方が来られました。楽しそうに買い物をされ、買い物を終えてからもそれぞれに近況報告や情報交換など、話が弾んでいるようでした。元気カーが週に一度の交流の場になっているようで嬉しく感じました。
球磨村蔀地区では、常連の男性がみえて「今日はこのへんの人みんな出かけてる。俺しかおらんよ。」と言って、惣菜や刺身、牛乳などたくさん買い物をされました。とてもお話好きな方で、芦北町白石地区と球磨村は昔から縁が深いという話を、アイスクリームを購入されていたので溶けないかと心配になるほど語っていかれました。
球磨村の方とお会いすると、昔はこうだったという話がよく出ます。それだけみんなが、この先どうなっていくのか不安で、変わってしまった町の姿に心を傷めておられるのだと思います。私たちには大きなことをする力はないですが、話したいと思われている方のお話に耳を傾けることだけは続けていきたいと改めて思いました。
②球磨村神瀬地区で家屋の作業を行っている団体への後方支援として、お茶、野菜ジュース、アイスクリームを神瀬地区の避難所に指定されている神瀬保育園に納品しました。

    

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2021年6月21日

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